キヤノン、グラフィックアート向け大判プリンター3機種を発売

PRO-6600:1,985,000円 PRO-4600:767,800円 PRO-2600:382,800円
2024年5月17日発売予定

imagePROGRAF PRO

主な特徴

  • 表現力豊かな写真やファインアートを再現し200年の長期保存が可能
  • 新開発のインクセンシングシステムによる安定稼働を実現
PRO-4600(オプションのロールユニット装着時)

キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF」シリーズの新製品として、12色インクモデル “PRO-6600/4600/2600”の3機種を発売する。

特色のレッドとブルーや、濃淡2種類のグレーを含む12色のインクを採用。光沢紙/半光沢紙への印刷画質を従来機種から継承しつつ、ファインアート紙への印刷では、黒濃度の向上により、深みのある黒を再現するとともに、暗部の色再現領域が拡大し、imagePROGRAFシリーズ最高の写真画質を実現する。さらに優れた耐光性により、印刷した作品を高画質のまま長期保存することができるため、プリントの価値向上に貢献する。

新開発のインクセンシングシステムにより、インク吐出状態を定期的にモニタリングすることが可能。自動で最適なインクの着弾位置を保ち高画質を維持する。また、「スマートロール紙セット」機能は用紙の給紙や種類の検知、残量推計を自動で行うとともに、給紙処理を高速化することでロール紙セットにかかる時間を従来機種より約40%短縮。これらにより、画質調整やロール紙セットに伴うダウンタイムを低減し、プリンターの安定稼働を実現する。

コマーシャル・フォト2024年8月号

【特集】視点を変える。記憶に残す。「ブツ撮り2.0」
「ブツ撮り」には2種類ある。ひとつは誰がどう見てもその被写体だとわかるもの。被写体に正面― あるいはその被写体がもっとも美しいとされる位置―から捉え、被写体の質感や色を正しく写す撮影。そしてもうひとつは、視点を変えて、被写体に新しい価値を見出すもの。今回は後者の「ブツ撮り」を特集。見慣れた物の見方を変えて、静物に新しい命を吹き込む6名のフォトグラファーのアイデアの源泉を探るため、誰もが1日に一度は目にする「ティッシュ」という同一テーマを撮り下ろしてもらい、被写体との向き合い方、こと〞ブツ撮り〝への考え方について聞いた。
泊 昭雄/Kaz Arahama/水野谷維城/瀧本幹也/望月 孝/李 有珍

【FEATURE 】 須藤絢乃「Fragment」/岡 祐介「ジンシャリ(JinShari)」」/HIRO KIMURA Yohji Yamamoto POUR HOMME × ISAMU KATAYAMA BACKLASH「HEROES」

【別冊付録】 スタジオデータブック 2024
各スタジオの諸設備、サービスの内容がひと目でわかるアイコン表記や一覧表で、 検索しやすい構成となっている。 スタジオルポ、新規にオープンしたスタジオ、リニューアルしたスタジオの情報など最新情報も網羅した、スタジオ探しをサポートする必携の1冊。

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