Photoshop プラグイン ROBUSKEY 徹底研究

クロマキー合成プラグインの動画版が登場

クロマキー合成のプラグインソフト「ROBUSKEY(ロバスキー)」の動画版が発売される。Photoshopで実証済みの高精度な合成が、After Effectsでも可能になる。

クロマキー合成に定評のあるプラグインソフト「ROBUSKEY(ロバスキー)」が、Adobe Photoshopに続き、Adobe After Effects用プラグインとして動画にも対応、11月18日に発売される。

製品は「クロマキー合成プラグイン」と「ざっくりマスクプラグイン」からなる。「クロマキー合成プラグイン」は、画面のキーカラーをワンクリックするだけでキーイングはほぼ完了。人物の抜けに特化した独自のクロマキーアルゴリズムを採用し、髪など複雑で細かい部分や、透過素材もワンクリックで自然にマッティングされる。また、被写体と背景の境界にできる動画特有のエッジを背景になじませるパラメータを搭載し、より自然な合成結果を得ることができる。

簡単・高精度の「クロマキー合成プラグイン」

img_soft_robuskey02_01.jpg元となる人物の映像。グリーンバックとブルーバックに対応しているが、特にグリーンバック合成に最適化。 img_soft_robuskey02_02.jpg img_soft_robuskey02_03.jpg背景をワンクリックするだけで、ここまでの精度のマスクを生成。人物の髪や肌が的確に抽出されている。 img_soft_robuskey02_02.jpg
img_soft_robuskey02_04.jpg肌への映り込みや撮影時にできる背景のムラの除去、エッジの調整などはパラメータ操作により自然な仕上がりに。

また「ざっくりマスクプラグイン」は、大まかなマスクを自動生成後、マスクの内側に対してクロマキー処理を実行。逆にクロマキー処理を先に行う場合は、抜けなかった不要な部分をアルファチャンネルから除去。素材に応じ、クロマキーで抜けない部分のマスクを切る作業が大幅に軽減される。

クロマキー処理・マスク生成の煩雑な作業を簡素化し、編集時だけでなく撮影現場でもすぐに合成結果を確認。Photoshopでも実証済みの操作性と高精度な仕上がりで、番組やCM、PVなど映像制作に欠かせないツールとなりそうだ。

img_soft_robuskey02_05.jpg ROBUSKEY for Adobe After Effects

発売元:システム計画研究所
発売日:2009年11月18日
価格:39,900円(税込)
動作環境:原則としてAdobe After Effects CS4に準ずる
Adobe After Effects対応バージョン:CS3 / CS4
対応プラットフォーム:Windows / Macintosh

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