東京都写真美術館にて展覧会「TOPコレクション 見ることの重奏」が開催!

奈良原 一高 〈デュシャン/ 大ガラス〉より 1973年 東京都写真美術館蔵 ©Narahara Ikko Archives

東京都写真美術館が収蔵作品からよりすぐりの名品を定期的に紹介するシリーズ「TOPコレクション」として、「TOPコレクション 見ることの重奏」展を開催する。
本展は、ウジェーヌ・アジェ、マン・レイ、アンドレ・ケルテス、マイナー・ホワイト、奈良原一高などといった国内外の巨匠たちから現代作家まで、時代・地域を横断する14名の作家の名品で構成され、東京都写真美術館ならではの珠玉のラインナップを楽しむことができる。

テーマである「見ることの重奏」は、ひとつの作品を見る時に、作家、批評家、鑑賞者など、さまざまなまなざしが重なることを意味している。
本展では、鑑賞者は、カメラを通した作家のまなざしと、歴史的にその作品を評価してきた批評家たちの言葉、そして自分自身の経験や思考を重ねることで、その作品を多層的に「見る」ことが可能になる。

また、本展では令和5年度新規収蔵作品として当館のコレクションに加わった、カラー・オフセット・リトグラフで知られるアメリカの写真家スコット・ハイドと、中国・北京を拠点に活動し、中国で1980年代(以降)に生まれた若者という意味の「80後」世代(バーリンホウ)を代表するアーティスト、チェン・ウェイの作品を初公開する。

展覧会概要
TOPコレクション 見ることの重奏

会期:2024年7月18日〜10月6日
時間:10:00〜18:00 ※入館は閉館時間の30分前まで
会場:東京都写真美術館 3階展示室
出品作家
ベレニス・アボット/ウジェーヌ・アジェ/アンナ・アトキンス/チェン・ウェイ/スコット・ハイド/アンドレ・ケルテス/ウィリアム・クライン/奈良原 一高/マン・レイ/杉浦 邦恵/モーリス・タバール/寺田 真由美/マイナー・ホワイト/山崎 博
出品点数:約100点
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4816.html

コマーシャル・フォト 2024年11月号

■特集「アーティストを撮る!」
フォトグラファー shuntaroが率いるbird and insectが JO1メンバー11名をそれぞれのテーマで撮り下ろす。インタビューでは今回の撮影テーマや撮影設計、アーティストを撮影することについて語ってもらった。撮影メイキングと共に、ライティング解説も。JO1メンバーへのインタビューも掲載。

特集内では、ライブ撮影やアーティスト撮影を行なうフォトグラファー4名を取材し、様々な音楽写真をインタビュー記事と合わせて紹介する。
三吉ツカサ/岡田裕介/神藤 剛/笹原清明

■別冊付録 CM・映像ディレクターズファイル2024-2025
CM・ミュージックビデオ・Webムービー・映画などで活躍する719名の映像ディレクターの仕事とプロフィールを紹介。 CM業界関係者必携の一冊。

■連載撮影を楽しむスペシャリストたち 中野敬久 
 Vol.13「木村和平の作風を構成する要素

■連載Create My Book -自分らしいポートフォリオブックを作る- Vol.3 
 「ドラマチックを生み出す魔法」 金村美玖

ほか