【CREATORS EDGE2024セミナーアーカイブ】「越境」をキーワードに考える映像制作者のこれから 専門家になるべきか、分業制を越境するか?

玄光社刊の雑誌「COMMERCIAL PHOTO」と「VIDEO SALON」主催により2024年9月4日に開催された、写真・映像クリエイターのための展示会イベント「CREATORS EDGE 2024」で実施したセミナーのアーカイブ動画を無料公開します。

※アーカイブ動画は予告なく非公開になる場合もございます。

VIDEO SALON セミナー【STAGE1】

「越境」をキーワードに考える映像制作者のこれから
専門家になるべきか、分業制を越境するか?

伊納達也(いのう・たつや)
ノンフィクション映像作家/映像エッセイスト 1988年愛知県生まれ。東映シーエムで制作進行として勤務後、ディレクターとしての活動を開始。2010年代前半には当時増え始めていたビデオグラファースタイルの映像制作者を集めたコミュニティの立ち上げや情報発信を行うようになり、2019年からは栃木県鹿沼市にスタジオを移転。「地域・家庭・会社などが絶対的なものではなくなっていく中、人々はどのように新しいコミュニティや生き方を作っていくのか」をテーマに作品制作を続けている。

高橋遼(たかはし・りょう)
Director/Cinematographer 1988年生まれ。2011年に独立、広告プロデューサー/プランナーとして最先端技術からアナログ技術を結ぶクリエイティブを提案。カンヌライオンズ・アドフェストなど多数の広告賞を受賞。もっと手ざわりのあるものを作りたいという思いから、ディレクター/シネマトグラファーに転身。CM,MVなどの商業映像を始めとし、シネマティックな世界観での映像表現を追求。海外のフィルムフェスティバルでの受賞など、映像作家としても活動している。
日本映画撮影監督協会(JSC) 正会員

セミナーのアジェンダ

このセミナーに登壇したのはノンフィクション映像作家の伊納達也氏と、ディレクター・シネマトグラファーの高橋 遼氏。現在のスタイルにたどりつくまで、さまざまな形で映像制作に関わってきたふたりがキャリアについて考えることとは?
従来のプロダクションによる制作に加え、個人や小規模での映像制作も普及してきた今、映像制作者たちの「これから」を一緒に考えるトークセッション。

伊納達也氏 撮影風景1
伊納達也氏 撮影風景2
高橋遼氏 撮影風景1
高橋遼氏 撮影風景2
※イベントは終了しております。来年9月にCREATORS EDGE2025を開催予定です。

コマーシャル・フォト 2024年10月号

■特集「令和の時代に、フィルムで写真を撮るということ。」
写真家・石田真澄がフィルムを使い、ハウススタジオやフェリー、海辺で自然体の齋藤飛鳥を11Pにわたって撮り下ろした。また、これまで石田が積み重ねてきた仕事の数々から一部を抜粋して紹介する。

また、中森 真、大野隼男、木村和平、竹中祥平、三部正博という5人のフォトグラファーがフィルムを使って撮影した仕事例、作品を紹介。フィルム撮影に関する考え、使用機材やよく利用する現像所などを伺った。

■連載「撮影を楽しむスペシャリストたち」
写真業界には数多くの撮影ジャンルがあり、それぞれの分野で活躍するスペシャリストたちがいる。この連載では、フォトグラファー中野敬久氏が毎回気になるスペシャリストにインタビューを行ない、その分野ならでは魅力や、撮影への向き合い方を聞くことで、“撮影を楽しむ”ためのヒントを探っていく。今回のゲストは新津保建秀氏。

■連載「GLAY CREATIVE COLLECTION 2024- VOL.03」
GLAY 30年間のクリエイティブを網羅した書籍「GLAY CREATIVE COLLECTION 1994-2024」が好評につき連載化!今回紹介するのは9月18日発売の「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 in BELLUNA DOME Blu-ray & DVD」のアートワーク。アートディレクターの吉野晋弥氏、フォトグラファーの岡田祐介・田辺佳子氏に取材した。