


リコーイメージングは、RICOH GRシリーズファンのための新しいコミュニケーションスペース「GR SPACE TOKYO」を2024年8月11日にオープンする。
RICOH GRシリーズのコンセプトや世界観を施した空間となっており、エントランス付近には、さまざまな写真集をコーヒーとともにくつろぎながら鑑賞できるブックカフェスペースを設けている。また、奥に向かってラウンド状にのびるグレーの壁面では、写真作品を展示するギャラリー空間として、さまざまな企画展を実施していく予定。タッチ&トライコーナーでは、RICOH GRシリーズや関連アクセサリー類を試すことができる。
なお、ブックカフェスペースの写真集は、写真集専門書店「book obscura」(東京・吉祥寺)が国内外問わず幅広く選書した写真集が並んでいる。
また、オープン記念企画展として、森山大道展を開催。森山大道のストリートスナップは、単なる記録ではなく、その街のエネルギーや人々の日常の瞬間を独自の視点で表現した作品として、多くのフォトグラファーやアーティストがその影響を受けている。
本展では、写真集『ニュー新宿(2014年発行)』・『TOKYO(2020年発行)』を中心に、東京のストリートスナップとして新宿・渋谷・原宿、そして銀座等、約100点以上を展示。また、「三沢の犬」「タイツ」など、森山大道の代表作品も合わせて展示する。
写真展概要
会期:2024年8月11日(日)〜10月21日(月)
※会期中、前期・後期で作品の一部入れ替えを実施
[前期]:2024年8月11日(日)~9月9日(月)
[後期]:2024年9月12日(木)~ 10月21日(月)
アクセス:東京都渋谷区神宮前6丁目16-19 原宿WATビル102
電話番号:0570-081996(ナビダイヤル)
営業時間:11時30分~19時00分
休館日:火・水・祝日およびその他指定休館日
※2024年8月12日(月・祝)は営業。

コマーシャル・フォト 2025年7月号
【特集】レタッチ表現の探求
写真を美しく仕上げるために欠かせない「レタッチ」。それはビジュアルを整えるだけでなく、一発撮りでは表現しきれないクリエイティブな可能性を引き出す工程でもある。本特集では、博報堂プロダクツ REMBRANDT、フォートンのレタッチャーがビジュアルの企画から参加し、フォトグラファーと共に「ビューティ」「ポートレイト」「スチルライフ」「シズル」の4テーマで作品を制作。撮影から仕上げまでの過程を詳しく紹介する。さらに後半では、フォトグラファーがレタッチを行なうために必要な基本的な考え方とテクニックを、VONS Picturesが実例を通して全18Pで丁寧に解説。レタッチの魅力と可能性を多角的に掘り下げる。
PART1
Beauty 石川清以子 × 亀井麻衣
Portrait 佐藤 翔 × 栗下直樹
Still Life 島村朋子 × 岡田美由紀
Sizzle 辻 徹也 × 羅 浚偉
PART2
フォトグラファーのための人物&プロダクトレタッチ完全実践
講師・解説:VONS Pictures (ヴォンズ・ピクチャーズ)
基礎1 フォトグラファーが知っておくべきレタッチの基本思想
基礎2 レタッチを始める前に必ず押さえておきたいポイント
人物レタッチ実践/プロダクトレタッチ実践
ほか