高島屋は、ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也の展覧会「田中達也展 みたてのくみたて」を9月12日(金)から10月6日(月)まで京都高島屋S.C.(百貨店)7階グランドホールにて開催する。ソウルで108日間にわたり開催され19万人を動員、日本橋高島屋で27日間開催し、8万人を記録した話題の展覧会である。

田中達也は、日常にあるものを別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」を、2011年からInstagramで毎日発表し続けているミニチュア写真家・見立て作家だ。丸眼鏡を自転車に、ソフトクリームをウェディングドレスに見立てた作品には、言葉遊びを交え、ウィットに富んだタイトルもつけられている。
本展では、田中達也の「見立て」の発想をテーマに、ミニチュア作品約160点の作品を「HOME」「FORM」「COLOR」「SCALE」「MOTION」「LIFE」「WORLD」の7つのゾーンに分けて展示。さらに、大人気絵本のキャラクターやフォトスポットにもなる大型作品も展示し、見立ての世界を体感できる。すべての作品が撮影可能となっている。

●展覧会詳細
【展覧会名】 「田中達也展 みたてのくみたて MINIATURE LIFE MITATE MIND」
【会期】 2025年9月12日(金)~10月6日(月)
【会場】 京都高島屋S.C.(百貨店) 7階グランドホール
【当日券】一般:1,200円 大学・高校生:1,000円 中学生以下:無料
【前売券】一般:1,000円 大学・高校生:800円
【主催】 田中達也展 みたてのくみたて実行委員会
【企画制作】 株式会社MINIATURE LIFE、株式会社CoCo
田中達也(たなかたつや)プロフィール
2011年、ミニチュアの視点で日常にある物を別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDER」を開始。以後、毎日作品をインターネット上で発表し続けている。2017年より「MINIATURE LIFE展」を国内外で開催。2017年NHK連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックを担当。2020年ドバイ国際博覧会日本館クリエイターとして参画。近年は絵本作家としても活躍。著書に「MINIATURE LIFE」「みたてのくみたて」、絵本「くみたて」「おすしが ふくを かいにきた」など。

展覧会開催にあたって~田中達也のコメント
「どうしてアイデアが尽きないのですか?」私はよくそう訊ねられます。2011年から毎日作品を発表している中で、どうやって頭の中で見立てのアイデアを探し、組み立てているのかを意識できるようになりました。今回の展覧会に「みたてのくみたて」というテーマを選んだのは、皆さんの質問に自分なりの答えを示したい気持ちがあったからです。
●展示構成
■HOME 暮らしから考える

「HOME」の部屋では、身近にあるものや日常的に見慣れたものから着想を得た作品を展示。「見立て」の面白さは、私たちの身の回りにある日用品など一般的に知られているものを、別のものに変換することによって面白みが生まれるという所にある。
【作品点数】 写真15点/ミニチュア8点/パネル6点/フォトスポット「甘い生活」
■ FORM 形から考える

「FORM」の部屋では、物体の「形」に着想を得た作品を展示。田中達也は、「見立て」のアイデアを考える際に、形を簡略化しシンプルに捉えた上で、考えを発展させていく。例えば、四角い積み木の上に三角形の積み木を置くと、「家」ができます。積み木のような基本の形を使い考えることで、様々なアイデアを探る。形や特徴を簡単なものに置き換えて考えることで、新しいアイデアを見つけ出していく。
【作品点数】 写真14点/ミニチュア8点/パネル7点/フォトスポット「メガネでかけ回る」
■COLOR 色から考える

「COLOR」の部屋では、「色」に着想を得た作品を展示。例えば、海をイメージするときに、青を思い浮かべることがある。しかし、実際には波の荒い灰色の海や、南国のエメラルドグリーンの海、夕景の茜色に染まった海など、様々な色の海が存在する。「海といえば青」というように、色のイメージを簡略化することで、連想しやすい見立てのモチーフを見つけやすくなる。
【作品点数】 写真12点/ミニチュア9点/パネル7点/フォトスポット「アイスることを誓います」
■ SCALE スケールを変える

「SCALE」の部屋では、形や色などとは異なる、「大きさ」に注目した作品を展示。大きさの基準を変えることで、同じモチーフでも印象に変化をつけることができる。例えば、ホッチキスの針を1/24スケールで見ると書類の束に見えるが、1/2500スケールで見るとビルに見えるなど印象に変化をつけられる。
【作品点数】 写真11点/ミニチュア6点/パネル2点/フォトスポット 「コーンなバッグはいかがでしょう」
■MOTION 動きや変化から考える

「MOTION」の部屋では、「動き」や「変化」に注目した作品を展示。例えばメトロノームの振り子の動きをシンプルに捉えると左右を往復する動きになるように、「往復するもの」や「回転するもの」のように形は異なっていても、動きが似ているものから連想し、見立てを導き出すことができる。
【作品点数】 写真6点/ミニチュア4点/動画5点
■ LIFE 生き物におきかえる

「もしも寿司が人間だったらどんな服を着るだろう」
人間以外のものを人として捉える比喩表現を「擬人化」と言います。「擬人化」も、ものを人間に見立てるという点で、立派な見立て表現の一つとして、作品化している。
【展示点数】 写真14点/ミニチュア4点/パネル1点/フォトスポット「おすしが ふくを かいにきた」
■ WORLD 世界共通のことから考える

「WORLD」の部屋では、世界各国に共通するものをテーマにした作品を展示。一人ひとり「違い」があることを前提に、同じ地球上に暮らす人間としての「共通点」を見立て作品に落とし込んでいる。「世界は同じである」という田中達也のメッセージが込められている。
【作品点数】 写真13点/ミニチュア6点

【特集】ブツ撮影の設計術
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その組み立ての違いによって、同じモチーフでもビジュアルは大きく変化する。岩崎幸哉、AKANE、川端健太、南雲暁彦の4名が、共通の被写体としてシンプルなグラスを撮り下ろし。四者四様の“設計術”から、ブツ撮りの現在地を探る。
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