イベント・スクール・公募展

銀座 蔦屋書店でユージン・スミスのプリント作品を展示・販売

event_20211004_EugeneSmith_I.jpg石川武志 漁村とユージン ©Ishikawa Takeshi

銀座 蔦屋書店では、映画「MINAMATA-ミナマタ-」の公開と、写真集『MINAMATA』(日本語版)の約40年ぶりの新版の刊行を記念して、フォト・ジャーナリスト W.ユージン・スミスの公式モダンプリント作品(全3種)を展示・限定予約販売。さらに、特別プリントを付属した『ユージン・スミス写真集』スペシャル・エディションの先行販売を行う。期間は2021年9月23日(木)〜10月24日(日)。

event_20211004_EugeneSmith_02.jpg
The Walk to Paradise Garden.’ ©1946, 2021 The Heirs of W. Eugene Smith

W.ユージン・スミスは、ドキュメンタリー写真を芸術の域に高めたフォトジャーナリストのひとり。1940年代から70年代にかけて『ライフ』誌をはじめとするグラフ雑誌を舞台に、数多くの優れたフォト・エッセイを発表した。フィールドに深く入り込み、ヒューマニズムの視点で被写体との深い関係性を築きながら、妥協を許さない姿勢と高い芸術性によって事象を描き出した写真作品の数々は、現代にいたるまで、世界中の人々の心を揺さぶり、大きな影響を与え続けている。

公式モダンプリントは全3種で、W.ユージン・スミスの代表作である《楽園への歩み》とシリーズ「スペインの村」「カントリー・ドクター」からそれぞれ1点ずつ制作。ユージン・スミスの子息で、著作権保有者であるケヴィン・ユージン・スミス氏の証明書付。大四切サイズ(279 x 356mm)で価格は330,000 円(税込)。そのほか、ユージン・スミスのアシスタントとして水俣の取材に同行した、写真家・石川武志によるユージン・スミスのポートレート作品も展示・販売する。

event_20211004_EugeneSmith_03.jpg
また、期間中には2017年にクレヴィスより発売された『ユージン・スミス写真集』に公式プリントが付属したスペシャルエディションも先⾏販売する。『ライフ』誌のフォト・エッセイ「カントリー・ドクター」「スペインの村」「助産師モード」「慈悲の⼈」をはじめ、⽇本を取材した「太平洋戦争」「⽇⽴」、世界に公害の恐怖を知らしめた「⽔俣」ほか、W.ユージン・スミスの初期から晩年の作品を網羅した作品約150点収録。

開催概要

会期
2021年9月23日(木)〜10月24日(日)(※一部販売は12月31日(金)まで)

会場
銀座 蔦屋書店(東京都中央区 GINZA SIX6F)

特集ページ
store.tsite.jp/ginza/blog/art/22308-1754210914.html

関連記事

powered by weblio