
富士フイルムが主催する「GFX Challenge Grant Program 2024」は、世界各国・地域で活躍するクリエイターの創作活動サポートを目的とした助成金プログラムだ。
2024年7月から9月にかけて、全世界を3つの地域に分け各地域の写真家から、助成金を活用し、成し遂げたいクリエイティブなアイデアと制作テーマをまとめた撮影企画書での応募を募りました。選考は3か月かけて行われ、地域別に実施された一次、二次選考、さらに、外部審査員を招き実施された最終選考を経て、2025年1月に受賞15テーマを決定した。
制作活動のサポートとして、「Global Grant Award(大賞)」受賞者の5名には10,000ドル相当の助成金を、「Regional Grant Award(優秀賞)」受賞者の10名には5,000ドル相当の助成金をご提供。さらに、制作に使用する機材として、富士フイルム ラージフォーマット デジタルカメラシステム GFX※を無償貸与させていただきました。そして、制作期間6か月を経て、2025年6月ついに15作品が完成した。
本展では、「GFX Challenge Grant Program 2024」を通じて制作された受賞者15名の作品を一堂に展示いたします。世界各国から集まったオリジナリティあふれる写真・映像作品を楽しむことができる。
富士フイルム ラージフォーマット デジタルカメラシステム GFXとは35mm判の約1.7倍となるラージフォーマットセンサーを搭載し、豊かな階調表現と浅い被写界深度による立体的な描写を可能とした、異次元の高画質をさらに身近にする画期的なミラーレスデジタルカメラシステム。
助成金プログラムや受賞者および取り組んだ作品の詳細はこちら。
出展クリエイターと作品紹介
1. Global Grant Award 受賞者(5名)
セサル・グアルディア・アレマーニ César Guardia Alemañi (アルゼンチン)
「Echoes of Resilience(復興の響き)」

クラウディア・グアダラマ Claudia Guadarrama(メキシコ)
「Rewriting memory. Intimate territories in resistance(書き換えられる記憶)」

ジャンルカ・ランチャイ Gianluca Lanciai(イタリア)
「Timeland(タイムランド)」

鈴木萌(日本)
「Kusari」

レイニス・ホフマニス Reinis Hofmanis(ラトビア)
「Shared Horizon(分かち合う地平線)」

2. Regional Grant Award 受賞者(10名)
ダスル・リー Da-seul Lee (韓国)
「Under the Purple sky(紫の空の下で)」

デイヴィッド・フルデ David Fulde(カナダ)
「 Queer Lenses(クィアのレンズ)」

ギャヴィン・マクスウェル Gavin Maxwell(英国)
「If The Land Could Speak(もし大地が語るなら)」

グレッチェン・ケイ・スチュアート Gretchen Kay Stuart(米国)
「The Oregon Otter Gap(オレゴンのラッコが語る現実)」

ジャレッド・ワキニー Jared Wahkinney(米国)【動画】
「Peyote People(ペヨーテ・ピープル)」
カーリ・ブラウン Kahli Brown(ナイジェリア)
「Plastic Possibilities(プラスチックの可能性)」
クリスティーナ・ニコロヴァ Kristina Nikolova(イタリア)
「Stabat Mater – The Ten Ages of Woman(スターバト・マーテル ─ 女性たちの生涯 十の世代)」

ルオ・フェイ Luo Fei(中国)
「Weaving Connections : The Vitality of Tajik Embroidery(紡がれる絆 ─ タジク刺繍の命脈)」

安西剛(日本)
「Ultra Giant Micro Plastic」

イー・シエン・リー Yi Hsien Lee(台湾)
「Scar Tissue(傷痕の組織)」

外部審査員紹介
アマンダ・マドックス Amanda Maddox
キュレーター、コンサルタント

キュレーターで、以前は世界報道写真財団(ワールド・プレス・フォト)のリード・キュレーターやDCのコーコラン美術館やロサンゼルスのJ・ポール・ゲティ美術館で写真部門のアソシエイト・キュレーターを務めていた。 ドーラ・マール展(2020年)、ゴードン・パークス「The Flávio Story」展(2019年)「Now Then:Chris Killip and the Making of In Flagrante」展(2017年)、石内都「Postwar Shadows」展(2015年)など数多くの写真展を企画・共催。
レスリー・A・マーティン Lesley A. Martin
エグゼクティブディレクター(Printed Matter, Inc.)

