「CREATORS EDGE 2023」現地レポートPart.1 カメラメーカー編

10月18日、『コマーシャル・フォト』『ビデオサロン』の共同主催イベントとして
浅草橋ヒューリックホール&カンファレンスにて開催された
「CREATORS EDGE 2023」での各企業出展ブースの模様をレポート!

キヤノンマーケティングジャパン

キヤノンマーケティングジャパンブース。

ブースでは10月27日発売の新レンズ「RF10-20mm F4 LIS STM」を試すことができた。
10mm スタートという超広角ズームだが、望遠端が20mm まであるので、標準ズームとの併用もしやすいとのこと。

RF10-20mmF4 L IS STM を装着した EOS R6 Mark II。レンズはコンパクトに仕上がっている。

また今回は動画向けのイベントとあって、EOS R シリーズに加えて CINEMA EOS シリーズの「EOS R5 C」のアピール
に力が入っていた。EOS R5 C は最大8K 対応のデジタルシネマカメラでありながら、「EOS R5」同等の約4,500万画素での静止画撮影が可
能なモデル。動画と静止画を1台でハイクオリティに収められるのがメリットだ。

EOS R5 C には同社シネマレンズシリーズの Sumire Prime を装着。柔らかい描写が特徴という。リグをセットして実際のオペレーションを試せるようになっていた。
EOS R シリーズや RF レンズも多数並んでいた。

ソニーマーケティング

10月に発売されたミラーレスカメラの新モデル「α7CR」や「α7C II」が人気を集めていた。前者は約6,100万画素という高画素モデルで、後者は価格を抑え
た約3,300万画素機となっている。

α7CR は6,100万画素という超高画素ながら、α7Cシリーズのサイズになっており注目度が高い。
α7C IIは、前機種がコンパクトな35mm フルサイズ機として人気が高かった。

こちらも新製品となる広角ズームレンズ「FE 16-35mm F2.8 GM II」の姿もあった。小型軽量になったほか、全体的に画質も底上げされている。

FE 16-35mm F2.8 GM II

デジタルシネマカメラ「BURANO」の実機も展示。CineAlta シリーズということでかなり高価だが、上位の「VENICE」よりも少人数での制作が可能とのこと。

BURANO は、一般にはなかなか触れる機会が無いハイクラスのデジタルシネマカメラだ。

いかがでしたでしょうか?「CREATORS EDGE 2023」の内容はまだまだ盛りだくさんです。
Part.2ではニコンイメージングジャパン、パナソニック、ライカカメラジャパンなどのカメラメーカーをご紹介致します。
是非チェックしてみてください。

コマーシャル・フォト2024年8月号

【特集】視点を変える。記憶に残す。「ブツ撮り2.0」
「ブツ撮り」には2種類ある。ひとつは誰がどう見てもその被写体だとわかるもの。被写体に正面― あるいはその被写体がもっとも美しいとされる位置―から捉え、被写体の質感や色を正しく写す撮影。そしてもうひとつは、視点を変えて、被写体に新しい価値を見出すもの。今回は後者の「ブツ撮り」を特集。見慣れた物の見方を変えて、静物に新しい命を吹き込む6名のフォトグラファーのアイデアの源泉を探るため、誰もが1日に一度は目にする「ティッシュ」という同一テーマを撮り下ろしてもらい、被写体との向き合い方、こと〞ブツ撮り〝への考え方について聞いた。
泊 昭雄/Kaz Arahama/水野谷維城/瀧本幹也/望月 孝/李 有珍

【FEATURE 】 須藤絢乃「Fragment」/岡 祐介「ジンシャリ(JinShari)」」/HIRO KIMURA Yohji Yamamoto POUR HOMME × ISAMU KATAYAMA BACKLASH「HEROES」

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