写真の真正性を担保できる機能を搭載した世界初のカメラ|ライカ M11-P

税込1,474,000円 / 発売中

ライカ M11-P

主な特長

  • 撮影時にコンテンツクレデンシャルを添付してメタデータを保存する機能を搭載
  • 焦点距離21mmのアポ・レンズ「スーパー・アポ・ズミクロン SL f2/21mm ASPH.」

ライカカメラは、M型カメラの新製品として、「ライカ M11-P」を発売した。

デジタル画像の真正性を保護するために、撮影時にコンテンツクレデンシャルを添付してメタデータを保存する世界初のカメラ。デジタルコンテンツの栄養成分表示ともいえるコンテンツクレデンシャルは、業界標準と してさまざまな種類のコンテンツに対して広く採用されており、オンライン上でコンテンツの信頼性と透明性を高める基盤として活用されている。写真家が撮影した作品には大きな価値があり、その信頼性を担保するためには来歴情報の記録が効果的であるとライカは考え、今回「ライカM11-P」に搭載したこの機能に反映されている。

コンテンツ認証イニシアチブ(CAI)が提供するオープンソース規格に基づく機能として、画像に安全なメタデ ータを付与する機能を搭載。この機能により、画像データの生成と編集の透明性をさらに高めることが可能。撮影者の氏名や撮影日、使用したカメラの機種のほか、どのような編集が行なわれたかの履歴などを安全な方法で記録できるため、画像の出所と来歴を把握できるようになる。また、CAI準拠の証明書に裏付けされたデジタル署名も画像に付与。画像の真正性は、CAIが提供する無償のオープンソースのツールや、ウェブサイト「Verify」(https://contentcredentials.org/verify)でいつでも簡単に確認できる。

なお、その他の機能については「ライカ M11」をベースに設計。約6,030万画素の裏面照射型CMOSセンサーおよび「LEICA MAESTRO III(ライカ・マエストロ・スリ ー)」を採用している。

対応マウント:ライカMバヨネットマウント / 撮像素子:裏面照射型(BSI)CMOSセンサー / 有効画素数:約6,030万画素 / 感度:ISO64〜50000 / 寸法:約139×80×38.5mm / 質量:約455g(ブラック)、約565g(シルバー)※バッテリー含まず

コマーシャル・フォト2024年8月号

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