アートディレクターYuria Oku(l.h.c)による展覧会「Synelium(シネリウム)」が開催決定

アートディレクター、デザイナーとして活動するYuria Oku(l.h.c)が個展を開催する。

今回は普段仕事で現場をともにする仲間たちと制作した「ストーリーを感じさせるスチル作品」や「コラージュアート」を発表予定だ。

タイトルの「Synelium(シネリウム)」とは、英語の「Synergy (シナジー)」とギリシャ語の「Elysium(エリジウム)」を掛け合わせた造語。
英語でコラボレーションや共同の力を意味し、もの・人・事柄が相互に作用し合い、1つの相乗効果を生み出す表現をする言葉の「Synergy (シナジー)」と、「Elysium(エリジウム)」というギリシャ語で理想的な場所や幸福な状態を意味する言葉を掛け合わせ、アートに触れる人・制作の場が幸福になる願いを込め、2つの意味を掛け合わせたのだという。

この展示はYuria Oku(l.h.c)にとって独立後、5周年の節目の年に行なう初個展となる。

プロフィール

Yuria Oku(l.h.c)
北海道出身。服飾関係、音楽の経験を経たのち、10年前に独学デザインをスタート。
デザイン会社を経たのち2019年に独立。アートディレクター、制作プロデュース兼コラージュアーティストとして、広告やCDジャケットなどを中心に、アートディレクションをし昨今では映像制作などでも幅広く活動。
写真やイラストで現実にはない不思議で奇妙な作品を得意とし、違和感かつ独特な世界観を独自の観点でポップに表現した作品が特徴。2024年11月には、Adobe企画のPhotoshopクリエイターギャラリーにて山手線内の4号車を全て自身のアートでジャックするなどし、コラージュアーティストとしても精力的に活動。
Web :https://leirion.jp
Instagram ID:@yuria__l.h.c__

展覧会概要

タイトル:Synelium(シネリウム)
日時:12月12日(木)~12月16日(月)  12:00~19:00 ※16日(月)は17時までとなります  ※12日18時はLive演奏の為定員12名まで
会場:OCO gallery 
東京都渋谷区富ケ谷1丁目8−2
代々木八幡駅 徒歩3分/代々木公園駅 徒歩1分
会場Map:https://maps.app.goo.gl/KdSDigu1MLjJGVW67

コマーシャル・フォト 2025年7月号

【特集】レタッチ表現の探求

写真を美しく仕上げるために欠かせない「レタッチ」。それはビジュアルを整えるだけでなく、一発撮りでは表現しきれないクリエイティブな可能性を引き出す工程でもある。本特集では、博報堂プロダクツ REMBRANDT、フォートンのレタッチャーがビジュアルの企画から参加し、フォトグラファーと共に「ビューティ」「ポートレイト」「スチルライフ」「シズル」の4テーマで作品を制作。撮影から仕上げまでの過程を詳しく紹介する。さらに後半では、フォトグラファーがレタッチを行なうために必要な基本的な考え方とテクニックを、VONS Picturesが実例を通して全18Pで丁寧に解説。レタッチの魅力と可能性を多角的に掘り下げる。

PART1
Beauty  石川清以子 × 亀井麻衣
Portrait  佐藤 翔 × 栗下直樹
Still Life  島村朋子 × 岡田美由紀
Sizzle  辻 徹也 × 羅 浚偉

PART2
フォトグラファーのための人物&プロダクトレタッチ完全実践
講師・解説:VONS Pictures (ヴォンズ・ピクチャーズ)

基礎1 フォトグラファーが知っておくべきレタッチの基本思想
基礎2 レタッチを始める前に必ず押さえておきたいポイント
人物レタッチ実践/プロダクトレタッチ実践

ほか