2019年10月11日
日本を代表する広告写真家・白鳥真太郎の、約45年間の仕事を振り返る写真展「白鳥真太郎 広告写真館」が東京・品川のキヤノンギャラリー S で開催される。
西武百貨店 川崎西武 ポスター 1988年撮影
「広告写真はエンターテインメント」を信条とする、白鳥真太郎の全貌を明らかにする写真展
メジャーデビュー作となる1978年の全日空「トースト娘ができあがる。」をはじめ、80〜90年代の名作広告、としまえん、ラフォーレ原宿、西武百貨店「川崎事件。」、そして近年のJR東日本「大人の休日倶楽部」、宝島社「私たちが、経済だ。」、日本コカ・コーラ「GEORGIA」など、代表作となる広告作品160点以上をセレクト。広告のコピーやデザインを省いた、オリジナル写真の展示が中心となる。
白鳥は1970年代から現在まで、多種多様な企業の広告を手掛けており、写真のスタイルや技法も、広告の目的と時代のニーズによってまさに千差万別。しかし、その底流に流れるのは「広告写真はエンターテインメント」という変わらぬ信条であり、見る人をとことん楽しませようとする情熱である。
写真展の開催初日11月1日には、同一タイトルの作品集「白鳥真太郎 広告写真館」(玄光社)が刊行されるが、これと併せて見ることで、日本広告写真界の至宝・白鳥真太郎の全貌を見渡すことができる。
なお、会期中の11月23日(土)13:30〜15:00 キヤノンホール S にて、作家本人によるトークイベントが開催される。参加費は無料だが、先着300名限定となる。参加申し込みはキヤノンギャラリーのWebサイト(canon.jp/gallery)で、10月23日(水)13:00より受付を開始する予定。
左上:日産自動車 PAO ポスター 1988年撮影、左下:豊島園 としまえん/プール ポスター 1988年撮影、中央:ラフォーレ原宿 Laforet年間キャンペーン ポスター 1997年撮影、右:味の素 企業広告 新聞 2002年撮影
写真展「白鳥真太郎 広告写真館」開催概要
会期:2019年11月1日(金)〜12月16日(月)
会場:キヤノンギャラリー S (東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 1F)
10:00〜17:30 日曜・祝日休館(※11月23日、12月1日特別開館) 入場無料
白鳥真太郎トークイベント
日時:2019年11月23日(土)13:30〜15:00
会場:キヤノン S タワー 3F キヤノンホール S
申込:canon.jp/gallery より
受付開始=10月23日(水)13:00 定員=先着300名 参加費:無料
作品集「白鳥真太郎 広告写真館」
発売::2019年11月1日(金)
仕様::A4変型判・320ページ
定価::本体5,300円+税
発行::玄光社
詳細::www.genkosha.co.jp/