CP+プロ向け動画セミナー 2018

ビデオグラファーのトップランナーが教える、未来を生き抜く映像機材選び

解説:鈴木佑介(ビデオグラファー)

映像機器はめざましく進化し、動画を発表する機会も多様になった現在、どんな機材で制作に臨めばいいのか。長く映像制作を中心に活動してきたビデオグラファーの鈴木佑介氏が、これまでの経験を踏まえながら、未来まで見据えた実践的な機材選びについて語った。

動画の世界で生き残るためには

img_event_cpplus2018_suzuk_35.jpgビデオグラファーの鈴木佑介氏

「プロ」向けの動画セミナーということで、 これから動画の世界でご飯を食べていくために何を考えてえていけばいいのか、私自身もそれを考えなければいけない1人として、未来をイメージしながら、そのポイントを皆さんとシェアするようなイメージで話をしていこうと思います。

まずは簡単な自己紹介をさせていただきます。私は現在は映像制作を中心に活動しています。もともとは日本大学芸術学部で演技を専攻していましたが、卒業後は撮影スタジオに就職しました。数年働いた後スタジオを辞めまして、今でこそ当たり前になりましたが、1人で撮影から編集まで行なうスタイルで動画の仕事をするようになっていました。今ではイベントやドキュメンタリーの撮影、ウェディング、さらにはPVやプロモーションビデオなどの制作も行なっています。

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初期の頃はビデオカメラを使っていたんですが、EOS 5D Mark IIやEOS 7Dが出た頃からデジタル一眼カメラの方に軸足を移しました。こう見ていくと、各社のカメラをひと通り使ってきた感じですね。

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振り返ってみて思うのは、EOS 5D Mark IIの登場が大きかったなということなんです。デジタルカメラで動画が撮れる。しかも素晴らしい映像が撮れるという事実に衝撃を受けたことをよく覚えています。動画の制作者が一気に増えましたよね。と言いつつ、実は5D Mark II自体は購入を決断できなかったんですが、その後、7D、5D Mark IIIと一眼カメラを使うようになりました。

では、5D Mark IIで何が変わったのか。皆さんもよくご存知の通り、映像に「高感度」と「浅い被写界深度」という2つの表現要素を簡単に加えることができるようになったんですね。これによって、きれいな映像を簡単に撮影できるようになり、映像を仕事にする人が一気に増えました。

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この数年の動画を巡る環境の進化は、目を見張るものがあります。例えばスマホやウェアラブルカメラが登場し、YouTubeやVimeoといった動画を発表する場所も大幅に進化しましたし、ジンバルやドローンといった機器も登場しました。

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さらに編集ソフトウェアも非常に安く、使いやすくなりました。そして昨年あたりからは「ビデオグラファー」という言葉が使われるようになりました。映像制作者の横のつながりも発展してきています。皆が映像に慣れてきたことで、例えば地方活性化といったような分野でも映像が使われるようになってきた、というのも大きな変化と言えるかと思います。

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つまりこの数年で、撮影のための機材や環境が整い、見る側の意識も変わったということなんですが、ここで大きな問題が明らかになってきています。数年前だったら「素晴らしい」と思われた動画も「普通」になってしまった。誰でもきれいな動画を撮影できるようになったからです。ではこれからの時代に、映像の仕事で生き残るためにはどんな意識が必要か。まずはそこから考えてみようと思います。

テイクからメイクへ

私は動画には「テイク」と「メイク」という二面があると考えています。「テイク」はスナップに近い撮影で、そこにあるものをそのまま撮影するという感覚です。一方「メイク」はゼロから作り出すというイメージで、絵コンテを切って、キャストを決めて、メイクさんを呼んでと、一から映像を作り出す、そんなイメージです。

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例えば私が普段撮影しているウェディング映像などを例に取ると、映像制作を行なうにあたって、必要となる部分を撮影したり、記録アーカイブとして撮影するのが「テイク」。その一方で、映像を単なる記録ではなく、記憶に残るものにする必要も出てきます。イメージ部分の映像などがそれに当たります。これが「メイク」の部分です。

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ではテイクする映像にメイクという発想はいらないのか、というとそうではない。記録的な部分にも演出的な要素を加えていかないと、見てもらえる映像にはなりません。例えばイベントの記録映像のようなドキュメンタリー的な要素のある映像でも、その視点は重要です。

では、どうすれば「テイク」の映像に「メイク」の視点を織り込むことができるのか。そこには作者がこう見せたい、こう伝えたいと考える意思や姿勢が必要となります。主体的に撮影を行ない、編集で工夫をするといったことが必要になるわけです。

