
広告などで活躍するフォトグラファー 興村憲彦が、父であり詩人の興村俊郎が数年にわたって綴った51篇の詩に合わせて、街のスナップを撮影し、構成した作品集「欠伸する午後」が4月1日に発売される。
前回のコラボレーション書籍「drive」から5年ぶりの新作となる。
ブローニーフィルムで撮影されたどこかノスタルジックなシーンの数々が、心に浮かぶ過去の記憶を独特の切り口で表現した詩に新しい視点を与える。言葉のリズムをどこにでもある郊外の街の陰影と重ね合わせたとき、読む人の心にそれぞれの大切な記憶と風景が広がっていく。
また、発売に合わせて展覧会も開催。4月3日から4月7日まで西蒲田HUNCHにて開催される。




作品集概要
限定500部 A4横仮フランス装(オープンバック)スピン2本 写真・詩51点
定価4,600円(税込5,060 円)
デザイン:泉美菜子(PINHOLE)
印刷:山田写真製版所
製本:望月製本所
出版:PINHOLE BOOKS
https://pinholebooks.stores.jp/
展覧会概要
会期:2025年4月3日(木)〜4月7日(月)
13:00〜19:00 ※4月5日(土)のみイベントのため15時まで
会場:HUNCH 東京都大田区西蒲田7-61-13
JR蒲田駅 徒歩5分 東急池上線蓮沼駅 徒歩7分
イベント(予約はすでに終了)
『片桐はいり 欠伸する午後の詩の会』
出演:片桐はいり(俳優)他
4月5日(土)16時開演(15時30分開場)
会場:HUNCH 東京都大田区西蒲田7-61-13
JR蒲田駅 徒歩5分 東急池上線蓮沼駅 徒歩7分

コマーシャル・フォト 2025年7月号
【特集】レタッチ表現の探求
写真を美しく仕上げるために欠かせない「レタッチ」。それはビジュアルを整えるだけでなく、一発撮りでは表現しきれないクリエイティブな可能性を引き出す工程でもある。本特集では、博報堂プロダクツ REMBRANDT、フォートンのレタッチャーがビジュアルの企画から参加し、フォトグラファーと共に「ビューティ」「ポートレイト」「スチルライフ」「シズル」の4テーマで作品を制作。撮影から仕上げまでの過程を詳しく紹介する。さらに後半では、フォトグラファーがレタッチを行なうために必要な基本的な考え方とテクニックを、VONS Picturesが実例を通して全18Pで丁寧に解説。レタッチの魅力と可能性を多角的に掘り下げる。
PART1
Beauty 石川清以子 × 亀井麻衣
Portrait 佐藤 翔 × 栗下直樹
Still Life 島村朋子 × 岡田美由紀
Sizzle 辻 徹也 × 羅 浚偉
PART2
フォトグラファーのための人物&プロダクトレタッチ完全実践
講師・解説:VONS Pictures (ヴォンズ・ピクチャーズ)
基礎1 フォトグラファーが知っておくべきレタッチの基本思想
基礎2 レタッチを始める前に必ず押さえておきたいポイント
人物レタッチ実践/プロダクトレタッチ実践
ほか