Printed Matter, Inc.のエグゼクティブディレクターで、『The PhotoBook Review』の創刊者。『Aperture』、『IMA magazine』、『FOAM』などで執筆。リチャード・ミズラックの『On the Beach』、川内倫子の『Illuminance』、アントワン・サージェントの『The New Black Vanguard』、サラ・クワイナーの『Glass life』など、150冊以上の写真集を編集。マーティンは2012年に「The Paris Photo – Aperture Foundation Photobook Award」を共同設立し、2020年には写真出版における顕著な功績に対して英国王立写真協会賞を受賞した。イェール大学大学院で教鞭をとる。
佐藤正子 Masako Sato
写真展企画制作、キュレーター 株式会社コンタクト

上智大学文学部新聞学科卒業。PPS通信社入社後、写真展の企画制作に携わる。2013年、展覧会企画制作会社コンタクト設立。写真を中心とした展覧会の企画を中心に、ロベール・ドアノーの日本国内での著作権管理、編集企画にも従事。これまで、ロベール・ドアノー、ジャック=アンリ・ラルティーグ、牛腸茂雄、ソール・ライターなどの国内巡回展企画制作に従事。
ポリーヌ・ヴェルマール Pauline Vermare
写真キュレーター(ブルックリン美術館)

ニューヨークのブルックリン美術館の写真キュレーター。元マグナム・フォトNYの文化ディレクターで、ニューヨークにある国際写真センター(ICP)、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、アンリ・カルティエ=ブレッソン財団のキュレーターでもあった。写真に関するインタビューやエッセイを多数執筆。ソール・ライター財団とキャサリン・リロイ財団の理事を務めている。
展覧会概要
富士フイルム 企画写真展
GFX Challenge Grant Program 2024 〜Make Your Next Great Image〜
会場:フジフイルム スクエア内、富士フイルムフォトサロン 東京 全スペース
2025年10月31日(金)-11月20日(木)
東京会場 : 富士フイルムフォトサロン 東京 入館無料
10:00–19:00(最終日14:00まで、入館は終了10分前まで)
2025年12月12日(金)-12月24日(水)
大阪会場 : 富士フイルムフォトサロン 大阪 入館無料
10:00–19:00(入館は終了10分前まで)

特集「LEDライト最新活用術」&別冊付録「CM・映像 キャメラマン&ライトマンファイル 2026」。
巻頭特集ではフォトグラファー福岡秀敏が俳優・田中麗奈をLEDで撮り下ろし。さらに倭田宏樹、森山将人、川村将貴、須藤絢乃による現場事例や機材検証を通して、LEDライティングの実践的な活用方法を解説。「Aputure LED 4機種 実践検証」ではCOB型、パネル型、スポット型、ストリップ型という異なる光源を用い、静物撮影で検証。光の質や質感表現の違いを比較しながら、LEDライトの特性を具体的に探る。撮影と解説は中村雅也氏が担当した。
【広告特集】King & Prince「STARRING」のクリエイティブ
2025年12月24日発売のKing & Prince 7thアルバム「STARRING」。本企画では、収録曲それぞれを“架空の映画の主題歌”に見立て、1曲につき1本の特報映像を制作するという前例のないプロジェクトを徹底取材。本編は存在しないにもかかわらず、長編映画を想定した設計で10本の特報映像とポスターを制作。さらにレッドカーペットイベントや映画館での上映会まで展開するなど、アルバムの枠を超えた大規模なプロモーションとして構築されている。特報・ポスター制作全体のプロデューサー加藤諒氏をはじめ、3人の映像監督、アートディレクター、フォトグラファーが参加。企画設計の背景と制作プロセスをそれぞれの立場から語る。
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写真を楽しむスペシャリストたち 中野敬久 Vol.12 小髙美穂が考える写真の“今”
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ほか

