
公益社団法人石川県観光連盟は、能登半島地震の復興と一緒に歩んでいく写真展『写真展 能登』を開催。
2025年9月12日(金)より大阪・万博記念公園’70パビリオンで開幕し、10月15日(水)からは東京ミッドタウン八重洲でも開催される。本展は、音楽や映画、アートなど幅広い分野で活動する立川直樹氏をプロデューサーに迎え、日本を代表する写真家・宮澤正明氏、「希望」をテーマに作品を撮り続けるハービー・山口氏、さらに能登を拠点に活動する吉岡栄一氏、松田咲香氏の4名が参加。能登の美しい自然と、今を生きる人々の姿を多角的に表現する。
■ 復興の歩みを伝えていく写真展
令和6年能登半島地震、そして同年9月の奥能登豪雨により、能登地域の多くの方が被災されました。
現在もなお、能登では復旧・復興が続いています。
本写真展は、災害の記憶を風化させず、未来へつなぐことを目的に開催いたします。
展示では、発災以降の能登の様子や復興への歩みに加え、地域に根付く祭りや伝統文化、人々の営みをご覧いただけます。
ぜひご来場ください。ーーほっと石川旅ねっとより
◉展示会概要
<大阪>
開催期間:2025年 9月12日(金)〜 9月28日(日)
開催会場:万博記念公園 EXPO’70 パビリオン 大阪府吹田市千里万博公園10-10
休園日:毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は直後の平日)
利用料金:EXPO’70パビリオン 常設展示入館料のみ
大人(高校生以上)500円、中学生以下 無料(保護者同伴にて)
※別途、万博記念公園への入園料がかかります。
※ 大阪府・吹田市後援
~万博記念公園 EXPO’70 パビリオンについて~
1970年日本万国博覧会(大阪万博)当時の出展施設であった鉄鋼館を利用し、同博覧会の記念館としてオープン。
また、EXPO’70パビリオンに別館を増設し、大阪万博開催時に太陽の塔の頂部に設置されていた「黄金の顔」の展示や、映像で当時を体感できるゾーン等を新たに設置し、一般公開しています。「写真展能登」へお越しの際は、併せてお楽しみください。
(詳しくはこちらから⇒https://www.expo70-park.jp/facility/watchlearn/other-07/)
<東京>
開催期間:2025年 10月15日(水)〜 11月5日(水)
開催会場:東京ミッドタウン八重洲 5階「イノベーションフィールド八重洲」(POTLUCK YAESU)東京都中央区八重洲二丁目2番1号
利用料金:入場無料
※ 三井不動産株式会社 協力のもと開催
「POTLUCK YAESU(ポットラック ヤエス)」は、東京ミッドタウン八重洲5階に設けた「イノベーションフィールド八重洲」を拠点に、地域経済で挑戦する人々が集い、つながるための「場」と「機会」を創出するプロジェクト。本プロジェクトは、地域の未来に貢献するプレーヤーの皆様と共に、それぞれの価値観や取り組みを広めることで、地域経済の“創発”を目指します。
https://www.potluck-yaesu.com/about/
◉プロデューサー兼ディレクター・写真家紹介
・プロデューサー・ディレクター 立川 直樹

1949年生まれ。70年代の始まりから、メディアの交流をテーマに音楽、映画、芸術、舞台など幅広いジャンルで活躍するプロデューサー/ディレクター。分野は、ロック、ジャズ、クラシック、映画音楽、アート、舞台美術、都市開発と多岐に渡る。音楽評論家・エッセイストとしても独自の視点で人気を集める。石川県では、北陸新幹線金沢開業1周年記念イベントとして“ロック・スー パー・セッション”と“ギター・サミット”をプロデュースしたのをはじ め、鋤田正義写真展や泉鏡花をテーマにした“鏡花 -KYOKA-音・語り”など、数々の展覧会やイベントを手掛け、2024年3月にはDiscover Japan特別号“石川”も執筆・プロデュースした。
◉立川直樹氏コメント
人の想いを伝え、記憶と記録を形にするには写真展という形がいいのではないかと考え、<復興へ向けて>というサブタイトルをつけて開催したのが今年の1月から3月にかけて。その評判がとてもよかったので、2回目の開催が決まったが、今回は各地で担がれる“キリコ”の灯りとともに始まる能登半島の夏祭りをベースにする。その祭の先陣を切る“あばれ祭”は昨年の夏も絶えることなく催されたが、そこにいた僕は祭りが神事である以上に、再び歩み出すための強い祈りでもあるように感じた。4人の写真家が撮らえた能登のいくつもの祭りと、そこにいる人々と風景……。写真は記憶と記録、そして人々の思いを本当にダイレクトに伝えてくれる。
・写真家 ハービー・山口

1950年東京都出身。23歳でロンドンに渡り10年間在住、劇団の役者を経ながら写真活動に励む。折からのパンクロックのムーブメントの中、ミュージシャンのポートレートが高く評価された。幼年期に患った病歴の末、写真のテーマを「生きる希望」とし人物を撮り続けている。エッセイの執筆、ラジオのパーソナリティー、ギタリスト布袋寅泰には歌詞を提供している。テレビ番組「徹子の部屋」にも出演するなど幅広い年代層から支持されている。2011年度日本写真協会賞作家賞受賞。個展・著作多数。作家名の「ハービー」は、敬愛するジャズフルート奏者ハービーマンより。
・写真家 松田 咲香

1986年生まれ、石川県珠洲市出身・在住。2014年に東京から地元珠洲市へUターンし、国内外をはじめ、能登の祭りや営み、風景の写真を撮影している。また、ローカル情報誌の季刊誌「能登」でもカメラマンとして活動。令和6年能登半島地震で被災し、HDDが津波で浸水。データ復旧会社の支援により、データの約6割が復旧され、その写真を使った展示を行っている。現在は、珠洲市にて交流拠点「本町ステーション」を運営中。今後は、「森のスタジオ」構想を計画している。
・写真家 宮澤 正明

日本大学芸術学部写真学科卒業。卒業時に日本大学芸術学会奨励賞、85年には赤外線フィルムを使用した処女作「夢十夜」でニューヨークICPインフィニティアワード新人賞など数々の賞を受賞。石川県の豊かな景観や伝統に魅了され、これまでさまざまな場所で撮影を重ねてきた。中でも、能登半島の自然美、豊かな食文化、そして温かく魅力的な人々の姿をカメラに収め、その魅力を余すところなく映し出している
・写真家 吉岡 栄一

1986年生まれ。能登半島の風景に惹かれ、写真を撮り始める。27歳でフリーランスに転身し、石川県輪島市へ移住。ライフワークとして金沢や能登のお祭りを中心に撮影するほか、国内外でスナップ・アート写真を撮影している。パリやロンドンなどの国際的な写真コンペティションで上位入賞。2022年にスペイン・テルエルで開催されたフォトフェスティバルに招待され、唯一の日本人フォトグラファーとして参加し、能登の祭りの写真を展示。国内外で活躍の場を増やしている。

写真の現場でも「動画も撮れること」が求められる今、フォトグラファーが直面するのは“ワンオペ”での映像撮影。本特集では、ディレクション・撮影・編集まで一人でこなす映像制作者たちに取材。ミュージックビデオ、CM、ウエディング、プロモーション映像など多様なジャンルの現場から、少人数制作のリアルな工夫とノウハウを紹介。すでにワンオペ映像撮影を始めている人、これから挑戦したい人に向けた特集。
出演 加藤マニ/三戸建秀/Shuma Jan/ヒガテツヤ
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