【CP+2026レポート】ニコンブース編

パシフィコ横浜で開催された「CP+2026」。ニコンブースでは、2025年に発表された「Z CINEMA」のコンセプトに基づき、RED Digital Cinemaの技術を融合させた映像制作システムが大きな面積を占めていた。

Zマウントシステムによるレンズラインアップ。映像制作向けの展示が強化されている。

■REDの技術を継承した「Nikon ZR」とマウントの共通化

展示の主役は、最新のフラッグシップ機「Nikon ZR」だ。本機はREDのカラーサイエンスを取り入れたほか、R3D NEデータの内部記録に対応するなど、プロフェッショナルなシネマワークフローへの最適化が図られている。

また、ブース内には「RED KOMODO-X Z mount」も展示され、ニコンのZマウントレンズをREDのカメラに直接装着する運用例が紹介された。これにより、スチル撮影で培ったレンズ資産を、そのままハイエンドな映像制作へ活用できる利点が強調されていた。

■静止画・動画双方のニーズに応える最新光学系

光学系では、リニューアルされた「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II」などが注目を集めていた。ZRとの組み合わせによる高速なAF性能に加え、動画撮影時のブリージング抑制など、動画機材としてのポテンシャルも向上している。

このほか参考出品として、2025年に話題となった「日付写し込み機能」を搭載した「Zf」のバリエーションモデルも展示されており、デジタル環境におけるクラシックな表現手法の提案も行われていた。



特集「LEDライト最新活用術」&別冊付録「CM・映像 キャメラマン&ライトマンファイル 2026」。

巻頭特集ではフォトグラファー福岡秀敏が俳優・田中麗奈をLEDで撮り下ろし。さらに倭田宏樹、森山将人、川村将貴、須藤絢乃による現場事例や機材検証を通して、LEDライティングの実践的な活用方法を解説。「Aputure LED 4機種 実践検証」ではCOB型、パネル型、スポット型、ストリップ型という異なる光源を用い、静物撮影で検証。光の質や質感表現の違いを比較しながら、LEDライトの特性を具体的に探る。撮影と解説は中村雅也氏が担当した。

【広告特集】King & Prince「STARRING」のクリエイティブ

2025年12月24日発売のKing & Prince 7thアルバム「STARRING」。本企画では、収録曲それぞれを“架空の映画の主題歌”に見立て、1曲につき1本の特報映像を制作するという前例のないプロジェクトを徹底取材。本編は存在しないにもかかわらず、長編映画を想定した設計で10本の特報映像とポスターを制作。さらにレッドカーペットイベントや映画館での上映会まで展開するなど、アルバムの枠を超えた大規模なプロモーションとして構築されている。特報・ポスター制作全体のプロデューサー加藤諒氏をはじめ、3人の映像監督、アートディレクター、フォトグラファーが参加。企画設計の背景と制作プロセスをそれぞれの立場から語る。

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