メディア総合イベント 【Inter BEE 2024】来場事前登録を開始。「INTER BEE AWARD」や特別企画「INTER BEE CINEMA」を実施

一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は、2024年11月13日~15日に開催するメディア総合イベント「Inter BEE 2024」の入場事前登録を、Inter BEE 公式Webサイトにて10月3日より開始。Inter BEEは、日本最大級のメディア総合イベントとしてメディア&エンターテインメント産業界に広く認知されており、音響、映像、放送、ライブエンターテインメント、ライティング、通信・配信関連等のプロフェッショナルはもとより、幅広い分野の技術者・クリエイター・ステークホルダーが一堂に会する展示会だ。今回で60回目の開催となるInter BEEは、「コンテンツ」を中核とし、コンテンツを「つくる(制作)」、「おくる(伝送)」、「うける(体験)」のすべてを網羅し、メディアとエンターテインメント分野の最新情報とビジネスの場を総合的に提供するとしている。

2023年の開催では国内外から出展者数1,005社、来場者数31,702名と、コロナ禍以前の開催規模に近づいた。本年は出展者の産業の幅が広がり、出展者数は昨年よりもさらに増える見込みで、会場規模は幕張メッセの展示ホール7ホール分に拡大して開催。本年は60回目の記念開催にあたり、メディア&エンターテインメント産業界の『未来を見据え、新たな10年への扉を開く』取り組みとして、初めての試みとなる「INTER BEE AWARD」や新しい特別企画「INTER BEE CINEMA」を実施。同時に従来からの特別企画とコンファレンスの進化と充実にも力を入れるという。

各部門の注目最新プロダクトを表彰する「INTER BEE AWARD」を創設

60回開催を契機として「INTER BEE AWARD」を創設。世界的にメディア&エンターテインメント産業界が大きな転換期からの成長・拡大の道を歩むなか、コンテンツを創造して伝え、受け取り、そして体験するテクノロジーもAI活用など加速度的に進化している。今後のメディア&エンターテインメント産業全般を大きく左右する現在の技術動向を踏まえ、Inter BEEの会場に展示される製品・サービス等を対象として応募を受け付け、より優れていると評価されるものを選考して表彰するINTER BEE AWARDを実施することになったという。INTER BEE AWARDの最終審査は11月13日(水)に展示会場で実施、同日夕に発表・表彰を行う予定。

リアルな映画制作技術を発信する“体験型シネマコミュニティ”「INTER BEE CINEMA」を新設

本年は、映画制作技術をテーマとした特別企画「INTER BEE CINEMA」を新設し、“体験型シネマコミュニティ”として展開。国内から世界へと飛躍が著しい日本の映画制作の最前線を担う技術とプロフェッショナルが集合し、そのテクニックと感性や創造性を発信する場となる。特に、映画制作現場をリアルに再現しライブデモとして実施する「スタジオセットエリア」は、国内一流の撮影陣の参加により、広く映像制作に携わるプロのみならず次世代のコンテンツメーカーを触発する体験の場として展開予定。

企業間連携によりコンテンツ制作のDXを提案する「INTER BEE DX×IP PAVILION」

これまで日本の放送局のIP化を、その技術的最前線から発信し提案してきたINTER BEE IP PAVILIONは、これまでの企業間連携はそのままに、これまでのメインテーマである「IP」に加えて、「AI」「Cloud」「Security」を新たに取り入れ、より効率的な次世代のコンテンツ制作を提案するため「INTER BEE DX×IP PAVILION」に名称を変更して実施。IPシステムの可視化をテーマとした「MoIP基礎技術」に加え、「MoIP設備のリモート体感」「MoIPにおける障害および復旧の体験」「コンテンツ制作のDXを実現する5年後の世界」と4つのコンセプトで展開する。

Inter BEEならではの体験・発信・発見がある特別企画とコンファレンス、会場ツアー

イベントホールでは、ワールドクラスのSRスピーカー体験イベントとして定着した「INTER BEE EXPERIENCE X-Speaker」も実施する。展示ホールでは「INTER BEE EXPERIENCE X-Headphone/X-Microphone」、「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」、「INTER BEE BORDERLESS」、「INTER BEE CREATIVE」と、それぞれの特別企画をよりパワーアップして実施。国際会議場での「INTER BEE FORUM」と各特別企画の会場で行われるコンファレンスは、同時開催の「第61回民放技術報告会(主催・企画 一般社団法人日本民間放送連盟)」のセッションや出展者セミナーなどと合わせ、各分野の最新動向を発信する100以上のセッションの実施が予定されている。
また、次世代の業界人にInter BEEを効果的に体験していただくための「Inter BEE 2024会場ツアー」も実施する。大学・専門学校でメディア&エンターテインメント分野を専門的に学ぶ学生をはじめ、一般ユーザーの参加も可能。参加申し込みは公式Webサイトより受付中

【イベント概要】

名 称 : Inter BEE 2024(インタービー 2024)
会 期 : 2024年11月13日(水) ~ 11月15日(金)
会 場 : 幕張メッセ
入 場 : 無料(全来場者登録入場制)
主 催 : 一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)

Inter BEE2024  http://www.inter-bee.com/ja/