
ACC(All Japan Confederation of Creativity)は、あらゆる領域のクリエイティブを表彰する日本最大級のアワード「2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」において、フィルムクラフト部門の審査委員長に、映像作家・映画監督・写真家として活躍する山田智和氏が就任することを、本日発表した。
あわせて、応募要項の一部を変更し変更内容の詳細は、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS特設サイトにて確認することができる。
なお、フィルムクラフト部門の審査委員については、決定次第、アワードサイトにて発表される。
■フィルムクラフト部門審査委員長
山田智和 氏(Caviar/Tokyo Film Director)
映像作家/映画監督/写真家
米津玄師、あいみょん、宇多田ヒカル、藤井風、サカナクションなどのミュージックビデオを監督し、長編映画の監督、TVCMの企画演出のほか、写真集やファッション誌のビジュアル撮影、写真展、ライブ演出などその活動は多岐に渡る。
審査委員長メッセージ
あくまで自分は審査する側では無くて、される側のプレイヤーでありたいと思っています。
昨年有難いことにこの部門で監督賞とゴールドを頂きましたが、日本で純粋に映像クリエイティブを評価する場所は限りなく少ないということも同時に痛感しました。
目指すところは純度の高いクリエイションの議論や評価の場所です。
制作者の端くれとして、日本でもそのような場所がACCフィルムクラフト部門を通じて生まれることを強く望みます。
■フィルムクラフト部門応募要項
■フィルムクラフト部門を含めた全9部門の審査委員長メッセージおよび審査委員紹介
【ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSとは】
「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」は、テレビ、ラジオCMの質的向上を目的に、1961年より開催する広告賞「ACC CM FESTIVAL」を前身とし、2017年よりその枠を大きく拡げ、あらゆる領域におけるクリエイティブを対象としたアワードにリニューアルした。
名実ともに、日本最大級のアワードとして広く認知されており、最高賞である「ACCグランプリ」はクリエイティブにたずさわる人々の大きな目標となっている。

コマーシャル・フォト 2025年7月号
【特集】レタッチ表現の探求
写真を美しく仕上げるために欠かせない「レタッチ」。それはビジュアルを整えるだけでなく、一発撮りでは表現しきれないクリエイティブな可能性を引き出す工程でもある。本特集では、博報堂プロダクツ REMBRANDT、フォートンのレタッチャーがビジュアルの企画から参加し、フォトグラファーと共に「ビューティ」「ポートレイト」「スチルライフ」「シズル」の4テーマで作品を制作。撮影から仕上げまでの過程を詳しく紹介する。さらに後半では、フォトグラファーがレタッチを行なうために必要な基本的な考え方とテクニックを、VONS Picturesが実例を通して全18Pで丁寧に解説。レタッチの魅力と可能性を多角的に掘り下げる。
PART1
Beauty 石川清以子 × 亀井麻衣
Portrait 佐藤 翔 × 栗下直樹
Still Life 島村朋子 × 岡田美由紀
Sizzle 辻 徹也 × 羅 浚偉
PART2
フォトグラファーのための人物&プロダクトレタッチ完全実践
講師・解説:VONS Pictures (ヴォンズ・ピクチャーズ)
基礎1 フォトグラファーが知っておくべきレタッチの基本思想
基礎2 レタッチを始める前に必ず押さえておきたいポイント
人物レタッチ実践/プロダクトレタッチ実践
ほか