最新ライティング機材ガイド

ポートレイト撮影以外でも試してみたいソフトリフレクター

解説:玉内公一

Beauty Dish リフレクター (+シャワーキャップディフューザー) アガイ商事

broncolorのBeauty Dish(ビューティディッシュ)は、一般的にオパライトと呼ばれているタイプのソフトライトリフレクターである。オパライトとはバルカー社が開発、命名したものであり、大きめのリフレクターと直射光を遮る内部の反射板から構成されている。多くのメーカーがソフトライトリフレクターを販売し、市場に定着している。

broncolorでは、従来P-ソフトリフレクターという内部が銀面のものを発売しているが、これをホワイト反射面に仕立てて、シャワーキャップと呼ばれる前面ディフューザーを用意した。名称通り、欧米のビューティフォトで好評なリフレクターであるという。

ダイレクト光、グリッド装着、シャワーキャップディフューザー併用で異なる光が演出できるが、リフレクター内部の反射面が銀と白では、得られる光の質がかなり異なるため、ユーザーの目的や、好みで使い分けられる。人物用だけでなく、商品撮影のメインライトとしても活用できるアクセサリーといえる。(玉内公一)

img_tech_lightingguide02_23.jpg中心のカウンターリフレクターでストロボ光を白いリフレクター面に反射させ、そのままでも使えるソフトさとハードさを兼ね備えた光質を作り出す。

img_tech_lightingguide02_24.jpgハニカムグリッド装着。Pソフト(内側/銀)と同じ径のためアクセサリーが共用可能。ほかにユポのような素材のディフューザーもある。

img_tech_lightingguide02_25.jpg シャワーキャップを装着するとさらに柔らかい光となる。ソフトボックスのディフューザーくらいの厚みがあり、被せるだけの簡単脱着。シャワーキャップ付き税別価格58,000円。

Para Soft FB220 (White reflector) アガイ商事

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broncolorのParaは、折りたたんで、持ち運びも容易なジャンボアンブレラリフレクターであるが、今回新たに登場したのは、内部反射面をホワイトにしたタイプ。光の直進性や、集光性は銀反射面より落ちるが、拡散性が増してより使いやすいものとなっている。大きな白いパラボラ拡散面はスタジオ内で薄曇りのようなライトコンディションを1灯で再現することができる。また、意図的にヘッドを振る(偏芯させる)ことによって、光のコントロールが容易になっている。

光が柔らかくなったということは、拡散面であらゆる方向に光が散っているということで、集光性、平行性のある反射面に比べると光量は落ちてしまうので注意したい。broncolorのアクセサリーに相次いで拡散性を意識したものが登場しているのは、欧米の写真嗜好が日本的なものへシフトしているからかもしれない。

img_tech_lightingguide02_27.jpg
Para220FBとPara Soft 220FBのデータ比較(broncolorのデータシートより)

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玉内公一 Kohichi Tamauchi

ドイテクニカルフォト、コメットストロボを経て、2000年に独立。銀塩写真、デジタルフォト、ライティングに関する執筆、セミナーなどを行なっている。日本写真映像専門学校非常勤講師、日本写真学会、日本写真芸術学会会員、電塾運営委員。

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