【写真展レポート】瀧本幹也写真事務所内で「SO / OBJECTS at Space T」開催

「身につけるオブジェ」をコンセプトに活動するジュエリーブランドSO / OBJECTSが、Space T (瀧本幹也写真事務所/東京・青山)にて展示販売会を開催。

KYOTOGRAPHIEがきっかけで交流があり今回の展示が実現。会場にはジュエリーと呼応するような瀧本氏の作品があわせて展示されている。

「ジュエリーはファッションと家具のちょうど中間のようなものだと思う」と話してくれたデザイナーのosakada氏。もともとはファッションデザインを志していたが、流行の移り変わりと消費の激しいものではなく、生活に寄り添い長く愛され続ける家具のような、そんなジュエリー制作に興味をもち、5年ほど前から活動している。

リング、ピアス、ネックレス、バングルなど新作とこれまでのほぼ全てのラインナップを展示。一部即売品も用意。
性別年齢を問わずなじむデザイン。同じデザインでゴールド・シルバーから選べる。
アルファベットをモチーフにした新作も展示。

一方瀧本氏の展示は、コロナ禍での開催となったKYOTOGRAPHIEがきっかけで京都に通い始め、3年間撮り続けているシリーズ作品を展示。葉に落ちる雫、空気の震え、風に揺れる草花のゆらめきが、空間の中でジュエリーとともに呼吸をしているように感じられた。

期間は本日10月17日まで。

SO / OBJECTS at Space T


10月6日(金)10月17日(火)
12:00〜20:00
港区南青山5-10-12 青山EDGE 4F(瀧本幹也写真事務所内)

コマーシャル・フォト2024年8月号

【特集】視点を変える。記憶に残す。「ブツ撮り2.0」
「ブツ撮り」には2種類ある。ひとつは誰がどう見てもその被写体だとわかるもの。被写体に正面― あるいはその被写体がもっとも美しいとされる位置―から捉え、被写体の質感や色を正しく写す撮影。そしてもうひとつは、視点を変えて、被写体に新しい価値を見出すもの。今回は後者の「ブツ撮り」を特集。見慣れた物の見方を変えて、静物に新しい命を吹き込む6名のフォトグラファーのアイデアの源泉を探るため、誰もが1日に一度は目にする「ティッシュ」という同一テーマを撮り下ろしてもらい、被写体との向き合い方、こと〞ブツ撮り〝への考え方について聞いた。
泊 昭雄/Kaz Arahama/水野谷維城/瀧本幹也/望月 孝/李 有珍

【FEATURE 】 須藤絢乃「Fragment」/岡 祐介「ジンシャリ(JinShari)」」/HIRO KIMURA Yohji Yamamoto POUR HOMME × ISAMU KATAYAMA BACKLASH「HEROES」

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