ColorEdge NEWS

ColorEdgeの新エントリーモデルCG223W登場

株式会社ナナオは、56cm(22.0)型のカラーマネージメント液晶モニターEIZO ColorEdge CG223Wを2010年2月2日より発売する。

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CG223Wは、現行のColorEdgeエントリーモデル CG222Wの後継機種にあたる。ハードウェア・キャリブレーションに対応し、画面の表示均一性を向上させるデジタルユニフォミティ補正回路、モニター内部での16bit演算処理、12bitのルックアップテーブル、工場で1台ずつガンマ値を調整した上での出荷など、ColorEdgeシリーズならではの特長を数多く備えている。

CG222Wから強化された点としては、Adobe RGB カバー率95%の広色域表示(CG222Wは92%)、DisplayPortの搭載(DisplayPort接続時には10bit 表示にも対応。ただし、10bit出力に対応したビデオカード、アプリケーション、ドライバが必要)、表示安定性を向上させる各種機能の搭載、FlexStand(フレックススタンド)の採用、動画市場向け機能など、非常に多岐にわたっている。

表示安定性の向上では、EIZO の特許技術である「輝度ドリフト補正機能」を進化させ、電源オンからより短時間で輝度を安定させ、設定輝度に近づけることができるようになった。バックライトの輝度をセンサーで検出し、経時変化による輝度変化をつねに補正する「ブライトネス自動制御機能」を搭載。また、温度センサーを搭載することで、環境温度や輝度変化に伴う色度変化を抑える「温度センシング機能」も搭載。加えて、CG223W では新たに環境温度変化による階調特性(ガンマ値)の変化も補正し、加法混色性能を向上させている。

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ColorEdgeシリーズでは初めて採用されたFlexStand は、業界最大級の225mm 昇降を実現。昇降、縦回転、チルト、スウィーベルなどの動きを組み合わせ、画面の高さ・角度を自由自在に調整でき、長時間のPC 作業においても作業者の負担軽減につながる。またモニター部の縦回転は、ポートレート表示や縦型のポスター制作などの際に、全体像が見渡せる(※縦表示には、専用のソフトウェアやビデオカードが必要)。

動画市場向け機能では、代表的な放送規格の色域・ガンマを再現するカラーモードの搭載、3D-ルックアップテーブルに対応、動画表示時の残像感を低減するオーバードライブ回路の搭載などの特長を持つ。

そのほか、遮光フードを同梱し、暗所でもボタンの内容を確認しやすいボタンガイドを搭載。一次電源オフ時の消費電力0Wも実現している。

ColorEdgeシリーズはオープン価格だが、EIZOダイレクトでの販売価格はColorEdge CG223W ブラック(単体)=119,700円、ColorEdge CG223W ブラック センサーセット(Eye-one Display2込み)=140,700円、ColorEdge CG223W ブラック センサー・ペンタブレットセット(Eye-one Display2、Wacom Intuos4 Special Edition PTK-440/K1込み)=150,700円(各税込)となっている。

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