ライカギャラリー表参道にて、阿部裕介 写真展「Shanti Shanti」開催

阿部裕介による写真展「Shanti Shanti」が、ライカギャラリー表参道にて2024年8月2日から10月27日までの期間開催される。国内3店舗目のフラッグシップストアとして2024年4月12日にオープンしたライカ表参道店の2Fに構えるライカギャラリー表参道。“ライカギャラリー”と呼ばれるライカのオフィシャルギャラリーは国内では銀座・京都に続き表参道が3拠点目となる。

インド・バラナシの変わりゆく街並みと、そこに暮らす人々の変わらない眼差し。激動の時代に生きる彼らの日常を捉えた作品を展示する。

インド上空、飛行機の窓をのぞくと街の灯りはオレンジから白い光になっていた。

懐かしさが残るタングステンの照明は、流行りのLED に支配されていた。

私は、いまだにその懐かしさを求めてひたすらに路地の奥へと足を踏み入れる。

変わりゆく街並みとは対照的に、そこに暮らす人々の変わらない眼差しが残っていた。

火葬場で凧揚げをする子供たちやガンジス川で沐浴する人々、

路地でチャイを飲みながら語る姿を見ると、なぜか安心してしまう自分がいる。

激動の時代に生きる彼らの当たり前の日常をこの先も記録していきたい。

写真展概要

会期:2024年8月2日(金)〜10月27日(日)
会場:ライカギャラリー表参道(ライカ表参道店 2F)
   東京都渋谷区神宮前 5-16-15
   11:00-19:00|月曜定休|入場無料
展示作品数:15点
https://leica-camera.com/ja-JP/leica-galleries/leica-gallery-omotesando

コマーシャル・フォト 2024年10月号

■特集「令和の時代に、フィルムで写真を撮るということ。」
写真家・石田真澄がフィルムを使い、ハウススタジオやフェリー、海辺で自然体の齋藤飛鳥を11Pにわたって撮り下ろした。また、これまで石田が積み重ねてきた仕事の数々から一部を抜粋して紹介する。

また、中森 真、大野隼男、木村和平、竹中祥平、三部正博という5人のフォトグラファーがフィルムを使って撮影した仕事例、作品を紹介。フィルム撮影に関する考え、使用機材やよく利用する現像所などを伺った。

■連載「撮影を楽しむスペシャリストたち」
写真業界には数多くの撮影ジャンルがあり、それぞれの分野で活躍するスペシャリストたちがいる。この連載では、フォトグラファー中野敬久氏が毎回気になるスペシャリストにインタビューを行ない、その分野ならでは魅力や、撮影への向き合い方を聞くことで、“撮影を楽しむ”ためのヒントを探っていく。今回のゲストは新津保建秀氏。

■連載「GLAY CREATIVE COLLECTION 2024- VOL.03」
GLAY 30年間のクリエイティブを網羅した書籍「GLAY CREATIVE COLLECTION 1994-2024」が好評につき連載化!今回紹介するのは9月18日発売の「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 in BELLUNA DOME Blu-ray & DVD」のアートワーク。アートディレクターの吉野晋弥氏、フォトグラファーの岡田祐介・田辺佳子氏に取材した。