アドビ Premiere Proがアップデートを発表 ! オーディオ編集やテキストスタイル機能が強化!

 アドビは、2024年サンダンス映画祭に先立ち、直感的で新しいオーディオ体験を搭載したアドビ Premiere Proのベータ版を発表した。
今回のアップデートでオーディオ編集をこれまでになく迅速かつ手軽なものにし、経験豊富なプロフェッショナルの作業時間を短縮する一方、初めて使用するユーザーでも必要なツールに素早くアクセスできるようになっている。

新しいオーディオワークフローでビデオ編集プロセスを強化

アドビ Premiere Pro(ベータ版)の最新機能は以下の通り!
サウンドを正確にコントロールし、クオリティを向上させるために必要なツールばかり。

● インタラクティブなフェードハンドル
クリップ上のハンドルのドラッグ操作だけでフェードを作ることができ、これまでにない速さでカスタムオーディオトランジシ
ョンを作成できる。

● 「オーディオタイプの自動タグ付け」が可能な新しいエッセンシャルサウンドバッジ
AIがオーディオクリップを「会話」、「ミュージック」、「効果音」、「環境音」として自動的にタグ付けし、新しいアイコンを追加。作業に適したコントロールにワンクリックですぐにアクセスできる。

● エフェクトバッジ
新しいビジュアルインジケーターにより、どのクリップにエフェクトがかかっているかを簡単に確認でき、さらに新規エフェクトをすばやく追加できる。

● タイムライン上の波形表示の刷新
クリップのトラックの高さを変更すると、波形のサイズも変わり、新しいカラーにより見やすくなる。

アドビ Premiere Pro のテキストスタイル機能を強化

また、日本のユーザーから要望が多かったアドビ Premiere Proのテキストスタイル機能も強化!

● エッセンシャルグラフィックスの参照用サムネイル
エッセンシャルグラフィックスのドロップダウンに、スタイルがサムネイルとともに表示されるようになり、スタイルを簡単に確認できる。

● 新しいスタイルブラウザ
新設されたアイコンビューのスタイルブラウザにより、スタイルをシームレスに閲覧して再利用できる。

● テキストの一部に属性を適用
強調したいワードや箇所だけに異なるスタイルを適用することが可能になる。

● カラーフォント対応
カラーフォントに対応しているフォントを適用することでアドビPremiere Pro 上でも表示することが可能。

他にも、1月16日から利用可能なこれらの新機能に加え、アドビの画期的なAI を活用した「スピーチを強調」ツール(不要なノイズを即座に除去し、会話の録音状態を改善)も、すべてのアドビ Premiere Pro ユーザーが利用できるよう2 月に一般提供開始を予定している。

新機能と革新的な技術を組み合わせることで、アドビ Premiere Pro のオーディオワークフローが大幅に更新され、高品質なオーディオでビデオを作成し、より少ないクリック数で最終的なミックスまで完了できるようになる。

次世代の映像制作者から業界のベテランまで、映像のプロがアドビを選択 

アドビのクリエイティブツールは6 年連続でサンダンス映画祭の映画制作者たちに最も人気があるツールに選ばれている。
今年のサンダンス・インスティテュートの調査によると、アドビ Premiere Pro が最も人気のあるビデオ編集ソフトウェアであり、『Dìdi(弟弟)』、『Will & Harper』、『FRIDA』、『Thelma』、『Little Death』を含むサンダンス映画の半数以上(57%)が使用していることがわかった。

今年のエントリー作品の3 分の2 以上(68%)はPremiere Pro もしくはFrame.io のいずれかを使用してストーリーに命を吹き込み、2024 年作品の83%は、After Effects、Photoshop、Substance 3D Collection など、アドビ Creative Cloud アプリケーションを使用している。

アドビに関する詳細な情報はこちら↓
web サイト:https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html
◉Premiere Pro ベータ版
https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/using/premiere-pro-beta.html
アドビ株式会社
https://www.adobe.com/jp/

コマーシャル・フォト 2024年11月号

■特集 話題を集めた OOH広告
2024年。街にはコロナ禍以前の人流が戻り、OOH・DOOH広告が賑わいを取り戻した。最新技術を駆使した広告やパンチのきいたビジュアル、意外な場所への掲出などで話題となった広告9本を一挙公開し、活況を呈した1年を振り返る。
Netflix 極悪女王
集英社 芥見下々『呪術廻戦』展
講談社 MANGA MANNERS
ソニー・ミュージックレーベルズ 『#ニュー懐メロ プロジェクト』
日本コカ・コーラ リアルゴールド
CCCMKホールディングス+ 三井住友カード 『ぶいぶい誕生祭 渋谷ポスタージャック』
キリンビバレッジ 午後の紅茶
サンリオ #世界クロミ化WEEK2024
サントリー ザ・プレミアム・モルツ〈ジャパニーズエール〉香るエール

■FEATURE「LUMIÈRE / PRIÈRE」瀧本幹也
■Special interview 南雲暁彦が語る マンフロットMT190XPRO4+MHXPRO 3WG XPROギア雲台の魅力

■連載
GLAY CREATIVE COLLECTION 2024- VOL.05 「会心ノ一撃」/「さよならはやさしく」
Create My Book -自分らしいポートフォリオブックを作る- Vol.4 「情報を減らすこと」 金村美玖
新連載 写真を楽しむスペシャリストたち 中野敬久 ほか