「CREATORS EDGE 2023」現地レポートPart.2 カメラメーカー編

10月18日、『コマーシャル・フォト』『ビデオサロン』の共同主催イベントとして
浅草橋ヒューリックホール&カンファレンスにて開催された
「CREATORS EDGE 2023」での各企業出展ブースの模様をレポート!

Part2ではニコンイメージングジャパン、パナソニック、ライカカメラジャパンなどのカメラメーカーをご紹介致します。

ニコンイメージングジャパン

ニコンイメージングジャパンのブース。

レトロなデザインに35mm フルサイズセンサーを搭載した新機種「Z f」を多くの来場者が手に取っていた。外観はフィルムカメラ風ながら中身は最新のミラーレスカメラというのはほかに無い。

Z f のボディカラーはブラックのみだが、貼革のカラーを変更できるサービスがある。

交換レンズでは「NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena」が10月に発売された新製品になる。NIKKOR Z の中でも最高レベルの描写力という。
AF も可能になっており撮影を試す人が絶えなかった。

NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena。背面モニターで見たところ、ボケもきれいで被写体が浮き立つような絵になった。

そのほかプロ向けの「Z 9」や超大口径レンズ「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」といったハイエンドアイテムも並んでいた。

Z 9や Z8といったカメラも用意されていた。

パナソニック

パナソニックのブース。

パナソニックのブースでは10月27日発売の「LUMIX G9PROII」をアピールしていた。
マイクロフォーサーズの新しいフラッグシップ機で、高速連写など機能を充実させている。

LUMIX G9PROII。フルサイズ機の LUMIX S シリーズと同じデザインのボディになり、ハンドリングも好印象だ。

LUMIX といえば、動画に注力したカメラというイメージだが、今回は像面位相差 AF への対応や AF 追従で60コマ / 秒の連写を実現するなど静止画にも力が入っている。

レンズでは、いずれもマイクロフォーサーズ用の「LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm/F2.8/POWER O.I.S.」と「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.」が展示してあった。

LEICA DG VARIOELMARIT 35-100mm / F2.8 / POWER O.I.S. は、ライカの厳しい光学基準をクリアしたモデル。
LEICA DG VARIOELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.は、新たに2倍のテレコンバーターに対応。35mm判換算で1,600mm 相当という超望遠撮影が可能に。

ライカカメラジャパン

ライカカメラジャパンのブースでは、7月に発売された「ライカ SL2 シルバー」を見ることができた。

SL2 シルバー。これまでのブラックモデルとはまた違った趣のモデルになっている。

SL2はこれまでブラックのみだったが、上面と底面をシルバーにした新色となっている。よりクラシックカメラ風のデザインを求めるユーザーに向けた仕様だと説明していた。

SL2はスチルを優先的に使う人がメインターゲットとのことだが、ハイレベルな4K 動画にも対応している。
画素数を抑えた「ライカ SL2-S」や各種交換レンズも充実していた。

いかがでしたでしょうか?
次回Part3では周辺機器メーカーのレポートをご紹介いたします!
是非チェックしてみてください。

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