汎用性に優れた広角レンズの新世代モデル|ライカ ズミクロン M f2/28mm ASPH.

価格未定 / 2023年11月発売予定

ライカ ズミクロン M f2/28mm ASPH.

主な特長

  • 最短撮影距離が従来の0.7mから0.4mに短縮
  • コンパクト設計、組み込み式のレンズフードを採用

ライカカメラは、M型レンズの新製品として「ライカ ズミクロン M f2/28mm ASPH.」を発売する。旧モデルから進化を遂げ、オールマイティに活躍する高性能な大口径広角レンズとしてライカMレンズのラインナップへ新たに加わる。

最短撮影距離は従来の0.7mから0.4mに短縮。撮影距離0.7mまでは、従来通りフィルムとデジタルのM型カメラ全機種で距離計に連動したピント合わせ(ファインダーを見ながらのピント合わせ)が可能。0.7mまでフォーカスリングを回すと軽く抵抗が感じられ、そこから撮影距離0.4mまでは、ライブビュー対応のM型デジタルカメラでのみピント合わせが可能で、液晶モニターや外付け電子ビューファインダー「ビゾフレックス2」、ライカ専用アプリ「Leica FOTOS」でライブビュー映像を見ながらピントを合わせることができる。

ライカMレンズ全体の特長のひとつとしてコンパクトなサイズ感が挙げられるが、今回発売する「ライカ ズミクロンM f2/28mm ASPH.」でもコンパクトな設計が実現。組み込み式のレンズフードはモダンなラウンドシェイプのデザインを採用、軽く回すだけで引き出しや収納が可能だ。

レンズ構成は6群9枚で、細部まで緻密に、コントラスト豊かに描写。ピント合わせもスムーズかつ静かに行なうことができる。

対応マウント:Mマウント / 焦点距離:28mm / 明るさ:f2 / レンズ構成:6群9枚 / 寸法:約Φ55×58mm / 質量:約275g

コマーシャル・フォト 2024年10月号

■特集「令和の時代に、フィルムで写真を撮るということ。」
写真家・石田真澄がフィルムを使い、ハウススタジオやフェリー、海辺で自然体の齋藤飛鳥を11Pにわたって撮り下ろした。また、これまで石田が積み重ねてきた仕事の数々から一部を抜粋して紹介する。

また、中森 真、大野隼男、木村和平、竹中祥平、三部正博という5人のフォトグラファーがフィルムを使って撮影した仕事例、作品を紹介。フィルム撮影に関する考え、使用機材やよく利用する現像所などを伺った。

■連載「撮影を楽しむスペシャリストたち」
写真業界には数多くの撮影ジャンルがあり、それぞれの分野で活躍するスペシャリストたちがいる。この連載では、フォトグラファー中野敬久氏が毎回気になるスペシャリストにインタビューを行ない、その分野ならでは魅力や、撮影への向き合い方を聞くことで、“撮影を楽しむ”ためのヒントを探っていく。今回のゲストは新津保建秀氏。

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