2021年10月12日
10月15日発売のコマーシャル・フォト11月号。海外フォトグラファー特集「Ben Toms」、解析特集「レンズ解体新書」など、特集内容を発売に先立って紹介します!
SPECIAL FEATURE
Photographers Now Vol.33
Ben Toms
ファッション誌『DAZED&CONFUSED』『BritishVogue』『Vogue Italia』『Vogue China』といったエディトリアルを始め、ヴェルサス・ヴェルサーチやシモーネ・ロシャなどのラグジュアリーのキャンペーンを手がけるBen Tomsを大特集。
作品紹介とロングインタビューを掲載しています。
編集:
菅付雅信/片山マテウス(W)+編集部
解析特集
レンズ解体新書
Canon、Nikon、SONYの「大三元レンズ」と「中望遠マクロレンズ」
プロの現場で選択されることの多い「大三元レンズ(ズーム全域F2.8の広角・標準・望遠)」と、ブツ撮りで需要の高い「中望遠マクロレンズ」。今回は、ユーザーの多い3つのメーカーから、合計20本のレンズをセレクトして性能を解析。同じ条件でテスト撮影し、それぞれどのような特性を持つのか検証しました。
今後一眼レフからミラーレス機への移行を検討しているフォトグラファーに向け、現在のレフ機用レンズがどこまで活用できるのかといった面にも注目しています。
撮影・解説:
芳田賢明(DNP メディア・アート)
静物撮影:
小室和宏(DNPメディア・アート)
FEATURE 01
夢無子「皺む×WRINKLE UP」
世界を旅しながら写真・映像を撮り続けているビジュアルアーティスト夢無子(mumuko)。世界中の文化や人種、動植物すべてを飛び越え、ミックスさせたいという夢無子さんの作品の一部を、インタビューとともに紹介します。
FEATURE 02
辻 徹也「reflection」
博報堂プロダクツフォトグラファー辻 徹也のパーソナルワーク「reflection」を紹介。
釣りが趣味で25年間同じスポットに通い続けてきた辻さん。ある時から魚や海に異変を感じ、今現在の魚の美しさを記録し始めたと言います。作品撮りを始めたきっかけなど、話を伺いました。
FEATURE 03
半沢克夫「ハロー ダークネス」
コロナで世の中がこんな状況になってしまう前のこと。年に一度、渋谷の街で繰り広げられていた非日常の光景、ハロウィン。半沢克夫さんは、2015年から2019年までの5年間、そこに集まる若者達を撮り続け、写真集としてまとめました。
思い思いのメイクとコスチュームで「化け物」や「モンスター」を演じる現代日本の若者達。写真家はそこに何を見たのでしょう?
別冊付録
2021-2022 CM・映像ディレクターズファイル
CM・ミュージックビデオ・Webムービー・映画などで活躍する映像ディレクターの仕事とプロフィールを716名分紹介。CM業界関係者必携の一冊です!
今回の表紙は、Ben Tomsが撮影した一枚。イギリスの雑誌『LUNCHEON(ランチョン)』に掲載された作品です。特集内では彼の写真との向き合い方など、詳しく話を伺っています。