HP ワークステーション 実機レビュー

ノート型のワークステーション HP EliteBook 8760w Mobile Workstationをテストする

杉山宣嗣

HPワークステーションはフォトグラファーにとっても有用なのか。今回はノートタイプのHP EliteBook 8760w Mobile Workstationを、広告写真で活躍する杉山宣嗣さんに使ってもらった。

デスクトップを凌駕する最強最速モンスター・マシン

HPのワークステーションというと、ついデスクトップマシンを思い浮かべがちだが、実はノート型のモバイルワークステーションも存在する。ワークステーションというからには、通常のノートPCとはわけが違う。高速なCPUと大容量のメモリ、高性能なグラフィックプロセッサを搭載しているのだ。

今回実機に触れる機会を得たのは、この7月に発売されたばかりのフラッグシップモデル、HP EliteBook 8760w Mobile Workstation。製品構成はHPのオンラインストアでカスタマイズできるが、今回は最高スペックのものを借りることができた。CPUは世界最速の2.3GHzクアッドコアIntel Core i7-2820QM vProプロセッサ、搭載メモリはなんと16GB。グラフィックプロセッサは2GBのGDDR5専用ビデオメモリを備えたNVIDIA Quadro 4000M、液晶モニタは17.3インチワイドTFTカラーフルHD(1920×1080)DreamColorディスプレイを搭載している。そのスペックからだけでも、怪物ぶりがうかがえる。

何よりも僕が注目しているのは、ノートPCなのに16GBものメモリを搭載できるところだ。MacBook Proを含めて他のノートPCでは最大でも8GBなので、大きなアドバンテージと言えるだろう。HPのモバイルワークステーションでも、最新モデルの8760w(17インチ)と8560w(15インチ)でしか実現していない。

搭載しているOSはWindows 7 Professional 正規版(64bit)なので、64bit対応のアプリケーションであれば、大容量の16GBメモリとあいまって、デスクトップマシン並みのパワーを発揮するはずだ。Adobe Photoshopも、Adobe Photoshop Lightroomもすでに64bitに対応しているので、そのパフォーマンスには大いに期待できる。

僕自身は普段、MacBook Proを使って撮影から仕上げまでの仕事のほとんどをこなしている。ただしCore2 Duo搭載のモデルなので、最新のCore i7を搭載した8760wと直接的な比較をしても、数値的にはあまり参考にならないと思う。MacとWindowsのOSの違いに加えて、CPUの速度が違いすぎるからだ。Macとの数値比較よりも、2週間ほど実機をさわってみた上でのインプレッションが中心となることをお断りしておきたい。

Windowsのノートパソコンは、2003年頃から約3年くらい撮影用として使っていたことがある。当時、ノートタイプのMacというと、CPU的に非力なPowerBook G4しかなかったからだが、今回は久しぶりにWindows環境でいろいろな検証を行なってみた。

LEICA S2 + 8760wのテザー撮影では驚くべき連写性能

img_products_hp_sugiyama_01.jpg8760wとLEICA S2はUSB2.0で接続して、テザー撮影を行なった。

それでは早速、8760wがフォトグラファーの実際の仕事でどれだけ役に立つのかを具体的に検証することにしよう。まずテザー撮影(連結撮影)について見てみたい。

プロの撮影の現場では、カメラをパソコンとつないだテザー撮影が半ば常識となっている。特に広告写真の仕事をしていると必須である。僕の場合、ロケでもスタジオでも、ほとんどノートPCを使ってテザー撮影をしている。

つい数年前までは、カメラとパソコンをつなぐのはFireWire 400のケーブルだったので、FireWire 400ポートを標準で搭載しているMacBook Proは、プロのフォトグラファーにとっては非常に便利だった。ところが最近では、35mmタイプのデジタルカメラをはじめ、ハイエンドデジタルカメラでもUSB接続のものが多くなっている。その上、MacBook Proに搭載されているUSB2.0ポートはあまりスピードが速くないときている(USBを使うなら、Windows環境の方が早さ、安定度ともに勝っている)。この状況に戸惑っているフォトグラファーは少なくないと思う。

8760wにもFireWireポートが1つあるが、標準的なサイズではなく4ピンタイプの小さいポート。変換アダプタを使えばFireWire 400対応のカメラも接続できるが、USBポートのほうが充実している。USB3.0ポートが2つ、USB2.0ポートが2つ、さらにeSATAとUSB 2.0を切り換えて使うポートも1つあるのだ。それならば、いっそUSB接続のハイエンドデジタルカメラLEICA S2で、テザー撮影のテストをしようと考えた。

