
ソニーは、35mmフルサイズ対応α Eマウントレンズとして、大口径標準ズームレンズ Gマスター「FE 28-70mm F2 GM」を発売する。
本レンズは、αレンズで初めてズーム全域開放F値2を実現。大口径のGマスターならではの大きなぼけ量と柔らかく滑らかなぼけ描写、画面中心から周辺部までズーム全域での高い解像力が、被写体を際立たせ、写真や映像に立体感を与えるとしている。
また、最新のレンズ設計技術により、開放F値2通しのズームレンズでありながらフィルター径φ86mm、最大径φ92.9mm、長さ139.8mm、質量約918gを実現。小型軽量な筐体と取り回しの良い重量バランスは、撮影時の利便性と機動力を高める。
美しいぼけ描写と単焦点レンズに迫る高い解像性能を、レンズ交換することなく1本で多彩なシーンに対応できるズームレンズで実現したことで、ポートレートやウェディング、スポーツ、ドキュメンタリーなど撮り逃しの許されないプロフェッショナルの撮影現場や、高い描写性能を生かしたシネマのような映像表現が求められる撮影シーンにおいて、クリエイターの撮影の自由度を高める。
対応マウント:Eマウント / 焦点距離:28〜70mm / 明るさ:f2 / レンズ構成:14群20枚 / 寸法:約Φ92.9×139.8mm / 質量:約918g
製品ページ:https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL2870GM/

コマーシャル・フォト 2025年7月号
【特集】レタッチ表現の探求
写真を美しく仕上げるために欠かせない「レタッチ」。それはビジュアルを整えるだけでなく、一発撮りでは表現しきれないクリエイティブな可能性を引き出す工程でもある。本特集では、博報堂プロダクツ REMBRANDT、フォートンのレタッチャーがビジュアルの企画から参加し、フォトグラファーと共に「ビューティ」「ポートレイト」「スチルライフ」「シズル」の4テーマで作品を制作。撮影から仕上げまでの過程を詳しく紹介する。さらに後半では、フォトグラファーがレタッチを行なうために必要な基本的な考え方とテクニックを、VONS Picturesが実例を通して全18Pで丁寧に解説。レタッチの魅力と可能性を多角的に掘り下げる。
PART1
Beauty 石川清以子 × 亀井麻衣
Portrait 佐藤 翔 × 栗下直樹
Still Life 島村朋子 × 岡田美由紀
Sizzle 辻 徹也 × 羅 浚偉
PART2
フォトグラファーのための人物&プロダクトレタッチ完全実践
講師・解説:VONS Pictures (ヴォンズ・ピクチャーズ)
基礎1 フォトグラファーが知っておくべきレタッチの基本思想
基礎2 レタッチを始める前に必ず押さえておきたいポイント
人物レタッチ実践/プロダクトレタッチ実践
ほか