【コマーシャル・フォト2025年9月号/8月16日発売】
特集「SNS時代の料理写真術」

8月16日(土)発売のコマーシャル・フォト2025年 9月号は、特集「SNS時代の料理写真術」。

プロモーションにおいて、SNSは今や欠かせない主戦場となっている。料理写真もその例外ではない。目を引くビジュアル、伝わるシズル感、そして自然さや共感性といった“SNS的な魅力”を備えた料理写真とは、いかにして生まれるのか。

9月号では、シズル撮影を専門とするクリエイターチーム hue(ヒュー) の協力のもと、SNSに最適化された料理ビジュアルの考え方と技術を、豊富な事例とともに全42ページにわたって特集!

この記事では、コマーシャル・フォト2025年 9月号の一部をご紹介!

【特集】SNS時代の料理写真術

料理写真解説

「hue(ヒュー)」所属の7名のフォトグラファーが撮影した、パン、ハンバーガー、クリームシチュー、ピザなどを被写体に、それぞれの視点から撮影ポイントやライティング手法を詳しく解説。

被写体ごとの質感や温度感、シチュエーションや背景、光の演出…などなど、シズル表現のアプローチが見られる内容となっている。

料理写真における個性の出し方や考え方のヒントが詰まった実践的なパートだ。

表紙撮影メイキング

「表紙撮影メイキング」ページから一部抜粋

「SNS時代の料理写真術」というテーマにあわせ、編集部が依頼したのは“SNS上で目が留まる表紙カット”。
表紙を担当した hue(ヒュー)加藤雄也 氏が提案した被写体は「アイス」だった。

撮影に立ち会い、その現場で見えたライティングや構図の工夫をメイキング写真とともに紹介する。

自然光ライティングの基本

「自然光ライティングの基本」ページから一部抜粋

料理写真において“おいしさ”を伝えるには、構図やスタイリングだけでなく、何より光の扱いが重要となる。特に自然光は、最も身近でありながら繊細な調整が求められるライティング手法だ。

SNSで好まれるナチュラルなトーンを安定して再現するために、自然光の使い方の基本と注意点を、プロの実例を交えて丁寧に解説する。

スマートフォン撮影テクニック

「スマートフォン撮影テクニック」ページから一部抜粋

スマホの性能向上により、プロの現場でも料理写真にスマートフォンを活用する場面が増えている。本企画では、iPhoneを使用しながら、スマホならではの視点、ボケ表現、仕上げのトーン調整まで、SNSで“おいしそう”を成立させるための基本テクニックを紹介。プロ目線で整理された実践的な内容だ。

コンビニスイーツのSNSビジュアルを撮り下ろす

誰でも購入できる「コンビニスイーツ」をテーマに、SNSでの拡散を想定したビジュアル撮影にhueのフォトグラファーが挑戦。

スタイリングの工夫や商品個体の選別といったリアルな演出はOKとしつつ、食材の追加トッピングや調理のし直しはNG。

広告的な“つくり込み”をあえて避け、SNSに最適化されたリアルなシズル表現を追求した。

大学芋/抹茶わらび餅/エクレア/生チョコサンド/フィナンシェ/牛乳寒天/タルト

シズルと共感を両立させる、実践的なノウハウが凝縮された特集です。


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