2022年06月08日
特集
光りものの正解
ブツ撮りの被写体の中でも難易度が高いジュエリー、時計、化粧品、ボトルといった「光りもの」。ライティング技術によって商品の形や色を正確にあらわし、ときには光と影のバランスによって商品をより美しく見せ、高級感をもたせることができる。プロフェッショナルの技を解説し、「光りものの正解」を探る。
光りもの撮影での私の心得
広告写真の第一線で活躍するフォトグラファーたちが捉えた光りもの。それぞれこだわりポイント解説も。
池田直人/大原敏政/島田吾郎/KOTA WATANABE/新倉哲也
光りものライティングの基礎知識と実践
基礎篇では光りものに対峙したときにまず考えるべき4つのポイントや必須アイテム、光りものを考える上で欠かせない「黒」と「白」について学ぶ。
応用篇では「定番の光りもの」の切り抜きライティング&多灯を用いた本格的ライティングを紹介する。
撮影物:缶/ボトル/球体(ゴルフクラブ)/透過物+模型・植物など(ボトルシップ)/全面鏡面(ケトル)/化粧品/腕時計/ジュエリーなど
5人の「アルミホイル」撮影表現
身近で手に入りやすい物を用いて、フォトグラファーの技術とアイデアを最大限発揮してもらう撮り下ろし企画。撮影ルールは、被写体がアルミホイルであること。芯に巻かれた状態でも、切り取っても、くしゃくしゃに丸めても良し。5名のフォトグラファーに個性豊かな撮影表現を見せてもらった。
金子親一/佐脇 充/中村成一/児玉晴希/Kaz Arahama
広告特集
横浜DeNAベイスターズ「横浜反撃」
横浜DeNAベイスターズの2022年開幕シリーズのビジュアルを紹介。三浦大輔監督の掲げたシーズンスローガン「横浜反撃」をベースに、ビジュアルコンセプトを構築し、監督・選手の本気が伝わる熱量のあるグラフィックを展開。選手やファンを鼓舞するメッセージに関わった制作チームに話を聞いた。
新しい制作体制から生まれる
クリエイティブの未来とは
〜BE:FIRST MV「Betrayal Game」の舞台裏〜
今、話題のボーイズグループ「BE:FIRST」のMV「Betrayal Game」は、これまでにない体制で制作されたという。
BE:FIRSTのプロデューサーである、SKY-HI氏にインタビュー。MVの制作風景や機材を紹介するとともに、制作統括を務めたstuの黒田貴泰氏に今回のMV制作に対する狙い、映像制作のこれからについて話を聞いた。
今回の表紙は特集「光りものの正解」にも登場いただいた大原敏政が撮影した1枚。