南雲暁彦氏写真展「PICTURE-RIUM」がアートアクアリウム美術館GINZAにて開催!

アートアクアリウム美術館GINZAにて、4月26日(金)~5月31日(金)までの期間、南雲暁彦写真展「PICTURE-RIUM」が開催される。

これまで合計12回開催された館内人気イベント、「“PICTURE-RIUM”(撮影講習会)」の講師を務める、フォトグラファー・南雲暁彦氏が館内で撮影してきた様々な写真作品を特別展示する。「映える、撮る、好きになる!」多彩な金魚たちが泳ぐ幻想空間の一瞬を切り取った作品を堪能できる。

「写真展”PICTURE-RIUM”は、世界にも類を見ない金魚をモチーフとした”アートアクアリウム美術館GINZA”という完成された空間を撮影フィールドとした作品だ。
もちろん、この美術館が普通と大きく違うのは展示自体が生きているということであり、小さくも魅力的な命が刻々と表情を変える水流や光の演出の中で無限とも言える輝きを見せている。
水槽のデザイン、さらには音や香りの演出も素晴らしく、ただこの前に立っているだけでも見惚れてしまうほどの魅力的な空間だ。つまりフォトグラファーとしては黙って見ていられないほどフォトジェニックであり、この空間を自分的な解釈でさらなるアートとして昇華させたいという欲求が生まれた。
一方、撮影は困難を極める。基本的には館内は暗く光の量や色もどんどん変化し、ラウンドした水槽の中を小さな命は素早く自由に泳ぎ回る。人の目というのは本当によく出来ているなと改めて思う傍ら、自分のフォトグラファー魂にも火が入ることになった。
日本人が長く愛してきた金魚はこの時代になりさらに艶やかに進化している。金魚そのものがアートであり、浮世絵や様々な芸術のモチーフにもなってきたが、今この時代で僕の作品がその姿を記す一助になれば良いと思っている。命の宿った自然のフォルムは無条件に美しい。」

また、アートアクアリウム美術館GINZA大好評イベント“PICTURE-RIUM”SEASON#4も開催が決定した。

本格的な撮影ノウハウを学びながらアートアクアリウム作品の撮影を楽しむことができる講習会“PICTURE-RIUM SEASON#4”。
これまでに合計12回開催し、大好評の“PICTURE-RIUM”第四弾となる今回は、講師を務める南雲曉彦氏がこれまでに館内で撮影してきた様々な作品を実際に写真作品をみながら、アートアクアリウム撮影の極意を学ぶことができる。

プロフィール

南雲暁彦
TOPPAN(株)チーフフォトグラファー知的財産管理技能士/ 日本広告写真家協会(APA) 会員/多摩美術大学、長岡造形大学非常勤講師/エキスパートクリエイター「匠」世界遺産を中心に世界約300都市での撮影実績をもつ。
1970年神奈川県生まれ。幼少期をブラジル・サンパウロで過ごす。
1993年日本大学芸術学部写真学科卒。凸版印刷株式会社入社し、クリエイティブ本部所属。コマーシャルフォトを中心に映像制作、セミナー、大学講師も行う。
近著:「IDEA of Photography 撮影アイデアの極意」玄光社

アートアクアリウム美術館GINZA特別写真展~PICTURE-RIUM~
期間:2024年4月26日(金)~5月31日(金)
場所:アートアクアリウム美術館GINZA 会場内
https://artaquarium.jp/

“PICTURE-RIUM”SEASON#4
【開催概要】
日程:➀2024年5月2日(木)
➁2024年5月18日(土)③2024年5月25日(土)
④2024年5月31日(金)
受付時間:18:30~19:00
講習時間:19:00~21:00
人数:各回30名限定料金:5,500円/1名(税込)
チケット:アートアクアリウム公式チケットサイトにて事前予約制
場所:アートアクアリウム美術館GINZA(銀座三越新館9階入口)
https://ticket.artaquarium.jp/

コマーシャル・フォト 2024年10月号

■特集「令和の時代に、フィルムで写真を撮るということ。」
写真家・石田真澄がフィルムを使い、ハウススタジオやフェリー、海辺で自然体の齋藤飛鳥を11Pにわたって撮り下ろした。また、これまで石田が積み重ねてきた仕事の数々から一部を抜粋して紹介する。

また、中森 真、大野隼男、木村和平、竹中祥平、三部正博という5人のフォトグラファーがフィルムを使って撮影した仕事例、作品を紹介。フィルム撮影に関する考え、使用機材やよく利用する現像所などを伺った。

■連載「撮影を楽しむスペシャリストたち」
写真業界には数多くの撮影ジャンルがあり、それぞれの分野で活躍するスペシャリストたちがいる。この連載では、フォトグラファー中野敬久氏が毎回気になるスペシャリストにインタビューを行ない、その分野ならでは魅力や、撮影への向き合い方を聞くことで、“撮影を楽しむ”ためのヒントを探っていく。今回のゲストは新津保建秀氏。

■連載「GLAY CREATIVE COLLECTION 2024- VOL.03」
GLAY 30年間のクリエイティブを網羅した書籍「GLAY CREATIVE COLLECTION 1994-2024」が好評につき連載化!今回紹介するのは9月18日発売の「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 in BELLUNA DOME Blu-ray & DVD」のアートワーク。アートディレクターの吉野晋弥氏、フォトグラファーの岡田祐介・田辺佳子氏に取材した。