ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で「菊地敦己 グラフィックデザインのある空間」を2024年12月10日~2025年2月1日に開催

Design: Atsuki Kikuchi

菊地敦己氏は美術館等のVI(Visual Identity)やサイン計画、ファッションブランドのアートディレクションをはじめ、本のエディトリアルやブックデザインの分野など、数多くの仕事を残してきた。それと並行し、批評性を持った実験的な作品を発表する展覧会を数多く開催するなど、多面的な表現活動を行なっている。


本展では「空間の中のグラフィック」をテーマに、「平面上の空間」と「空間上の平面」との関係性を探る三つのインスタレーションを展開する。
「見る」という感覚を揺さぶる菊地氏のグラフィックデザインをぜひ体感してほしい。


この展覧会にあわせて『gggBooks -139 菊地敦己』(序文:青木 淳)(発行:公益財団法人DNP文化振興財団、発行日: 2024年12月10日予定)を出版する。ギャラリートーク等の開催については、ggg Webサイト(https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/)にて。

同じ重さ, 2006
サリー・スコット, 2018
青森県立美術館, VI・サイン計画, 2006

【開催概要】
「グラフィックデザインのある空間」

会期 : 2024年12月10日(火)~2025年2月1日(土) 11:00~19:00
会場 : ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル)
休館日 : 日曜日/祝日/12月27日(金)~2025年1月6日(月)
入館料 : 無料
Web:https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/

【プロフィール】
菊地敦己(きくち・あつき)

アートディレクター/グラフィックデザイナー。1974年東京生まれ。武蔵野美術大学彫刻学科中退。1995年在学中よりグラフィックデザインの仕事を始める。2000年ブルーマーク設立、2011年解散。同年、個人事務所設立。美術や工芸、建築、ファッションなどの分野を中心に、VI計画、サイン計画、エディトリアルデザインなどを手掛ける。主な仕事に、青森県立美術館(2006年)、PLAY! MUSEUM(2020年)、横浜美術館(2024年)等のVI・サイン計画、ミナ ペルホネン(1995–2004年)、サリー・スコット(2002–2021年)等のファッションブランドのアートディレクションなど。また、平面表現に言及した作品を発表する展覧会も多い。

コマーシャル・フォト 2025年6月号

【SPECIAL FEATURE:TAKAY】
撮り下ろし:ドリアン・ロロブリジーダ
TAKAYインタビュー/作品紹介

NYと東京を拠点としファッション誌からラグジュアリーブランドの広告、アーティストのジャケットワークまでを手掛けるTAKAY氏。ドラァグクイーン、ドリアン・ロロブリジーダ氏とのフォトセッションを皮切りに作品紹介とインタビュー、写真展紹介で綴る22ページ。

【特集】
この春、編集部が選んだ「今、注目すべき5人のフォトグラファー」。彼らがシャッターを切る理由は? 写真で何を語ろうとしているのか?キャリアの原点から最新作までを深掘りし、それぞれの”視点”に迫る。未来の一枚をつくるヒントが、きっとここに。
大野隼男/クロカワリュート/杉田知洋江/Miss Bean/Leslie Zhang

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長山一樹流 違いを生むコマーシャル・ポートレイト
「 ハッセルブラッドで撮るポートレイト」

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