
世界のクリエイティブ第一線で活躍するアーティスト、ジュリアン・クリンスウィックス の個展『Solo Tumult』を、渋谷パルコ3Fに期間限定でオープンする MARC JACOBS EVENT SPACEにて開催する。
本展では、最新作《Solo Tumult》を展示。
コマーシャルの撮影でオアフ島にある世界有数のサーフスポット、ワイメア湾を訪れたクリンスウィックスは偶然、その年最大のビッグウェーブの到来を目撃し、夢中でシャッターを切り続けた。
自然と人間、静寂と動感、精神と身体。そうした相反する要素を捉えた《Solo Tumult》には、混沌のなかで調和を探そうとする人間の姿が寓話的に現れており、それは、めまぐるしい速度で回るコマーシャル空間における作家自身のステータスを示唆するものであると同時に、慌ただしい現代に暮らすわれわれの肖像でもある。



新作を世界初展示する他、初日11日の15時から展示に合わせて刊行される作品集(TANG DENG刊)のサイン会も開催する。
書名:Solo Tumult
著者:Julian Klincewicz
価格:5,800円(税抜)
発売:2023年12月1日予定(2023年11月11日〜26日渋谷パルコ3F MARC JACOBS EVENT SPACEにて先行販売)
仕様:ハードカバー(コットンキャンバス) / 21.0cm x 15.2cm / 100ページ / フルカラー
ISBN:978-4-908749-45-2
発行:TANG DENG 株式会社 〒151-0064 東京都渋谷区上原1-32-18-3F
問合先:石丸(TANG DENG)mail@tangdeng.tokyo
■プロフィール

Julian Klincewicz
ジュリアン・クリンスウィックス
1995年生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に活動する多分野にわたり活躍するアーティスト。
ビヨンセ、ジェイ・Z、カニエ・ウェスト、ヴァージル・アブロー、ルイ・ヴィトンなどの
世界的なトップ・ミュージシャンやラグジュアリー・ブランドとのコラボレーションを手がける。
個展「IRON MIKE / BGT: NACHTWAGEN」(2022年、ベルリン)、
グループ展「Coming Of Age」(2022年、ルイ・ヴィトン財団パリ)、
グループ展「UNPOPULAR」(2022年、パワーハウス美術館、シドニー)など、国内外の著名な美術館やアート財団で作品を発表。
ストリートとポピュラーカルチャーで最も影響力のある人物のリストで知られている “Hypebeast100(2022年)”とディズニーが選出する “Create 100(2023年)”にも選ばれている。
また、ビヨンセ監督のドキュメンタリー映画 “Homecoming” では編集を担当し、グラミー賞を受賞。
ジュリアン・クリンスウィックス個展「Solo Tumult」
■プレビュー・オープニング・レセプション: 2023年11月10日(金) 18:00-20:30
■サイン会日時:2023年11月11日(土) 15:00-17:00
■会期:2023年11月11日(土)~26日(日)
■会場:渋谷パルコ3F MARC JACOBS EVENT SPACE東京都渋谷区宇田川町15-1 ( 080-7313-5083 )

コマーシャル・フォト 2025年7月号
【特集】レタッチ表現の探求
写真を美しく仕上げるために欠かせない「レタッチ」。それはビジュアルを整えるだけでなく、一発撮りでは表現しきれないクリエイティブな可能性を引き出す工程でもある。本特集では、博報堂プロダクツ REMBRANDT、フォートンのレタッチャーがビジュアルの企画から参加し、フォトグラファーと共に「ビューティ」「ポートレイト」「スチルライフ」「シズル」の4テーマで作品を制作。撮影から仕上げまでの過程を詳しく紹介する。さらに後半では、フォトグラファーがレタッチを行なうために必要な基本的な考え方とテクニックを、VONS Picturesが実例を通して全18Pで丁寧に解説。レタッチの魅力と可能性を多角的に掘り下げる。
PART1
Beauty 石川清以子 × 亀井麻衣
Portrait 佐藤 翔 × 栗下直樹
Still Life 島村朋子 × 岡田美由紀
Sizzle 辻 徹也 × 羅 浚偉
PART2
フォトグラファーのための人物&プロダクトレタッチ完全実践
講師・解説:VONS Pictures (ヴォンズ・ピクチャーズ)
基礎1 フォトグラファーが知っておくべきレタッチの基本思想
基礎2 レタッチを始める前に必ず押さえておきたいポイント
人物レタッチ実践/プロダクトレタッチ実践
ほか