写真家 横浪修の作品集「Assembly Teshikaga」が発売。発売を記念した写真展も開催!

独特のユーモアと透明感を有する写真表現が国内外で支持され、幅広いジャンルにおいて第一線で活躍し続ける横浪修。
2010年よりスタートした「Assembly」シリーズでは、集合体の持つ強さや美しさに着目し、北海道や沖縄、プーケット、ニュージーランドといった豊かな自然の中で同じ服装に身を包んだ少女たちの姿を捉えてきた。

作品集「Assembly Teshikaga」は、深い森と美しい水に囲まれた北海道・弟子屈(てしかが)を舞台に したシリーズ最新作。

雪深い大地を踏み締め、ひたむきに進んでいく制服姿の少女たち。
「個々に匿名性を与え、集団としての存在を浮き彫りにする」というこれまでのシリーズと同様の主題でありながら、大自然の厳しさ、畏怖を喚起させるような崇高さといった側面をより一層感じさせる写真作品には、無垢な生命の力が切実に表れている。

横浪氏が10年以上にわたり向き合ってきた「Assembly」の新たな展開を写真展にて見ることができる。

<<トークイベント情報>>
横浪修×濱田英明トークイベント
日時:2月11日(日)17:00~18:00(開場16:30)
定 員:25名
料金:2,500円(税込)
※BOOK AND SONSオンラインストアより要予約(2月1日 12:00より予約開始)
予約ページ:https://store.bookandsons.com/?pid=179062524

<<サイン会情報>>
横浪修「TUMBLE(でんぐり返り)」サイン会
日時:2月17日(土)14:00~17:00

プロフィール
横浪修(Osamu Yokonami)
1967年、京都府舞鶴市に生まれる。1989年に文化出版局写真部入社。独立後は、写真家として自身のレーベルやスウェーデンのLibrarymanなど、海外の出版社からも写真集を刊行。「Assembly」シリーズをはじめ「100 Children」や「1000 Children」「PRIMAL」など数々の作品集を出版し、カリフォルニアのDe Soto Galleryや、台湾の新光三越などで個展を実施している。また、2023年にはKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭のサテライトイベント K G+でも個展が開催され、国内外から多くのファンが来場した。

Osamu Yokonami Photo Exhibition
「Assembly Teshikaga」
2024年2月8日(木) – 2月25日(日)
11:00-18:00 火・水曜定休 / 入場無料
兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-5 海岸ビルヂング302 THE BOOK END
080-7007-6949 / hello@the-book-end.com

コマーシャル・フォト 2024年10月号

■特集「令和の時代に、フィルムで写真を撮るということ。」
写真家・石田真澄がフィルムを使い、ハウススタジオやフェリー、海辺で自然体の齋藤飛鳥を11Pにわたって撮り下ろした。また、これまで石田が積み重ねてきた仕事の数々から一部を抜粋して紹介する。

また、中森 真、大野隼男、木村和平、竹中祥平、三部正博という5人のフォトグラファーがフィルムを使って撮影した仕事例、作品を紹介。フィルム撮影に関する考え、使用機材やよく利用する現像所などを伺った。

■連載「撮影を楽しむスペシャリストたち」
写真業界には数多くの撮影ジャンルがあり、それぞれの分野で活躍するスペシャリストたちがいる。この連載では、フォトグラファー中野敬久氏が毎回気になるスペシャリストにインタビューを行ない、その分野ならでは魅力や、撮影への向き合い方を聞くことで、“撮影を楽しむ”ためのヒントを探っていく。今回のゲストは新津保建秀氏。

■連載「GLAY CREATIVE COLLECTION 2024- VOL.03」
GLAY 30年間のクリエイティブを網羅した書籍「GLAY CREATIVE COLLECTION 1994-2024」が好評につき連載化!今回紹介するのは9月18日発売の「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 in BELLUNA DOME Blu-ray & DVD」のアートワーク。アートディレクターの吉野晋弥氏、フォトグラファーの岡田祐介・田辺佳子氏に取材した。