東條會舘写真研究所にて北野謙氏 写真展「時間の部屋」が開催中!

東條會舘写真研究所にて北野謙氏 写真展「時間の部屋」が開催中だ。

北野謙氏は、人間の視覚を超えたヴィジョンを写真で表現し続けてきた写真家。
本展示「時間の部屋」では、東條會舘が100年以上にわたりお客様と共に紡いできた時間を背景に、ギャラリー東條會舘写真研究所を舞台に開催する。歴史ある写真館のラボ施設の各フロアに4つの新作を含め、インスタレーションした様々な「時間の部屋」を、時に鑑賞者自身でイメージを出現させながら巡ることで、過去、現在、未来といった様々な次元が交差し、時空を超えた物語を体験することができる。

光を集める, 東京都中野区 2016年冬至ー2017年夏至, 北野謙, 2016-2017
未来の他者, N3, 北野謙,  2018

プロフィール
北野謙(きたのけん)

写真家。人間の視覚を超えたところに現れるヴィジョンを写真を用いて表現する。世界各地の様々な文化や立場の集団を訪ね、数十人の肖像を暗室で多重露光して1枚の写真に焼き付ける「our face」シリーズでは、これまで世界各地の人々約1万人の他者を撮影。各地にカメラを設置して、太陽を〈冬至―夏至〉の長期間撮影する「光を集める」などの作品がある。国内外で展示会多数。
作品は東京都写真美術館、東京国立近代美術館、J・ポール・ゲティ美術館(アメリカ)など、国内外の美術館にコレクションされている。

展覧会概要
時の部屋
北野 謙 | Ken Kitano

【会場】東條會舘写真研究所|〒102-0083 東京都千代田区麹町1-6-12
【会期】2024年9月27日(金)-11月24日(日)
【時間】13:00‒19:00
【開館】金・土・日・祝日
【入場料】無料
【問い合わせ先】instagram https://www.instagram.com/tojo_kaikan_photo_lab/

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【特集】レタッチ表現の探求

写真を美しく仕上げるために欠かせない「レタッチ」。それはビジュアルを整えるだけでなく、一発撮りでは表現しきれないクリエイティブな可能性を引き出す工程でもある。本特集では、博報堂プロダクツ REMBRANDT、フォートンのレタッチャーがビジュアルの企画から参加し、フォトグラファーと共に「ビューティ」「ポートレイト」「スチルライフ」「シズル」の4テーマで作品を制作。撮影から仕上げまでの過程を詳しく紹介する。さらに後半では、フォトグラファーがレタッチを行なうために必要な基本的な考え方とテクニックを、VONS Picturesが実例を通して全18Pで丁寧に解説。レタッチの魅力と可能性を多角的に掘り下げる。

PART1
Beauty  石川清以子 × 亀井麻衣
Portrait  佐藤 翔 × 栗下直樹
Still Life  島村朋子 × 岡田美由紀
Sizzle  辻 徹也 × 羅 浚偉

PART2
フォトグラファーのための人物&プロダクトレタッチ完全実践
講師・解説:VONS Pictures (ヴォンズ・ピクチャーズ)

基礎1 フォトグラファーが知っておくべきレタッチの基本思想
基礎2 レタッチを始める前に必ず押さえておきたいポイント
人物レタッチ実践/プロダクトレタッチ実践

ほか