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実践的な映像制作が学べる駿河台大学メディア情報学部

img_event_surugadai_1.jpg映像・音響メディアコースの授業風景。プロの制作現場とほぼ同じスタイルの実践的な映像制作を学べる

映像制作を学べる大学が増えているが、なかでも駿河台大学メディア情報学部の取り組みはユニークだ。普通はビデオカメラを使うところを、ムービー機能のあるEOSやデジタルシネマカメラCINEMA EOSといった、プロの現場でも使われている機材で授業を行なっているのだ。パソコンは最新のMac Proが7台も導入されている。

映像制作演習、映像演出論を担当する斎賀和彦教授によると「私のゼミでは、チームでモノを作る力を育てたいと思っていて、チームに分かれてドラマ制作に取り組んでいます。ビデオカメラも用意はしているんですが、学生の方がむしろ積極的にEOSやCINEMA EOSを使って、映画のような絵作りをしたがるんです」。

授業では「常に見る人を意識すること」が叩き込まれる。企画書の制作から始まって、企画のプレゼン、シナリオ・絵コンテ作りを経て、その関門を通過したものだけがクランクインを許される仕組みだ。アートとしての映像制作ではなく、実社会で通用するモノ作りを学べることから、同ゼミ卒業生の約半数が映像業界に就職しているそうだ。

同学部ではさらに新しい取り組みとして、2015年の入試から「デザイン・写真実技型AO入試」をスタートさせる。写真実技は、映像・音響メディアコースを希望する場合の試験で、その場で与えられたテーマをもとに撮影するというもの。

写真の実技試験は既存の写真系の大学でもほとんど実施されていない。ここからどんな学生が育つのか今から楽しみだ。出願期間は9月29日〜10月11日。

img_event_surugadai_2.jpg撮影機材はCINEMA EOSや一眼レフのEOSを採用

img_event_surugadai_3.jpgFinal Cut ProやAdobe Premiere Proのある編集室

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