「カメラグランプリ2025」において「EOS R1」が最優秀賞である「大賞」を受賞

キヤノンの「EOS R システム」のフラッグシップ機「EOS R1」(2024 年11 月発売)が、「カメラグランプリ2025」において、最優秀賞である「大賞」を受賞しました。また、フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5 Mark II」(2024 年8 月発売)は「あなたが選ぶベストカメラ賞」、「EOS R システム」の交換レンズ「RF70-200mm F2.8 L IS USM Z」(2024 年11 月発売)は「あなたが選ぶベストレンズ賞」を受賞し、キヤノンとして3 冠を達成した。

1984 年に始まり、今年で42 回目を迎えるカメラグランプリは、国内の写真・カメラ専門の雑誌・ウェブ媒体の担当者で構成されるカメラ記者クラブ※が主催する、権威あるカメラ・レンズ関連の賞の一つです。今回は、2024 年4 月1 日から2025 年3 月31 日の間に日本国内で発売された製品から選考が行われました。「EOS R1」が受賞した「大賞」は選考委員全57 名の投票により、最も優れたカメラ1 機種に贈られる栄えある賞。さらに、「EOS R5 Mark II」および「RF70-200mm F2.8 L IS USM Z」が受賞した「あなたが選ぶベストカメラ賞」、「あなたが選ぶベストレンズ賞」は、一般ユーザーによるウェブ上での投票により選出されている。


「大賞」に選出された「EOS R1」は、新たな映像エンジンシステム「Accelerated Capture」とディープラーニング技術の活用、デュアルピクセルCMOS AF 初となるクロスAF の採用や、新開発の電子ビューファインダーなど、プロのニーズに応える高い総合力が評価された。また、「あなたが選ぶベストカメラ賞」および「あなたが選ぶベストレンズ賞」の受賞は、静止画・動画における高い撮影性能と機動力を実現した「EOS R5 Mark II」、優れた光学設計と静止画・動画共に快適に撮影できる操作性を実現した「RF70-200mm F2.8 L IS USM Z」の革新性が広く認められた結果だ。


キヤノンは、これからも独自の映像技術に磨きをかけ、お客さまの多様なニーズに応える製品やサービス、ソリューションを提供することで、人々の生活に豊かさと驚きをもたらし、写真・映像文化のさらなる発展に貢献していく。


〈「大賞」受賞製品:「EOS R1」 カメラグランプリ2025 実行委員会による選考理由〉
キヤノンのミラーレスカメラ「EOS R システム」初のフラッグシップモデルとして、プロフェッショナルの要求に応える高性能を実現。新開発のフルサイズ裏面照射積層CMOS センサーと映像エンジン「DIGIC X」、エンジンシステム「DIGIC Accelerator」により、高速連写や高感度性能を両立。電子シャッター時には最高約40 コマ/秒の連写が可能で、ローリング歪みを大幅に低減した。測距エリア全域でクロスAF を実現し、デュアルピクセル Intelligent AF により被写体追尾性能を飛躍的に向上させた。また視線入力AF や「アクション優先」機能なども搭載。さらに約944 万ドットの高精細電子ビューファインダーや最大約9600 万画素の高解像度画像を生成する「カメラ内アップスケーリング」機能など、撮影体験を一新する機能を多数搭載する。これらの先進的な技術と高い完成度が評価され、「カメラグランプリ2025 大賞」に決定した。

EOS R1
EOS R5 Mark II
RF70-200mm F2.8 L IS USM Z

〈各受賞製品について〉
「EOS R1」
・製品仕様 https://personal.canon.jp/product/camera/eos/r1
・「EOS R1」インタビュー&コラム https://personal.canon.jp/articles/interview/professional-is-1
「EOS R5 Mark II」
・製品仕様 https://personal.canon.jp/product/camera/eos/r5mk2
・「EOS R5 Mark II」インタビュー&コラム https://personal.canon.jp/articles/interview/lights-of-five
「RF70-200mm F2.8 L IS USM Z」
・製品仕様 https://personal.canon.jp/product/camera/rf/rf70-200-f28lz

コマーシャル・フォト 2025年7月号

【特集】レタッチ表現の探求

写真を美しく仕上げるために欠かせない「レタッチ」。それはビジュアルを整えるだけでなく、一発撮りでは表現しきれないクリエイティブな可能性を引き出す工程でもある。本特集では、博報堂プロダクツ REMBRANDT、フォートンのレタッチャーがビジュアルの企画から参加し、フォトグラファーと共に「ビューティ」「ポートレイト」「スチルライフ」「シズル」の4テーマで作品を制作。撮影から仕上げまでの過程を詳しく紹介する。さらに後半では、フォトグラファーがレタッチを行なうために必要な基本的な考え方とテクニックを、VONS Picturesが実例を通して全18Pで丁寧に解説。レタッチの魅力と可能性を多角的に掘り下げる。

PART1
Beauty  石川清以子 × 亀井麻衣
Portrait  佐藤 翔 × 栗下直樹
Still Life  島村朋子 × 岡田美由紀
Sizzle  辻 徹也 × 羅 浚偉

PART2
フォトグラファーのための人物&プロダクトレタッチ完全実践
講師・解説:VONS Pictures (ヴォンズ・ピクチャーズ)

基礎1 フォトグラファーが知っておくべきレタッチの基本思想
基礎2 レタッチを始める前に必ず押さえておきたいポイント
人物レタッチ実践/プロダクトレタッチ実践

ほか