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具体的には、記録的なドキュメンタリー映像に印象的なイメージシーンをインサートして作品風に仕上げるといった方法です。音声をうまく使うのも1つのポイントでしょう。ただしこういった映像は、紙一重でダサくなってしまうことが多い。その原因は撮る側の意識だったりします。目の前にあるものを「写す」のではなく、作っている映像の「ストーリー」をきちんと表現できるイメージシーンを主体的に「撮る」ことができていないことがほとんどです。

最近の映像は短い尺で表現するのが主流です。YouTube などで動画が一般化したこともあって、最初の数秒で表現をしなければならなくなってきた。こうした短い尺の短い動画で大事なのは、被写界深度の浅い画を単に並べればいいというわけではありません。漠然としたキレイなだけのストーリーのない映像など、今はもう見てもらえないんです。

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ではどうすれば、人の心を掴むイメージカットを撮影できるのか。これは私も勉強しながら取り組んでいる最中なんですが、1つ大事なことは、「映像をゴールから遡って考える」ことだと思っています。伝えたいストーリーに沿ってイメージを作りあげる。そうすることで初めて、意味のあるイメージシーンを撮影することができるのです。

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機材の進化と普及によって「写す」だけで良かった時代は終わり、映像を通して何を伝えたいのか、そのためには何をするのか?「メイク(創り出す)」ことが求められてきたわけです。

編集機材はどう揃えるべきか

ここからは機材について触れていきたいと思います。こんなチャートを作ってみましたので、これをもとにポイントを補完していきたいと思います。まずは編集から。

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編集環境を構築する際には、4K映像を扱えるかどうかはすでに最低条件だと考えてください。仮に4Kで納品する機会がなくても、HD納品であればトリミングができたりなど、4Kで撮影するメリットは非常に大きい。というわけで、4K編集ができたうえで、「カラーグレーディング」をする必要があるのかという点が1つの分かれ道になります。

何にせよ、映像制作を行なうのであれば、高速大容量のストレージが必須となります。お金はかかるんですが、同じPCでもストレージの速さで快適さの度合いが変わります。一般的には650MB/秒が1つの基準と言われていますが、1,000MB/秒がベスト。となれば、今のうちからハードウェアの規格をThunderbolt 3で揃え、高速なSSDを揃える、あるいは複数のHDDでRAIDを組むといった環境作りが必要です。

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ちなみにこれが私の最近の環境です。編集用としてiMac Proを買いました。選択できる中で最上級のGPUを積んだので、2年くらいは大丈夫かなと思っています。

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外で作業する場合はMacBook Proを使用して、あとはサンディスクのExtremeストレージを使っています。SSDがRAID 0で組まれているので、850MBの速さが出ます。小さいのに編集が可能という素晴らしい機器です。

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カラーグレーディングの環境は

「カラーグレーディング」作業についてお話します。個人的な概念かもしれませんが、カラーコレクションが色の「補正」を行なうことを指すのに対して、カラーグレーディングは色に「演出を加える」ことを言います。わかりやすい例がこちらです。左側が現場のイメージに近いもの。こちらがカラーコレクション。右側はイメージをファンタジックな方に広げる形で演出を加えたものですから、こちらはカラーグレーディングということになります。

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カラーグレーディングをするなら「DaVinci Resolve」を使うといい、という話は皆さんも聞いたことがあると思います。ではなぜいいのか。そこにはいくつか理由があって、まずはそれぞれのプラットフォーム用にソフトウェアが用意されていること、編集から書き出しまでワンストップで利用できること、無料版でもかなりのことができること、そして、購入する場合でも3万7,000円ほどで買い取ることができるといった点にあります。高機能であるにもかかわらず、リーズナブルに利用できるソフトなんですよね。

ちなみにこのDaVinci Resolveは、GPUカードが強力なほど速く動くアプリケーションです。それに加えて大容量の高速ストレージがあればいいでしょう。使い勝手もいいので、映像を今流行っているルックに仕上げたり、自分の頭に浮かんだ印象を色で表すことも可能です。

簡単な作業の一例をお見せします。ホワイトを取ってコントラストを上げる。さらには空の部分が飛んでしまっていますので、空の明るさを抑える、といったことができます。この時に便利なのは、いったんマスクを切ると、映像の動きに合わせてマスク範囲が追従してくれる点です。こうして見ていただくとわかると思いますが、マスクを使いながら、範囲を決めてグラデーションを適用したり、一部をぼかしたりといった、Photoshop的な使い方もできるんです。

img_event_cpplus2018_suzuk_37.jpgマスクを切って空の明るさだけを調整

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LogとRAW、8bitと10bit

カラーグレーディングに対応したカメラというと、Log撮影ができるものとRAW撮影ができるものがありますが、1つ大事なポイントを説明しておきます。それは「LogはRAWとは根本的に違う」という点です。Log映像とは、ざっくり言うと、広いダイナミックレンジで撮っておき、後で調整するためのもの。そのためにきちんと適正露出を取っておくことが大事です。RAWとは根本的に違うんですね。

