映像・写真クリエイターのためのイベント「CREATORS EDGE 2023」その前に…【2019年のPHOTO EDGEの振り返り記事】

前回開催の「PHOTO EDGE2019」の様子を振り返ります!

コマーシャル・フォト、ビデオサロン共催によるプロフェッショナルフォトグラファー&クリエイターのための写真&映像展示会「Photo EDGE Tokyo 2019」。多くの来場者で賑わった本イベントの様子をレポートする。(※2019年当時の情報となります)

コマーシャル・フォト&ビデオサロンセミナー、ポートフォリオレビュー撮影:浜村多恵

コマーシャル・フォト セミナー ライティングセッション

「STILL LIFE IMAGING 素晴らしき物撮影の世界」 南雲暁彦(フォトグラファー)

コマーシャル・フォトで連載し、MOOKとして発売された 「Still Life Imaging -スタジオ撮影の極意-」。この連載で行なってきた物撮影の魅力とテクニックを紹介するセミナー。筆者である南雲暁彦氏による、これまでの掲載作品の解説や、実際の撮影セットを使用したフォトセッションも実施。フォトグラファー自らがビジュアル提案を行なうためのアイデアを伝えてくれる。左の写真はセミナーの途中で別室に移動して、実際のライティングセットを前に実践的な解説を行なっているところ。

(※情報などはすべて2019年当時の情報となります)

■コマーシャル・フォトセミナー

iPadセッション「iPad Proをクリエイティブワークで使いこなす」 小島 勉(プリンティングディレクター)

専用OS「iPadOS」のリリースや、Macとの連携強化など、iPad Proが仕事で使える環境が整ってきた。そこで、Macの外部ディスプレイとしての使い方、液晶タブレットとしての使い心地、適正な色味で表示するテクニック、写真の仕事で使えるアプリなど、クリエイティブワークで活かせるノウハウを紹介。

レタッチセッション「フォトグラファーのためのトーンカーブの極意」 畠山祐二・林 夏菜(レタッチャー/博報堂プロダクツ)

トーンカーブはPhotoshopの基本中の基本とも言えるツールだが、単なる色調の補正・修正に使うだけでは宝の持ちぐされ。もっと積極的にトーンカーブを使いこなすことで、自分の個性を生かした色作り、トーン作りが可能になってくる。プロのレタッチャーの畠山祐二氏と林夏菜氏が自分好みの絵作りのためのトーンカーブの極意を解説。

(※情報などはすべて2019年当時の情報となります)

■ビデオサロンセミナー

ワークフローセッション「クオリティと効率をアップする!カラーグレーディング&編集ワークフロー」 林 和哉(フロンティア 映像事業室長)

デジタル一眼カメラの動画機能の向上で、多くの人が映像を作る時代になった。そこでグレーディングを含めたルック調整が重要になっている。一歩先行くクオリティアップをする方法やムダを省いた制作で効率アップを測る方法など、実践的なノウハウと機材全般を絡めたワークフローを紹介。

ドローンセッション「ドローン撮影許可申請の実例」 古賀心太郎(プロデューサー、ドローングラファー)

ドローングラファーでアマナ空撮チーム「airvision」所属の古賀氏がドローン撮影の模様や撮影に至るまでの申請や書類の準備について、解説。

ジンバルセッション「ジンバル撮影のためのシステム構築とカメラワーク」 鶴田大輔(フジヤエービック)・由井友彬 (映像作家)

代表的なジンバルを取り上げ、カメラのセッティングや、フォーカス送り、モニタリングのシステム構築を紹介。

(※情報などはすべて2019年当時の情報となります)

【イベント概要】

2019年10月25日に浅草橋ヒューリックホール&ヒューリックカンファレンスで開催された「Photo EDGE Tokyo 2019」。4年目の今回は映像制作の専門誌「ビデオサロン」の共同主催による、写真・映像の総合イベントへとリニューアル。広告、エディトリアル、ファッション、音楽など様々なジャンルで活躍するプロのための写真&映像展示イベントとして、あいにくの雨模様にもかかわらず、多くの来場者の参加で盛り上がった。

カンファレンスルームでは様々なセミナーを開催。コマーシャル・フォトセミナーでは、ライティング、iPad、レタッチ。そしてビデオサロセミナーでは、カラーグレーディング、ドローンの撮影許可申請、ジンバル撮影など、すぐに仕事に役立てそうなセミナー内容を各ジャンルの第一線で活躍するクリエイターが事例とともに解説してくれるとあって、多くの来場者が参加した。また、プロフォトグラファーを対象にREPエージェンシー3社の代表者と小誌編集長によるポートフォリオレビューも実施した。

協賛各社による機材展示ブースも充実。今回は、IFOOTAGE、アドビ システムズ、ATOMOS、エプソンダイレクト、大塚商会、カールツァイス、キヤノンマーケティング ジャパン、シグマ、ZHIYUN、セコニック、SENSE∞、ソニーマーケティング、DAIV、TSUKUMO、ニコンイメージングジャパン、ハッセルブラッド・ジャパン、パナソニック、ピクトリコ、フェーズワンジャパン/DNPフォトイメージング ジャパン、富士フイルム、Blinky、ブラックマジックデザイン、プロフォト、ブロンカラー、ベンキュージャパン、ライカカメラジャパン、Loupedeck、raytrekの計28社がプロの広告現場での使用を想定したハイエンド機材を出展。スチル撮影機材はもちろんのこと、ムービー撮影用機材、編集ソフト、ジンバル、BTOパソコンなど、プロのニーズに合わせて機材も多岐にわたっているのが特徴的だ。

今回も多くの来場者で賑わった「Photo EDGE Tokyo 2019」。単なる機材展ではなく、プロの現場で活躍するクリエイターが学ぶ場であり、メーカーの発表の場、そしてメーカーとクリエイターとを結びつけるコミュニケーションの場としても活用されるイベントを目指している。今後も本イベントを通して、業界全体を盛り上げていきたい。

(※2019年当時の情報となります)

そして今年は…!

映像・写真クリエイターのためのイベント「CREATORS EDGE 2023」
10月18日にリアル&オンラインでハイブリッド開催!