CINEMA EOS SYSTEM

EOS C500制作事例「THE BED ROOM TAPE『くじら feat. 奇妙礼太郎』 MV」

THE BED ROOM TAPE「くじら feat. 奇妙礼太郎」

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img_products_eosC500_01_03.jpg 制作=DRAWING AND MANUAL CD=菱川勢一 Dir+P=林響太朗 P(2nd)=小原穣 digital imaging tech=渡辺裕之 P(Making)=荻原楽太郎 Pr=上野崇・唐津宏治 Pr Assistant=小泉萌 TD=松本渉(IMAGICA) ED=檜山勉(IMAGICA) T=南雲綺李子 dress designer=井上加奈子 HM+ST=須見有樹子 Crd=河村瑞英

逆光、砂浜、満月の夜など海辺の様々なシーンをC500で撮影

ミュージックビデオ(以下MV)「くじら feat. 奇妙礼太郎」は千葉県の館山で撮影された。海辺に佇む1人の女性。日の光を受け、風を感じ、自然に身体が動く。満月の明かりで輝く女性の姿は美しい。

img_products_eosC500_01_04.jpg EFシネマレンズとOdyssey7Qで撮影機材を簡素化した。

「細かい設定を決めず、自然のまま、スナップ写真を撮るように撮影したい」という監督兼撮影の林響太朗氏の意向で、ほとんどのシーンをEOS C500で手持ち撮影している。4K撮影となると、まだまだ大がかりなセッティングになりがちだが、今回は、波形やフォーカスを確認する外部モニターにもなるConvergent DesignのOdyssey7Qという外部収録機を使用。機材の簡素化によって、夕方から翌朝までという長時間に及ぶ手持ち撮影が実現できた。この撮影にはEFシネマレンズ(CN-E14㎜T3.1LF・50㎜T1.3LF・135㎜T2.2LF)を3本使用。日の出、日の入、満月の夜、マジックアワー、波の泡、砂の粒、風に揺れる髪、さらさらとした服の素材感、逆光の肌など、映像の収録には難しいとされている様々なシチュエーションをC500の4K CINEMA RAWで見事に表現している。

img_products_eosC500_01_05.jpg 撮影時の様子。撮りながら出演者に指示していった。
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Interview 菱川勢一×林響太朗

撮影:浜村多恵 img_products_eosC500_01_07.jpg
ひしかわ・せいいち
映像作家、写真家、武蔵野美術大学教授。1997年DRAWING AND MANUAL設立に参画。CMやオープニング制作など第一線で活躍。2011年カンヌライオンズ三冠受賞。

はやし・きょうたろう
1989年東京生 多摩美術大学情報デザイン学科卒。在学中よりプロダクトデザインやインタラクティブ作品を制作、写真やCGにも造詣が深く幅広い創作をこなす。

C500は感度もよく、
ディテールの再現力に驚きました

──C500を使った決め手はなんですか。

 もともと写真をやっていて、映像になるとサイズが小さくなるのが不満だったんですけど、4Kは画面が大きくて魅力的だし、写真のように撮れるんじゃないかと。C500は感度もいいし、ディテールの再現力には驚きました。映像を編集しながら画面に寄って見てしまいました(笑)。

───満月も地明かりで撮影しています。

 MVは音の収録がないので、その場でどんどん提案しながら、撮影しています。ロケハンで満月を見て、反射する月の明かりが綺麗だったので、急遽盛り込みました。砂に反射して写りこんでいるところや、衣装の布の質感なども見事に表現されていてびっくりしました。一枚絵としての魅力があるので、長く見ていられますね。逆光の絵が好きなんですけど、実際に撮ってみて、色が破たんしないのもC500のおかげかなと。

今まではシャドーがつぶれたところは諦めてシルエット重視で表現しなければならなかったんですけど、きちんと描写されているし、髪の質感や肌の立体感もしっかり表現できています。かなり暗く絞っても立体感が残っていて、ここまで拾うのかというのが驚きでしたし、これから映像表現も変わってくると思います。

───撮影スタイルも変わりそうです。

菱川 重い機材を担いで、カメラ周りに4・5人いるのが当たり前だったのが、1人で撮れてしまう。ノーライトで満月も撮れます。僕が撮り始めた頃を思い出すと羨ましいなって思います。簡素化されて品質が向上した分、今度はアイデアとかクリエイティビティが問われる。クリエイターのハードルも上がっていくと思いますけど。

───4K撮影でもコンパクトなんですね。

 手持ちでスローを撮る場合、4K収録だとオペレーターが控えていることが多いのですが、このセットなら手持ちで撮影ができるので助かりました。外部モニターにもなるし、その場で2Kに変換してプレビューもできるので、Odyssey7Qがなければもっと大変な撮影だったでしょうね。

菱川 C500とOdyssey7Q。まだ認知度が低いと思いますが、この組み合わせでHDの時と変わらない。4Kはハードルが高いとか大変なことだと二の足を踏んでいる人もこのワークフローなら可能になると思うのでぜひ挑戦してみてください。


協力:キヤノンマーケティングジャパン(株)
CINEMA EOS SYSTEM ホームページ canon.jp/cinema-eos


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