THE GALLERY 企画展 白鳥真太郎写真展 「光と影、色・形」 が開催!

ニコンイメージングジャパンがニコンプラザ東京・大阪の写真展会場「THE GALLERY」にて、THE GALLERY企画展 白鳥真太郎展「光と影、色・形」を2024年3月5日(火)より開催する。

作家コメント

長い間、広告写真の撮影に携わって来ました。
依頼を受けての撮影はテクニックと美意識の向上とともに、過去経験した技術の応用で叶える事ができます。
対して、プライベートではまだトライした事のないものを求め、ファンタジックな舞台に女性のヌードを配した作品に挑んだり、自分が撮ってみたい人にお願いしてポートレートを独自のライティングで撮影し発表して来ました。
また、4年前には約45年にわたる広告写真家の集大成としての展覧会も開催できました。
集大成の後に続くものが見つからない時期にこの写真展の依頼を受けました。 それは世界中に新型コロナウイルス感染症が蔓延し始めた時期でもあり、一層頭を悩ませながら「写真の原点に戻ってみよう」と思いつきました。
写真を構成する光と影、色と形というシンプルな観点で周囲を見渡してみると今まで見落としていた平凡な地面や壁、窓等に光あふれるフォトジェニックなものが沢山存在していました。
敬愛するアーヴィング・ペンの煙草の吸殻のような写真をアートに昇華させてみたい。
そんな思いでカメラを携えてひとり街中を彷徨うのも楽しく、コロナ禍の非日常な日常がクリエイティブな日々となりました。

作家プロフィール

白鳥 真太郎(しらとり しんたろう)
千葉大学工学部写真工学科卒業、株式会社資生堂宣伝部写真部、株式会社博報堂写真部(現・株式会社博報堂プロダクツ)を経て、1989年に独立し白鳥写真事務所を設立。2008年より公益社団法人日本広告写真家協会(APA)会長。2018年 藍綬褒章受章。ADC制作者賞、APA賞、毎日広告デザイン賞最高賞、日経広告賞グランプリ、読売広告大賞金賞、朝日広告賞、APAアワード経済産業大臣賞、ACC全日本CMフェスティバル金賞他受賞歴多数。

THE GALLERY 企画展 白鳥真太郎「光と影、色・形」
会  場:ニコンプラザ東京THE GALLERY、ニコンプラザ大阪THE GALLERY
展示期間:東京 2024年3月5日(火)~3月18日(月)大阪 2024年3月28日(木)~4月10日(水)
開館時間:10時30分~18時30分(日曜日休館/最終日は15時まで)

コマーシャル・フォト 2024年10月号

■特集「令和の時代に、フィルムで写真を撮るということ。」
写真家・石田真澄がフィルムを使い、ハウススタジオやフェリー、海辺で自然体の齋藤飛鳥を11Pにわたって撮り下ろした。また、これまで石田が積み重ねてきた仕事の数々から一部を抜粋して紹介する。

また、中森 真、大野隼男、木村和平、竹中祥平、三部正博という5人のフォトグラファーがフィルムを使って撮影した仕事例、作品を紹介。フィルム撮影に関する考え、使用機材やよく利用する現像所などを伺った。

■連載「撮影を楽しむスペシャリストたち」
写真業界には数多くの撮影ジャンルがあり、それぞれの分野で活躍するスペシャリストたちがいる。この連載では、フォトグラファー中野敬久氏が毎回気になるスペシャリストにインタビューを行ない、その分野ならでは魅力や、撮影への向き合い方を聞くことで、“撮影を楽しむ”ためのヒントを探っていく。今回のゲストは新津保建秀氏。

■連載「GLAY CREATIVE COLLECTION 2024- VOL.03」
GLAY 30年間のクリエイティブを網羅した書籍「GLAY CREATIVE COLLECTION 1994-2024」が好評につき連載化!今回紹介するのは9月18日発売の「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 in BELLUNA DOME Blu-ray & DVD」のアートワーク。アートディレクターの吉野晋弥氏、フォトグラファーの岡田祐介・田辺佳子氏に取材した。