
吉祥寺PARCOにて、アートとカルチャーを楽しむ「PARCO ART&CULTURE 2024」が開催中。
本企画は、アートとカルチャーの魅力を皆様に伝えたいという思いを込めて2022年から開催している、アーティストによる作品展示やワークショップなどを中心としたイベントだ。

4回目となる今回は「写真」に注目。アート・広告・ファッション業界で活躍する新進気鋭のフォトグラファー、石田真澄氏、川谷光平氏、木村和平氏を起用し、吉祥寺PARCO館内で写真展を開催する。
展示する写真は3名の写真家が吉祥寺付近で撮り下ろした新作となっている。

期間中は写真にまつわる6つのワークショップやイベントも開催される。
自然光で写真をプリントする技法「サイアノタイプ」の体験や、ZINEを作るワークショップ、ポートレート撮影など、様々な視点から写真を楽しむことができる。期間中は吉祥寺PARCOだけでなく地域のさまざまなギャラリーで写真を楽しんでいただきたいという考えから、近隣ギャラリーによる写真展をチラシや特設HPで紹介。

さらに屋上では、吉祥寺で生まれ全国開催へ広がった多くのクリエイターや本の届け手によるZINEの即売会「ZINE FEST KICHIJOJI」、2024年3月に同場所で初開催された「芝生蚤の市」を開催する。
吉祥寺PARCO、そして吉祥寺の街で、芸術の秋をふんだんに楽しめる17日間になっている。
Exhibition
石田真澄
back view of summer
1F イベントスペース

歩きながら、いくつもの夜を思い出す
それと同時に、人々が集っている後ろ姿はなぜこんなに目が惹かれるのだろうと思う
横並びに歩く姿、輪になっている集団、会話をしている横顔、ぶつかる肩をみていると、自分の記憶に重ねてしまう
夏の終わりに遠目に見た花火の光と煙を見ながら、今年の夏を思い出し、来年の夏はどこで何をしているんだろうと思う
川谷光平
Halo Ghost
1F ウィンドウディスプレイ

三鷹市にある国立天文台は観測のためにより暗い場所を求めて100年前の1924年に港区麻布から移設された。1955年にはJAXA航空宇宙センターの前身である航空技術研究所が発足し、1970年には国立天文台内に国内初のミリ波電波望遠鏡が建設された。
今日、世界で最も明るい都市ともいわれる東京で星空や宇宙について想いを巡らせる機会は少ないかもしれない。しかし、この地域では100年にわたり宇宙に関する重要な研究が行われている。
木村和平
過去の近所
1F エレベーター扉、2F エスカレーター横

上京して10数年が経つ。その間何度も引っ越しをしたが、毎度選んだのは吉祥寺に自転車で行ける距離の家だった。吉祥寺自体に住んだことはない。けれど毎日のようにこの街に出向き、たくさんの時間を過ごして、たくさんの写真を撮った。2年ほど前、再び引っ越すことにした私は、はじめて吉祥寺エリアから離れた街を選んだ。それ以来、吉祥寺に来る頻度は大きく減った。
今回の企画をきっかけに、久方ぶりにこの街を歩き回った。なるべく何も考えずに、素直に写真を撮ろうと思った。その最後に、ある屋上に辿り着いた。立体駐車場の屋上階。何かあると、なにもなくても、私はこの屋上に幾度と通った。好きだった喫茶店も、映画館も、バッティングセンターもなくなってしまったが、屋上は変わらずにあった。そのことがものすごくうれしくて、変わった街を見下ろしながら、これからの10年のことを想った。
イベント概要
「PARCO ART&CULTURE」
期間:2024年10月25日(金)~11月10日(日)

特集「LEDライト最新活用術」&別冊付録「CM・映像 キャメラマン&ライトマンファイル 2026」。
巻頭特集ではフォトグラファー福岡秀敏が俳優・田中麗奈をLEDで撮り下ろし。さらに倭田宏樹、森山将人、川村将貴、須藤絢乃による現場事例や機材検証を通して、LEDライティングの実践的な活用方法を解説。「Aputure LED 4機種 実践検証」ではCOB型、パネル型、スポット型、ストリップ型という異なる光源を用い、静物撮影で検証。光の質や質感表現の違いを比較しながら、LEDライトの特性を具体的に探る。撮影と解説は中村雅也氏が担当した。
【広告特集】King & Prince「STARRING」のクリエイティブ
2025年12月24日発売のKing & Prince 7thアルバム「STARRING」。本企画では、収録曲それぞれを“架空の映画の主題歌”に見立て、1曲につき1本の特報映像を制作するという前例のないプロジェクトを徹底取材。本編は存在しないにもかかわらず、長編映画を想定した設計で10本の特報映像とポスターを制作。さらにレッドカーペットイベントや映画館での上映会まで展開するなど、アルバムの枠を超えた大規模なプロモーションとして構築されている。特報・ポスター制作全体のプロデューサー加藤諒氏をはじめ、3人の映像監督、アートディレクター、フォトグラファーが参加。企画設計の背景と制作プロセスをそれぞれの立場から語る。
【好評連載】
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ほか
