高島屋史料館TOKYOにて新田樹氏の写真展「雪」が開催!

通常は公開されていない高島屋史料館TOKYOの5階旧貴賓室にて、写真家・新田樹氏の写真展が開催される。
本展は4階で開催中の「ジャッカ・ドフニ 大切なものを収める家 ―サハリン少数民族ウイルタと『出会う』」展にあわせて開催される。

サハリンという北の地の歴史をどれだけ知られているのか。新田氏の写真が語りかけてくるものは、降り積もり重ねられた時間の痕跡と、ポツリポツリと話されるこの地に暮らす人々の記憶。雪のように静謐な写真作品を通して、もう一つのサハリンに出会うことができる。写真は25点展示予定。

プロフィール
新田樹(写真家)
1967年生まれ、福島県出身。
東京工芸大学卒業後、麻布スタジオ入社。
1991年、半沢克夫に師事。
1996年に独立。
第47回木村伊兵衛写真賞、第31回林忠彦賞受賞。

展覧会概要
新田樹 写真展 雪
会場:高島屋史料館TOKYO 5階旧貴賓室 (東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋高島屋S.C.本館5階)
会期:2024年5月25日(土)〜8月25日(日)
開館時間: 午前10時30分〜午後7時30分
https://www.takashimaya.co.jp/shiryokan/tokyo/

コマーシャル・フォト 2024年10月号

■特集「令和の時代に、フィルムで写真を撮るということ。」
写真家・石田真澄がフィルムを使い、ハウススタジオやフェリー、海辺で自然体の齋藤飛鳥を11Pにわたって撮り下ろした。また、これまで石田が積み重ねてきた仕事の数々から一部を抜粋して紹介する。

また、中森 真、大野隼男、木村和平、竹中祥平、三部正博という5人のフォトグラファーがフィルムを使って撮影した仕事例、作品を紹介。フィルム撮影に関する考え、使用機材やよく利用する現像所などを伺った。

■連載「撮影を楽しむスペシャリストたち」
写真業界には数多くの撮影ジャンルがあり、それぞれの分野で活躍するスペシャリストたちがいる。この連載では、フォトグラファー中野敬久氏が毎回気になるスペシャリストにインタビューを行ない、その分野ならでは魅力や、撮影への向き合い方を聞くことで、“撮影を楽しむ”ためのヒントを探っていく。今回のゲストは新津保建秀氏。

■連載「GLAY CREATIVE COLLECTION 2024- VOL.03」
GLAY 30年間のクリエイティブを網羅した書籍「GLAY CREATIVE COLLECTION 1994-2024」が好評につき連載化!今回紹介するのは9月18日発売の「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 in BELLUNA DOME Blu-ray & DVD」のアートワーク。アートディレクターの吉野晋弥氏、フォトグラファーの岡田祐介・田辺佳子氏に取材した。