「8bitと10bit」の話もしておきましょう。両者の違いを、僕は入れ物の大きさの違いで理解しています。例えば、同じ長さの紐を大小2つの箱に入れることを想像してください。大きい箱にはそのまま入れることができますが、小さな箱に入れる場合は折りたたむようにしてまとめてから入れなくてはいけませんよね。この時に、紐が折れ曲がっている様子が、階段状のバウンディングノイズです。バウンディングノイズを生じさせないためには、大きな箱(10bit)に入れるのがいい、ということがわかりますよね。

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ただ、8bitでも条件が良ければ使える映像が撮れることもある。これは撮影する状況に関係しているので、いろいろと経験を積んで覚えておくしかありません。Logは10bitが前提で作られています。8bitでは対処法を知らないと扱いは難しいことを覚えておいて下さい。

ちなみに、Blackmagicで撮影する12bitのRAW映像はさすがにすごいです。カラーグレーディングでどこをいじっても、なかなか破綻しません。やはりRAWはすごいですね。

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カメラをどう選ぶか

ここまでグレーディングすることを前提としたハードウェアの話をしてきましたが、グレーディングなんて面倒だと考える人向けのカメラを紹介したいと思います 。まず挙げておきたいのが「FUJIFILM X-H1」。このカメラの特性は、なんといってもフィルムシミュレーション。フィルム時代のプロビアとかアステアなど、それぞれの色合いを上手に再現しています。色合いが気に入ったらそれで十分に使えるカメラだと思います。

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特に昔の映画フィルムの色合いを再現したという「エテルナ」は、コントラストも色合いもとてもいい。空を撮ったりしてみても階調表現がとても素晴らしい。グレーディングなんかやらないで、もうこれでいいんじゃないかと思ってしまうほどです。さらには、ダイナミックレンジを400%に設定できる機能や、マニュアルフォーカスの感じも素晴らしいと思います。

では、自分でグレーディングをするためのカメラはというと、まず1つ目のポイントは「RAW」で撮れるかどうか。その上で自分の仕事に合うかどうか、という視点を大事にするといいかと思います。まず選択肢に挙がるのがシネマカメラですね。一眼カメラと大きく違うのは、内蔵NDフィルターが付いていて、XLR端子(キャノン端子)を搭載、さらには長時間記録が可能なシネマカメラは、実際に仕事で使う際には非常に便利です。これらの機能を備え、100万円を切るカメラを挙げておきましょう。

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一方、一眼カメラですが、現在RAW形式で撮影ができるカメラはないので残念なのですが、おすすめするならばパナソニックの「GH5」「GH5S」でしょうか。4K60Pで撮影ができ、撮影時間も無制限。10bitでのLog映像が撮れます。ただ、マイクロフォーサーズマウントのため、シネマカメラへステップアップしようとした際に選択肢が多くありません。2018年3月2日現在だと、JVCのカメラくらいでしょうか。ですので、JVCのカメラなども選択肢に加えてみてもいいかもしれません。

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あとは、一眼カメラを使うならせっかくだからフルサイズを、という方にはキヤノン・ニコン・ソニーのいずれかということになります。それぞれ一長一短があります。 まずキヤノンですが、一眼を選ぶのであれば、フルサイズではありませんが、シネマカメラの「EOS C200」の方がいいのではないかなというのが本音です。「EOS-1D X Mark II」や「EOS 5D Mark IV」はフルサイズで4K撮影もできるのですが、ノンクロップでの4K撮影ができないんですね。4K撮影時は画角が狭くなって、焦点距離が1.3倍、1.6倍となってしまうので扱いがちょっと難しい。

ではニコンはどうかというと、もちろん悪くはないのですが、レンズマウントがシネマカメラにはネイティブに対応していないなど、一眼からのステップアップができないので、普段からニコンを使っている人向けかなという気がします。

そしてソニー。個人的には、まだ登場していないα7s Mark IIIがどんなカメラになるかによるのかなと思います。高感度機能が進化し、その上で4K60Pでの10bit収録できれば言うことありません。もちろん、α7 IIIもとても良いカメラです。AFもいいですし、超解像ズームもいい。これで20万円台で購入できるなら魅力的です。正直、これでいいかなという気もしてきています。4K24Pはノンクロップ、4K30Pだと焦点距離が1.2倍になりますが、それでもキヤノンよりクロップが少ない。

