フジフイルム スクエアは、独自の月光写真の世界観を確立した写真家石川賢治氏の、2012年の写真集『宙(ソラ)の月光浴』から秀作を抜粋した写真展『宙(ソラ)の月光浴』SPECIAL SELECTIONを開催する。
石川氏は、1984年から満月の光だけで撮影するランドスケープ月光写真に取り組み、1990年初の写真集『月光浴』を発表以来、幻想的な月光写真の世界を追求し次々と作品を発表している。
2005年からは地球規模の風景と満天の星がある場所へ、「地上の宇宙実感」を求めて満月の旅をスタートさせた。原始の姿を残したイグアスの滝、モニュメントバレー、ウユニ塩湖、マンゴ湖跡、太古の姿を伝えるバオバブの樹、ガラパゴスの化石的動植物を7年間にわたりカラーリバーサルフィルムを使って撮影、2012年写真集『宙(ソラ)の月光浴』として発表した。
今回の展示では、当時最高峰の銀写真プリント “フジクロームRPプリント” クリスタルに仕上げて展示した作品群の中から、改めて本人の手で厳選した15点(予定)を展示する。
■ 石川 賢治(いしかわ けんじ) プロフィール
1945年福岡市大濠生まれ。’67年日本大学芸術学部写真学科卒業。
ライトパブリシティ入社。’76年よりフリーランス・フォトグラファーとして活動を始め、CF・スチールを数多く手掛ける。’84年秋より月光写真に取り組み、初の写真集『月光浴』(’90年小学館)が一大センセーションを巻き起こす。その後の写真集に『神の降りた夜/新月光浴』(’93年集英社)、『大月光浴』(’96年小学館)、『月光の屋久島』(2000年新潮社)、『地球月光浴』(’01年新潮社)、『京都月光浴』(’03年新潮社)、『宙の月光浴 』(’12年小学館)、『月光浴 青い星』(’17年小学館)、他。最新刊は『月夜の晩に』(’23年小学館)。DVD『月光浴 Moonlight Shower』(’06年カルチュア・パブリッシャーズ)。展覧会も全国で多数開催。
2016年福岡県の糸島半島に移住。新たな月光写真の創作に挑む。
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■ 開催概要
企画展名
フジフイルム スクエア 企画写真展 石川 賢治 宙(ソラ)の月光浴 SPECIAL SELECTION
開催期間
2023年12月1日(金)– 12月21日(木)
10:00–19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで) 会期中無休
入館料無料
会場
フジフイルム スクエア内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース3
〒 107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番3号(東京ミッドタウン・ウエスト)
TEL 03-6271-3350
https://fujifilmsquare.jp/
主催
富士フイルム株式会社
コマーシャル・フォト 2024年11月号
■特集「アーティストを撮る!」
フォトグラファー shuntaroが率いるbird and insectが JO1メンバー11名をそれぞれのテーマで撮り下ろす。インタビューでは今回の撮影テーマや撮影設計、アーティストを撮影することについて語ってもらった。撮影メイキングと共に、ライティング解説も。JO1メンバーへのインタビューも掲載。
特集内では、ライブ撮影やアーティスト撮影を行なうフォトグラファー4名を取材し、様々な音楽写真をインタビュー記事と合わせて紹介する。
三吉ツカサ/岡田裕介/神藤 剛/笹原清明
■別冊付録 CM・映像ディレクターズファイル2024-2025
CM・ミュージックビデオ・Webムービー・映画などで活躍する719名の映像ディレクターの仕事とプロフィールを紹介。 CM業界関係者必携の一冊。
■連載撮影を楽しむスペシャリストたち 中野敬久
Vol.13「木村和平の作風を構成する要素
■連載Create My Book -自分らしいポートフォリオブックを作る- Vol.3
「ドラマチックを生み出す魔法」 金村美玖
ほか