LEICA S2はキャノンやニコン等の35mmタイプと同様のバッファメモリを使用するタイプなので、バッファがいっぱいになると連写ができなくなる(といっても中判デジタルカメラのに、メモリカード使用時で5秒程度でバッファが解放されるのはさすがLEICAだが)。バッファタイプのカメラだと、このシャッターが切れない時間がイライラする。特にテザー撮影した場合、これが顕著になる。

ところが、8760w + LEICA S2のテザー撮影では、驚くことに連写がとまらないのだ。S2の連写性能は秒間1.5コマなので、バッファがいっぱいになるまでは1コマ0.75秒間隔で連写できる。その後もシャッターを押し続けてみると、やや遅くはなるが、だいたい1コマ1.0~1.3秒間隔で連写ができてしまった。一瞬シャッターを押す指を休めると、もとの1コマ0.75秒間隔に戻って連写ができてしまう。

LEICA S2はレンズ性能が優秀なので、時々仕事で使うこともあるが、正直、連写性能には不満を持っていた。しかし、今回の検証結果はその不満を解消してあまりあるものだった。Phase OneやLeafのデジタルバックに近い連写性能と言ってもいいと思う。

今回の撮影ではLEICAのキャプチャーソフトImage Shuttleを使用した。このImage Shuttleがアップデートしたのと、S2本体のファームウエアアップデートによりロスレス圧縮対応になったため速度が上昇したというが、この検証結果は8760wによるところが大きいだろう。MacBook ProのUSBも簡単に検証したが、ここまでの連写は行なえなかった。結論としては、USB接続のテザー撮影ではHPモバイルワークステーションはかなり有効だと思う。今後、USB3.0対応のデジタルカメラが登場すれば、さらなる速度向上に期待が持てる。

ただし、注意すべきことが1点ある。テザー撮影のワークフローをUSB中心に切り替えるには、カードリーダー等の周辺機器もUSB中心で揃える必要があるということだ。8760wではFireWire 800対応の周辺機器はつながらないし、FireWire 400のカードリーダーも、ポートの形状が違うのでアダプタが必要となる。8760wに搭載されている4ピンのFireWire 400ポートは電源の供給には対応していない。PCから電源を供給してもらうタイプの外付けハードディスクやカードリーダーは、FireWire 400では接続できないことを憶えておいた方がいい。

デスクトップマシン並みに速かったPhotoshopとLightroom

僕は現在、15インチと17インチのMacBook Proを所有しているが、テザー撮影から、Lightroomでの写真のセレクトやRAW現像、Photoshopでの仕上げまで、ほとんどの作業をこの2台のMacBook Proで行なっている。現在のようにハイスペックなノートパソコンが手軽に入手できる状況においては、よほど大きなデータでなければノートPCだけで充分仕事ができる。

同じように8760wでもLightroomとPhotoshopを使ってみた。冒頭で述べた通り、両方のソフトウェアとも64bit OSに対応しており、8760wの本体に16GBものメモリを搭載しているからだと思うが、普段使っているMacBook Proと比べると、明らかに快適だった。体感速度でいえば、16GBのメモリを搭載しているMac Proとほぼ変わらない感じである。これだけの速度をノートPCで実現できているという点はさすがである。

今回使用した8760wの内蔵ハードディスクは、500GBシリアルATAドライブ(7200rpm)を2台積んでいる。WindowsのノートPCではDVDドライブなどを外し、そのスペースを利用してハードディスクを2台積むことが可能な機種もあるが、この8760wは光学ドライブは搭載したままでハードディスクを2台搭載できるところがすごい。1台はOSをインストールしたシステム用ドライブ、もう1台はPhtoshopの仮想記憶ドライブとして割り当てられるのだ。Photoshopの速度がデスクトップ並みだったという背景としては、ハードディスクを2台搭載できるということも大きく作用しているに違いない。

なお、8760wの光学ドライブについて補足しておくと、HPのオンラインストアで注文する時に、CD-R、DVD-Rなどに対応したスーパーマルチドライブか、Blu-ray書き込みドライブかを選択できるようになっている。

img_products_hp_sugiyama_02.jpg8760wをナナオのモニターColorEdge CG245Wにつないでみた。スタジオではこの状態でテザー撮影を行ない、詳細を外部モニターで確認する。