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ただし、コスパの面から言うと、実はα6500が最高なんじゃないかと思います。APS-Cですが、4K24P撮影時に全画素読み出しができるので、6.5K分の画素をギュッと圧縮して、4K24Pの映像にしてくれるので画がキレイです。AFや手ぶれ補正、超解像ズームもかなりいい。価格も14万円程です。1年前のモデルですけども非常に使いやすいです。

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こうした選択肢の中から、自分の仕事に合わせたカメラを選んでもらえればと思います。

レンズを選ぶなら

最近はシネレンズのラインナップが増えてきて、注目が集まるようになってきました。価格は少々高いですが、動画で使用する際フォーカスがしやすく、なんといっても描写が素晴らしい。例えばシグマの「18-35mm T2」。シャープなイメージのレンズですが、使い方によっては軟らかい描写も可能です。私はシグマのシネレンズを所持していて、広告系の撮影で使いまくっています。

シグマのみならず、フジノンなどもいいレンズなのでぜひ使ってみていただきたいです。ただシネレンズは高価なのでやはりそう簡単には手にしにくい。その場合、ソニー用にリリースされている「Loxia」シリーズがおすすめです。基本的にはスチル用のマニュアルフォーカスレンズなのですが、絞りのクリックを解除でき、軽量のシネレンズとしても使うことができます。発売されている4本はすべて、52ミリ径で統一されているのでフィルターを使い回せるのもうれしい点です。4本揃えても50万円以下と価格もリーズナブルです。

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映像の写りはレンズ次第。ボディは3年に一度くらいのペースで交換していくことになりますが、レンズは資産になりますから、いいものを選ぶことをおすすめします。

周辺機器選びのポイントは?

さらに周辺機器についても少し触れておきましょう。三脚やLEDライト、音声収録機材に関しても気を使いたいところです。こうした機材を整える際に、大事なのは、自分でどこまでやるのか、といった点を決めておくことです。例えばインタビューまでは自分の機材でやるけれど、それ以外は外注する、といった感じですね。それで選ぶ基準というのができると思います。

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例えば音については、インタビューまでは自分でやりますが、それ以上はやらないと決めています。そうすることで、所持する機材をセレクトして選ぶことができます。

ちなみに一般的な一眼カメラだと、ステレオミニ入力で1つの音しか録音できません。そこで、タスカムのDR-701Dのような、動画向けレコーダーを用意するのもいいと思います。4チャンネル同時に録れて、HDMIが付いていますので、マイクからの音だけでなく、環境音も同時に収録ができます。

私はこのDR-701Dを使って、それぞれの音をバラバラに録音すると同時に、ミックスした音をカメラ側に戻しています。これならミックスした音を一眼に戻せると同時に、何か問題があったらバラバラの音から戻せばいいので便利です。

なお最近は、音の収録機器もワイヤレス製品が増えてきました。そして照明機材、録音機材ともにバッテリー駆動のものが増えたので、コードレスになって現場がスッキリして準備・撤収も速いというメリットがあります。

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こうした機材を選んだ時には、収納も大事になります。収納できる範囲で選ぶというのも1つの考え方でしょう。こちらも飛行機で機内に持ち込めるのかなど、いろいろとポイントがあります。自分の仕事に合った視点で選んでください。

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最後にドローンです。最近のDJIのドローンでは、6KのRAWが撮れる機種も出てきました。カメラとしてもすごいんですね。Blackmagic Designのカメラと合わせて、注意してみておくといいと思います。

ゴールをイメージできるか、がポイント

最後に、ビデオグラファーの未来について話をしていこうと思います。依頼主はどんどん要求をエスカレートしていきます。さらに機材も進化していますから、こんなの自分ができるのかな? という技術的に難易度が高いものを依頼されることもあります。完成形をイメージできていないと作れないし、しっかりと準備しないと事故が起きるかもしれない。そういう時は、ディレクターとかカメラマン、音声、メディアクリエイター(プロデューサー+アートディレクター的な存在)、コピーライター、メイクなど、専門性を持った人達と組むことが大事。

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つまり、それぞれの特技を持っている人達といかに知り合うことができるか、チームをいかにうまく作るのか、といった点がこれから求められていくと思います。1つ例として、オンラインMAサービスを行なっている三島さんを紹介しておきます。映像の中で音は重要です。関心のある方はぜひ調べてみてください。

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時間になりましたが、最後にもう1つだけ。映像制作は体に悪いんです。編集では座ったまま、撮影では重い機材を持って立ったまま、体中痛くなります。最近、知り合いの五反田整骨院さんがクリエイター専門のコースを作りました。僕たちは体が資本です。こういったところもぜひ参考にしてみてください。

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では、本日はありがとうございました。


取材:小泉森弥

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