2011年01月31日
プロ仕様の三脚には大きな特長がある。プロが頼れる3つの独特な機能について説明する。
映像三脚の特長を紹介
ザハトラーFSB8(75mmボールヘッド)
プロ仕様の映像三脚には大きな特長がある。そこでザハトラーの三脚を例に、プロが頼れる3つの独特な機能について説明する。
1つ目はバランスプレート。カメラの重心を素早くとることで、前重(まえおも)、後ろ重(うしろおも)を防ぐことができる。
2つ目はカウンターバランス。カメラの重心がとれていても、カメラが重すぎると、下振りにした時など、急に下に振れてコントロールを失い、危険だ。バネの反発する力により、カメラの重さに合わせて段階調整することで、スムーズなカメラ操作をサポートしてくれる。カメラが軽い場合はこの逆で、バネの反発をゆるめにすればOK。
3つ目はスピードバランス。超望遠の撮影などでは、カメラをちょっと振っただけでも大きく振れてしまう。段階の数字を上げて振りを重くすると、振るスピードを遅くすることができる。
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柳橋伸幸 Nobuyuki Yanagibashi
1969年茨城生まれ。日本大学芸術学部映画学科入学、写真学科卒。卒業後、写真、PV、CM、映画など様々なジャンルでアシスタントを経験。98年より撮影監督。最近作に、ロート製薬の肌研ブランド「肌ラブ!」篇(CM & Web)、レコチョク「レコチョクの部屋」篇(CM)など。