モニタにも少し触れておこう。8760wの液晶モニタの表示性能は、ノートPCにしてはいい方だと思う。デフォルトでは青っぽい発色だが、センサーを使ってモニタキャリブレーションすればおおむね正しい色で表示された。解像度が1920×1080と高いこともあって、8760wだけでレタッチ作業を行なうこともできる。

外部モニタとしてナナオのColorEdgeをつないでみた。ColorEdgeでもモニタキャリブレーションを行なったが、以前使っていたWindows XPのノートに比べると、測定時間はかなり速くなったように思う。またWindows XPでデュアルモニタにした場合、どちらか1つのモニタしか正しい色で表示されなかった(モニタプロファイルを片方にしか適用できなかった)が、8760wのWindows 7環境では2つのモニタともカラーマネジメントされた状態で表示された。

NVIDIA社のグラフィックプロセッサQuadro 4000Mを搭載

CPUやメモリと並んでグラフィックプロセッサも、HPモバイルワークステーションの大きな特長である。8760wにはビデオメモリ2GBのNVIDIA Quadro 4000Mが搭載されている。3DCG制作やムービー編集では、ビデオメモリの容量が大きく、グラフィックプロセッサの性能が高いほどいいというのはよく耳にする話だ。HPモバイルワークステーションはその方面の人たちからの圧倒的な支持を受けているというが、スチールのフォトグラファーにとってはどのような恩恵があるのだろうか。

PhotoshopのCS4、CS5は、コンピュータのCPUの代わりにグラフィックプロセッサのGPUを使用して画面の描画速度を向上させることができる。Photoshopの環境設定の「パフォーマンス」の中に「GPU設定」という項目があり、「OpenGL描画を有効にする」のチェックボックスをオンにすると、この機能が有効になる。GPUによって強化される機能は以下の通りとなっている(ちなみにLightroomにはGPU対応機能はない)。

[Adobe Photoshop CS5におけるOpenGL/GPU機能]
スクラブズーム、 HUDカラーピッカー、 カラーサンプラーリング、 ブラシの動的なサイズ変更と硬さの調整、絵筆ブラシのプレビュー 、「三分割法」の切り抜き、 3D成形、 3Dオーバーレイ(グリッド、ガイド、ライトガイド、メッシュと質感のバウンディングボックスを含む)

[Adobe Photoshop CS5、CS4におけるOpenGL/GPU機能]
すべてのズームレベルにおけるスムース表示 、アニメーションズーム、ワンストップズームのトランジションアニメーション、画像のハンドトス、バーズアイビュー、カンバスの回転、非正方形ピクセル画像のスムース表示、ピクセルグリッド、カラーマッチを GPUに移動、GPU経由でのブラシ先端編集描画のフィードバック、3D GPU機能(3Dアクセラレーション、3D軸、3Dライトガイド、Direct To Screen 経由の強化された 3Dインタラクション、3Dグリッド 、ハイライトオーバーレイ経由の 3D選択)

[Adobe Bridge CS4 におけるGPU機能]
プレビューパネル 、フルスクリーンプレビュー、スライドショー、レビューモード

8760wで実際にOpenGL描画を有効にしてみたが、Photoshopのズーム、回転ビューツール、Bridgeのプレビューパネル、フルスクリーンプレビューなどの早さと滑らかさはさすがである。

EOS MOVIEの動画ファイルを快適に再生・編集できる

GPUによる描画速度向上は、Photoshop以外にも、同じアドビ製品のAdobe Premiere Proでも有効である。Premiere ProはMercury Playback Engineという映像再生エンジンを搭載していて、NVIDIAのQuadroシリーズと組み合わせることで、このエンジンが最大のパフォーマンスを発揮するという。

デジタル一眼ムービーに詳しい人ならご存知だと思うが、EOS MOVIEのH.264 QuickTimeムービーファイルをそのままムービー編集ソフトに読み込んで編集しようとすると、早送りやコマ送りなどの際に映像がカクついてしまう。またエフェクトをかけたり、複数のムービーをタイムラインで重ねたりすると、リアルタイムに再生することができないという。

ところが、Premiere Pro CS5.5とNVIDIA Quadroシリーズの組み合わせでは、EOS MOVIEファイルをそのまま読み込んでも、リアルタイムの編集ができる。実際に8760wにキヤノンEOS 7Dの動画ファイルを読み込んで、Premiere Pro CS5.5で簡単な編集をしてみたが、操作にもたつきがなく、エンコードもかなり速くできたように感じる。

