2022年12月27日
1月14日発売のコマーシャル・フォト2月号から、特集『化粧品撮影を極める』など、特集内容を発売に先立って紹介する。
特集
化粧品撮影を極める
ブツ撮影の中でも新製品の発売サイクルが短く、広告ビジュアルが売上に大きく影響することから、広告や女性誌のページなどで様々なイメージが撮影されている化粧品。
今回の特集では、そんな「化粧品撮影」の撮影技法・アイデアに迫る。前半では、8人のフォトグラファーによる作品と解説。後半では、資生堂クリエイティブによる化粧品撮影の基本を紹介する。
8人の作品&解説
化粧品撮影には、パッケージの材質や化粧品のテクスチャ―、製品イメージを伝える画面構成など、様々な表現がある。ここでは、8人のフォトグラファーが撮影した実際の写真作品を紹介しつつ、どのように撮影したかを解説していく。
金澤正人/大谷麻葵/shuntaro/佐分利尚規/KOTA WATANABE/Hiro/岡崎恒彦/国府 泰
資生堂クリエイティブ
化粧品プロダクト撮影の基本
様々な形状、材質、色がある化粧品。ここでは、資生堂クリエイティブのフォトグラファー金澤正人氏によるシズル撮影、プロダクト撮影の技法を紹介していく。
撮影・解説:金澤正人
FEATURE
「サマー アフター サマー」市橋織江
市橋織江が写真集「サマー アフター サマー」を発表した。長野県の松本地域をひと夏かけて巡った写真に加えて、イラストレーションとのコラボレーションにも挑んだ意欲作だ。作品をいくつか紹介しつつ、制作経緯など話を聞いた。
漁師カレンダー 10年目に向けて
2014年の藤井保氏にはじまり、名だたる写真家を起用し、2023年で9年目を迎えた「気仙沼漁師カレンダー」。2023年度の撮影を担当した公文健太郎氏の作品を掲載するとともに、公文氏とプロデューサー竹内順平氏との対談で、見るものを惹きつけてやまない漁師カレンダーの魅力に迫る。
MUNETAKA TOKUYAMA × 8人のクリエイター
重宗果歩 ファッションフォトプロジェクト
2022年11月19日イイノスタジオで、とあるファッションフォト撮影が行なわれた。被写体は重宗果歩さん。自身が抱える難病を真剣に受け止め、夢を追いかける14歳の女の子だ。果歩さんの夢はファッションモデル。そこでフォトグラファーMUNETAKA TOKUYAMA氏の呼びかけでスタイリスト、ヘア、メイク、レタッチャーといったクリエイターが集結した。作品とともに、TOKUYAMA氏へのインタビュー、参加クリエイターたちのコメントを紹介する。