
「クリエイターキャンバス」は、ビジネス構造を可視化するフレームワーク「ビジネスモデルキャンバス」の手法に着想を得て生まれた、XICO(ヒーコ)との共同企画。クリエイターを俯瞰視点でみつめなおすことで、その人らしさを浮き彫りにする企画です。ヒーコのWebマガジンではインタビューを、本shuffleではクリエイターキャンバスの図と作品を紹介します。
活動 / アクティビティ – 主な仕事内容や理想のプロジェクト
専門性・特性 / スペシャリティ – 得意分野や他と異なるユニークな点
使命 / ミッション – クリエイターとして成し遂げたいこと
顧客 / クライアント – どのような人々にアウトプットを求められているか
接点 / チャネル – 仕事につながる情報発信の方法や出会いの場
自己投資 / インベストメント – 自身に投じる時間やリソース
幸福 / ハピネス – 仕事を通じて得たい幸福や目的
上記の7つの視点から、気鋭のクリエイターたちの活動や価値観を深掘りし、その独自性を浮かび上がらせることで、その人の魅力や使命を体系的に解き明かしていきます。第1回は、国内外のエディトリアルや広告、ブランドビジュアル、アーティストのジャケット写真等で活躍する、フォトグラファーの増田彩来さんのクリエイターキャンバスに迫っています。
CREATOR CANVAS


WORKS











増田彩来(ますだ・さら)
2001年9月12日生まれ。東京都出身。16歳から写真家として活動を開始。映像作家としても活動し、ミュージックビデオの監督やカメラマンを務めるなど、活動の幅を広げている。短編映画『カフネの祈り』が、SHORT SHORT FILM FESTIVAL&ASIA 2024 にて、ジャパンカテゴリー オーディエンスアワードを受賞。現在では、2024年現時点でInstagramのフォロワー16万人を突破。
ヒーコとは
企業のコミュニケーションをデザインし、クリエイティブで実装していく、コ・クリエイティブカンパニー。多角化する企業のマーケティングやブランディング活動を、プロデュースとディレクションを武器に支援。市場や媒体を横断しながら企業の付加価値を高めるための成果をお届けすることがヒーコの役割です。


コマーシャル・フォト 2025年7月号
【特集】レタッチ表現の探求
写真を美しく仕上げるために欠かせない「レタッチ」。それはビジュアルを整えるだけでなく、一発撮りでは表現しきれないクリエイティブな可能性を引き出す工程でもある。本特集では、博報堂プロダクツ REMBRANDT、フォートンのレタッチャーがビジュアルの企画から参加し、フォトグラファーと共に「ビューティ」「ポートレイト」「スチルライフ」「シズル」の4テーマで作品を制作。撮影から仕上げまでの過程を詳しく紹介する。さらに後半では、フォトグラファーがレタッチを行なうために必要な基本的な考え方とテクニックを、VONS Picturesが実例を通して全18Pで丁寧に解説。レタッチの魅力と可能性を多角的に掘り下げる。
PART1
Beauty 石川清以子 × 亀井麻衣
Portrait 佐藤 翔 × 栗下直樹
Still Life 島村朋子 × 岡田美由紀
Sizzle 辻 徹也 × 羅 浚偉
PART2
フォトグラファーのための人物&プロダクトレタッチ完全実践
講師・解説:VONS Pictures (ヴォンズ・ピクチャーズ)
基礎1 フォトグラファーが知っておくべきレタッチの基本思想
基礎2 レタッチを始める前に必ず押さえておきたいポイント
人物レタッチ実践/プロダクトレタッチ実践
ほか