「平間至展 ー写真と音楽があるかぎり」が岩手県立美術館にて開催!

タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめ、1990年代から現在まで幾多のアーティストを撮り続け、「音楽が聴こえてくるような躍動感あるポートレート」で平成のカルチャーシーンを席巻した写真家・平間至氏。

本展では、学生時代の作品を起点に、「NO MUSIC, NO LIFE.」、CDや雑誌のために撮り下ろしたアーティスト写真、ダンサー・田中泯を追い続けたシリーズ〈場踊り〉、故郷の宮城県 塩竈市の写真館や家族、自らの日常風景を辿った〈Hi-Bi〉や、東日本大震災後に撮影した内省的な心象風景の〈光景〉、さらには、東京で再興した平間写真館TOKYOで撮影した写真まで、300点以上を一堂に展示。平間氏による過去最大規模の個展になる。

1992年 〈MOTOR DRIVE〉より ©Itaru Hirama
《峯田和伸(銀杏BOYZ)》 『別冊 風とロック』2006年 ©Itaru Hirama

一世を風靡した初写真集『MOTOR DRIVE』から30年、そして平間写真館TOKYOが10周年を迎えるこの機会に、平間氏の仕事を回顧しながらその写真の魅力に迫る。
「撮影はセッション」と語る平間氏にとって、カメラを通して被写体と向き合う瞬間は、音楽の即興演奏にも通じる真剣勝負。
濃縮された時間の中で生まれる、音が聴こえてくるような作品の数々を深く味わうことができる。
また平間氏によるトークショーや、サイン会、ワークショップなどの関連イベントも多数開催予定。

2006年 〈ミーナの世界〉より ©Itaru Hirama
2019年 〈平間写真館TOKYO〉より ©Itaru Hirama

平間至(ひらま•いたる)
1963年、宮城県塩竈市生まれ。生家は祖父が開業した写真館。
日本大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家・伊島薫氏に師事。1995年、写真集『MOTOR DRIVE』を出版。
タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」のキャンベーンポスターをはじめ、多くのアーティストの撮影を手掛ける。
2006年よりゼラチンシルバーセッションに参加。2008年より「塩竈フォトフェスティバル」を企画・プロデュース。
2012-21年、 塩竈で音楽フェスティバル「GAMA ROCK FES」を主宰。2015年、東京で平間写真館TOKYO を開業。現在、東京を拠点に活躍中。

展覧会概要
平間至展 -写真と音楽があるかぎり
日時:2025年1月11日(土)―2月24日(月・祝)
場所:岩手県立美術館 企画展示室
休館日:月曜日(1月13日、2月10日、2月24日は開館)、1月14日

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