
写真家・原枝美による個展が、2025年11月2日と3日の2日間、東京・高円寺の路面ギャラリースペース「JOHN’S SPACE」にて開催される。会場は古着屋や雑貨店が立ち並ぶ高円寺の商店街の一角にあり、街歩きの延長で気軽に立ち寄れる空間となっている。
本展は、原氏が「写真で何ができるか」を模索しながら継続してきたシリーズの新たな展開を示すもので、本人も「少し新しいゾーンに入ってきた」と語る意欲作となっている。制作を通して、写真を撮り続けることの喜びや幸せを改めて感じたという。
会期中は、原氏本人が終日会場に滞在(一時不在の場合あり)し、来場者と直接言葉を交わせる機会もある。作品に込めた思いや、写真表現の今について語り合える貴重な展示会となる
同時開催として、フローリスト「KASANETE」代表・原純子をはじめとする他アーティストの作品展示・販売も行われるほか、古着や雑貨をスペシャルプライスで販売するガレージセールも予定されている。アートとファッションが交差する高円寺らしい企画で、買い物を楽しむようにアートに触れられる空間が広がる。
◉展覧会概要
個展名:「passed/ 永遠の残像-記憶の中にある儚い余韻-」
会期:2025年11月2日(日)12:00〜20:00/11月3日(月・祝)9:30〜19:00
会場:JOHN’S SPACE(東京都杉並区高円寺南3-21-15 1F)
https://www.instagram.com/johns._.space/
作家:原枝美(写真家)
※同時開催イベント:フローリストKASANETEほかアーティストによる展示販売、古着・雑貨ガレージセール

嬉しかったおめでとうの花束も
刹那に散ったあの夏の花火も
一瞬にして 過ぎ去ってしまった
積み重なった想い出たちはいつの間にか
記憶の奥へと仕舞い込み
探すことすら なくなっていく
薄れゆく 眩しい日々を
せめて 写真に残しておきたい
儚い感情は 人生を豊かにするはずだから
この先で 迷子にならないように
私は 今日も ファインダーを覗く
◉作家プロフィール
原枝美(はら・えみ)
1979年東京都生まれ。2002年東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。ファッションやビューティ分野のポートレートを中心に雑誌・広告で活動。2014年より日本広告写真家協会正会員。作品制作では「アートとしての写真表現」をテーマに探求を続けている。

写真の現場でも「動画も撮れること」が求められる今、フォトグラファーが直面するのは“ワンオペ”での映像撮影。本特集では、ディレクション・撮影・編集まで一人でこなす映像制作者たちに取材。ミュージックビデオ、CM、ウエディング、プロモーション映像など多様なジャンルの現場から、少人数制作のリアルな工夫とノウハウを紹介。すでにワンオペ映像撮影を始めている人、これから挑戦したい人に向けた特集。
出演 加藤マニ/三戸建秀/Shuma Jan/ヒガテツヤ
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