ソニーワールドフォトグラフィーアワード2023, プロフェッショナル部門 クリエイティブ 1位を受賞した、南アフリカの女性写真家リー・アン・オルウエィジが、Sony Imaging Galleryで写真展「The Right To Play」を開催。
「少女たちは日々、貧困、文化的規範や慣習、劣悪なインフラ、暴力により教育を受けることを阻まれています。The Right To Playは、世界中の何百万人もの少女たちが教育を求める中で直面する課題を浮き彫りにし、印象的な物語を創り出しています。このプロジェクトでは、『少女たちはどんな夢を抱いているのだろう?』という問いを投げかけます。そして、支援的な環境が整い、少女たちが学び、夢見る機会を与えられたとき、どのような未来が待っているのでしょうか? その世界はどのようなものでしょうか?(リー・アン・オルウエィジ)」
「この取り組みは、若き少女たちの夢と志を深く探求し、彼女たちの可能性を制限する社会の障壁に挑戦しています。貧困や文化的規範、暴力に縛られることなく、少女たちが自由に学び、夢を見ることができる世界を、遊び心に満ちた視点で鮮やかに描いています。The Right to Playは、想像上の遊び心のある世界をストーリーテリングに織り込み、少女たちが力強く前向きに、自らの物語のヒロインとして花開き、教育を受けるための多くの障壁を克服していく姿を表しています。このプロジェクトは、教育を通じて少女たちを支援し、女性性器切除(FGM)や児童婚などの有害な伝統的慣習を廃止し、ケニアの農村地域のコミュニティを変革する非営利団体、Kakenya’s Dreamとの提携により実現しました。(リー・アン・オルウエィジ)」
リー・アン・オルウェイジ
ドキュメンタリーおよびポートレート写真家。ソニーワールドフォトグラフィーアワード2023, プロフェッショナル部門 クリエイティブ 1位。南アフリカ出身のビジュアルストーリーテラーであり、コラボレーションによるストーリーテリングを通じて、ジェンダーやアイデンティティに関するテーマを探求。写真を通じて人々のストーリーを讃える場を創りたいと考え、一緒に仕事をする人々が作品制作に積極的に関わることで、自分たちの物語を前向きに表現できる空間を提供する。
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コマーシャル・フォト 2025年1月号
【特集】フォトグラファーたちの これまでとこれから
2024年もそろそろ終盤。フォトグラファーたちが2024年に発表した作品や仕事、取り組みを作品とインタビューとともに掲載。それぞれの写真観や作品制作、仕事についてなどたっぷりと語ってもらった。
ソン・シヨン、𠮷田多麻希、濱田英明、金本凜太朗、服部恭平
FEATURE 01 薄井一議「Showa99 / 昭和99年」
FEATURE 02 金澤正人「KANA Kana Kitty」
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