EOS 7Dと8760wをUSBで接続して、動画のテザー撮影も行なってみた。カメラの操作は全てパソコンのEOS Utilityのソフトウェアから行なったのだが、あまりスペックが高くないパソコンではEOS Utilityがよく落ちてしまうことがある。8760wはそういう問題が全くなく、さくさくと操作することができた。

僕自身はまだ仕事でデジタル一眼ムービーを撮ったことはないのだが、今後はそうも言っておられず、ムービーについてそろそろ勉強しないと…と思い始めている。それは、多くのフォトグラファーにとっても同様だろう。今回の8760wとPremiere Pro CS5.5の環境は、正直、快適だと思う。これから動画を始めようと考えているフォトグラファーにとっては、魅力的な組み合わせではないだろうか。

フォトグラファーのファーストPCはノートパソコン

img_products_hp_sugiyama_03.jpgどこでもセレクト、レタッチ。ノートであればいつでもどこでも作業ができる。デジタルになって、フォトグラファーの仕事量が増えたので、撮影以外の時間を有効活用している。薄暗いパソコン部屋でなく、オープンエアでの作業だと気分も良い。(写真はシェアしているスタジオのテラスにて)

これからプロのフォトグラファーになろうとしている人や学生から、どんな機材を買えばいいか相談を受けることがあるが、そういう時には、デジタルカメラはもちろんだが、まず最初にノートPCを買うことを勧めている(その次に買うべきなのは、正確な色を表示できるキャリブレーションモニタである)。フォトグラファーにとって一番必要なのは撮影現場で使えるパソコン。そういう意味で、現在おすすめなのはデスクトップよりもノートパソコンである。

僕もノートPCだけで仕事をするようになる前は、撮影現場にデスクトップのMacやiMacを持ち込んでいたこともあるが、デスクトップマシンをあちこち移動させることによって故障が多くなったり寿命が短くなってしまった経験もある。その点、ノートPCは持ち運ぶことを前提に設計されているので、そういう心配をしなくてよい。

同じノートPCをいつも使うことのメリットとしては、どんな時でも同じ環境で作業できるという意味もある。撮影現場ではノート、事務所に帰ってからはデスクトップという使い分けをしていると、撮影現場でのドタバタでつい操作ミスをしてしまうこともあるし、マシンに突然の不具合が起きた場合なども早期発見することができない。

冒頭でも述べた通り、僕はかつてWindowsのノートパソコンを使っていたことがある。2006年にIntel Macが登場する以前は、ノートパソコンでテザー撮影をしようとすると、Windowsの方が圧倒的に速かったからだ。フォトグラファーの中にはMacしか使わないという人が多いと思うが、僕自身はさほどこだわりは強くない。スピードが速くて、仕事に使えるかどうかの方が重要だからだ。

今回久しぶりにWindowsのノートパソコンを使ってみて、以前とは別の意味でWindowsマシンの速さに感心した。USBでのテザー撮影は想像以上に速かったし、PhotoshopとLightroomはデスクトップ並みの使い勝手だし、おまけにEOS MOVIEの編集も快適に行なえる。HPのモバイルワークステーションであれば、フォトグラファーの仕事用マシンとして選択肢に入ると思う。

ただし、今回僕が使用したマシンはHPの中でも最高のスペックだ。いつでも、どこでもデスクトップ並みの性能が必要な人にとっては導入する価値があると思うが、価格もそれ相応になってしまう。8760wはまだ発売されたばかりなので、カスタマイズできる幅がそれほど広くない。もう少し時間が経てば、目的に応じたオプションが選べるようになるかもしれない。今後フォトグラファーにとって使いやすく、価格も安いモバイルワークステーションが選べるようになってほしいと思う。

img_products_hp_sugiyama_04.jpg筆者の杉山宣嗣氏。スタジオにて、大きく出力した作品の前で。
NOBUTSUGU SUGIYAMA HOMEPAGE http://www.nsp-jp.com


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革命的なNDIVIA Fermiアーキテクチャを組み込んだNVIDIA® Quadro® 4000Mグラフィックスは、336のCUDA 並列プロセッサコアと2GBのGDDR5ビデオメモリを搭載。3D CGや映像制作に取り組むデジタルコンテンツクリエータから、設計や解析エンジニアまで、Quadroモバイルプロセッシングユニット(GPU)は、プロを対象とした信頼性の高い3Dグラフィックソリューション。
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