
焦点工房は、銘匠光学の交換レンズ「TTArtisan 100mm f/2.8 MACRO 2X」を2024年10月4日に発売した。価格は税込73,000円。
フルサイズセンサー対応の中望遠マクロレンズで、ソニーE、富士フイルムX、ニコンZ、キヤノンRF、ライカL、富士フイルムGFX、ニコンF、キャノンEFマウント用をラインナップしている。
最短撮影距離0.25m、最大撮影倍率2倍という高倍率で、一般的な等倍マクロやハーフマクロよりも被写体をより近くで捉えることができる。また、ピントリングを操作しても全長が変わらないインナーフォーカス方式を採用し、接写時でも被写体との接触を気にすることなく撮影に集中できる。
高屈折レンズ6枚を含む10群14枚のレンズ構成を採用し、高い解像感と良好な色再現性を実現。開放F値2.8の明るさと12枚の円形絞りにより、マクロ撮影でも美しく自然な円形のボケを得られる。また、ブラケットを使用することで、コールドシューに取り付け可能なアクセサリー(LEDライト等)をレンズ先端に装着できる。
また、高い耐久性と優れた質感を兼ね備えた金属製の鏡筒を採用。厳しい環境や長期にわたる使用でも高い信頼性を維持できる。
対応マウント:ソニーE、富士フイルムX、ニコンZ、キヤノンRF、ライカL、富士フイルムGFX、ニコンF、キャノンEF / 焦点距離:100mm / 明るさ:f2.8 / レンズ構成:10群14枚(高屈折レンズ6枚) / 寸法:約Φ72×140~150mm(ミラーレス用)、約Φ72×121~123mm(一眼レフ用) / 質量:約700~748g(ミラーレス用)、約682~694g(一眼レフ用)
製品ページ:https://www.stkb.jp/shopdetail/000000002134

コマーシャル・フォト 2025年7月号
【特集】レタッチ表現の探求
写真を美しく仕上げるために欠かせない「レタッチ」。それはビジュアルを整えるだけでなく、一発撮りでは表現しきれないクリエイティブな可能性を引き出す工程でもある。本特集では、博報堂プロダクツ REMBRANDT、フォートンのレタッチャーがビジュアルの企画から参加し、フォトグラファーと共に「ビューティ」「ポートレイト」「スチルライフ」「シズル」の4テーマで作品を制作。撮影から仕上げまでの過程を詳しく紹介する。さらに後半では、フォトグラファーがレタッチを行なうために必要な基本的な考え方とテクニックを、VONS Picturesが実例を通して全18Pで丁寧に解説。レタッチの魅力と可能性を多角的に掘り下げる。
PART1
Beauty 石川清以子 × 亀井麻衣
Portrait 佐藤 翔 × 栗下直樹
Still Life 島村朋子 × 岡田美由紀
Sizzle 辻 徹也 × 羅 浚偉
PART2
フォトグラファーのための人物&プロダクトレタッチ完全実践
講師・解説:VONS Pictures (ヴォンズ・ピクチャーズ)
基礎1 フォトグラファーが知っておくべきレタッチの基本思想
基礎2 レタッチを始める前に必ず押さえておきたいポイント
人物レタッチ実践/プロダクトレタッチ実践
ほか